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ノロ猛威

2016-12-23 11:06:54 | 日記

<ノロ猛威>人で流行し海へ カキに蓄積か

 宮城県内の海域で生食用カキからノロウイルスが検出され、県漁協が出荷を休止した問題で、県内で流行している人のノロウイルスが影響したとみられることが21日、分かった。県漁協は検査対象の県内11海域のうち、石巻市の雄勝湾を除く10海域でノロウイルスの陽性反応を確認した。

【都道府県別で見る】感染性胃腸炎の1医療機関当たりの患者数

 県水産業基盤整備課によると、感染者の嘔吐(おうと)物などに含まれるウイルスは一般的に下水処理を施しても完全に除去できず、一部が海に流出してカキに蓄積された可能性が高いという。

 県内では11月からノロウイルスなどによる感染性胃腸炎が流行。県疾病・感染症対策室によると、5~11日の1医療機関当たりの患者は41.44人で、全国平均の19.45人を大きく上回った。2006年と10年にも流行したが、今年は過去と比べてかなり多いという。

 県は手洗いの徹底や、感染者が嘔吐した場所を塩素系漂白剤で消毒するなどして感染拡大を防ぐよう呼び掛けている。

 県漁協は11海域で毎週検査を実施。19日の検査で雄勝湾を除く10海域で陽性反応があり、県漁協を通じて流通させる20日と22~25日の出荷分を休止した。26日の検査結果を踏まえて今後の対応を検討する。

ノロウイルスが各地で猛威、細菌とウイルス、どう違う?

異なる大きさ・増殖方法

 ノロウイルスが各地で猛威を振るっている。10~11月には、病原性大腸菌O(オー)157が原因の集団食中毒が発生した。ウイルスと細菌は、どのような違いがあるのか。

 「細菌は生き物だが、ウイルスは生き物ではない。この点が最も大きな違い」と東京大学教授の畠山昌則さん(微生物学)は話す。

 生き物は食べ物を摂取しエネルギーを作り、自力で子孫を残す能力が最低限必要。細菌は一つの細胞が個体として生きる単細胞生物で、分裂して子孫を残すことができる。

 一方ウイルスは、自分の体を作る「設計図」(全遺伝情報=ゲノム)がたんぱく質の殻に包まれているだけの構造で、自力で増えることはできない。他の生物の細胞を乗っ取り「工場」として利用し、自分の複製(クローン)を大量に作り出す。「企業に例えると、生産工場を持つのが細菌、設計部門しかないのがウイルスです」

 大きさにも差がある。例えば大腸菌は長さが1ミリ・メートルの約1000分の3だが、インフルエンザウイルスは1ミリ・メートルの1万分の1しかない。

 病気を引き起こす仕組みも異なる。細菌は毒素で細胞を死なせ、ウイルスは細胞に侵入して破壊する。

 約1万種ある細菌のうち、肺炎球菌やピロリ菌などは人体に害を及ぼす病原細菌だ。病原性大腸菌O157なら「ベロ毒素」が大腸や毛細血管の細胞に入り込み、細胞を死に追いやる。その結果、腸管出血を引き起こし、症状が進めば死に至る場合も。病原細菌による病気には、抗生物質や合成抗菌薬などが有効だ。

 数千万種以上確認されているウイルスも、病気を起こす数百種が知られている。侵入(感染)した細胞の中で自らのクローンを大量に作り、細胞を破壊し次の細胞に侵入、増え続ける。破壊された細胞が一定数以上になると、感染部位に応じて症状を引き起こす。インフルエンザにかかるとせきなどの症状が出るのは、喉の細胞がウイルス感染するためだ。

 ウイルスには抗生物質が効かず、予防ワクチンや治療薬が開発されていないものも多い。畠山さんは「流行期や感染経路を知り、手洗いの励行など予防策を取ることが肝心。デング熱など蚊が媒介するウイルスもあるので気をつけてほしい」と助言する。

■季節で違う 食中毒の原因

 下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状は細菌もウイルスも引き起こすが、「夏は細菌、冬はウイルスが原因であることが多い」と東京家政大学客員教授の藤井建夫さん(食品衛生学)は話す。細菌は生物なので夏に活動が活発になるが、ウイルスは乾燥した冬を好むためだ。

 冬に激増するノロウイルスによる感染性胃腸炎の予防には、原因食品になりやすい二枚貝を生で食べるのを避け、中心部まで十分に加熱することを心がけたい。また食品を介さなくても、患者の嘔吐物や便に触ったり、それらが乾燥した微細な粒子(エアロゾル)が口に入ったりして、感染するケースも増えている。

 

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北日本で大荒れの天気

2016-12-23 10:58:22 | 日記

冬の寒さ戻る 北日本で大荒れの天気

23日午前3時の天気図と雲の様子。
 

きょうも風が強く、北日本を中心に大荒れの天気になりそうです。また、あすにかけて冬の寒さが戻ってくるでしょう。

 日本海の低気圧が発達しながら北海道付近へ進みます。北日本や北陸を中心に暴風が吹き、北海道では太平洋側も含め広い範囲で雪になりそうです。あすの朝にかけて、北海道の多い所では60センチの大雪が予想されています。電線への着雪や猛ふぶきによる交通障害にお気をつけください。

 きのうから風向きが変わり、きょうは全国的に北~西寄りの風が強く吹きます。太平洋側では、日差しが戻りますが、日本海側は冷たい雨や雪が続くでしょう。本州の雪が多く積もっている所では、雪解けによる土砂災害に注意が必要です。

<あすにかけて予想される最大瞬間風速>
北海道        35メートル
東北、北陸、関東甲信 30メートル

<あすにかけて予想される波の高さ>
北海道、東北     7メートル
北陸         6メートル
関東甲信       5メートル

 日中の気温は、西日本や北陸できのうより大幅に低くなりそうです。金沢(石川県)や松江(島根県)では、きのうに比べて13℃も低く急激に寒くなるでしょう。東京では、日中は暖かく19℃まで上がりますが、夕方以降は冷え込み、あすには冬の寒さが戻る見込みです。

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缶入りおしるこ 

2016-12-23 10:53:54 | 日記

「和スイーツ」に引き 缶入りおしるこ 復調へ 新たな顧客獲得に工夫

 寒さの本格化に伴い、缶入りおしるこ市場に追い風が吹いている。ロングセラー商品ながら、缶コーヒーの後じんを拝してきたが、元祖・和スイーツとして再評価の動きも出ている。各社とも原料や缶の形状、販路に工夫を凝らし、新たな顧客層の獲得に力を入れる。

 缶入りおしるこは冬場の季節商材として自販機やコンビニエンスストアなどの加温機で販売する。富士経済によると、固定客を下支えに年間販売額はここ5年間、20億円台で推移。暖冬の年は販売が苦戦する傾向がある。

 今シーズンは全国的に寒気が入りやすく、平年並みの冬が見込めることから、飲料各社も売り込みに拍車を掛ける。伊藤園は「大納言しるこ」を柱商品に据える。「北海道産大納言小豆を100%使い、上品な甘味を引き出した」と同社は特徴を話す。今年から飲み口に近い部分をへこませた独自形状の缶を採用、粒入り飲料の宿命である「粒が缶に残る」弊害を減らした。ダイドードリンコも今年、「金のおしるこ」に小粒の小豆を導入し、粒が飲み切れるよう知恵を絞った。

 井村屋は、北海道十勝産の小豆に赤穂の天塩を合わせた「つぶ入りおしるこ」を販売。「国産原料と小豆の風味、濃厚でこくのある味わいにこだわった」と自信をのぞかせる。

 一方、小豆の主産地・北海道では今年、大豆への作付け転換や台風被害も重なって、収量は平年より2割ほど減った。ホクレンは「昨年まで大豊作が続き、保存も効くため、現時点で供給に不安はない」(雑穀課)とみている。

 販路も消費層を見極めた多様化が進む。高速道路のサービスエリア売店(伊藤園)、東海圏のゴルフ場で周年販売(井村屋)など、需要開拓に躍起だ。電子レンジで餅と一緒にマグカップ調理(ポッカサッポロフード&ビバレッジ)といった家庭でひと手間掛けたメニューも提案し、受験シーズンも視野に普及を呼び掛ける。

 人気の浮揚には、和食ブームと缶コーヒーの販売低迷が背景にある。缶入りおしるこ製造の草分けである遠藤製餡は「コンビニがレジ前コーヒーに参入したことで、缶コーヒーが打撃を受けている」と分析。コンビニとの差別化から、スーパーなど他の業態で甘酒、おしるこなど「和スイーツ」への引き合いが強まっているという。

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