宮崎県は19日、同県川南町の養鶏場で複数の鶏が死んでいるのが見つかり、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。

 県は同日夕、対策本部会議を開いた。県は遺伝子検査で毒性の強い高病原性かどうかなどを調べている。九州の養鶏場で簡易検査による陽性反応が出たのは今季初めて。

 県によると、この養鶏場は約12万2000羽を飼育。19日午後0時45分頃、養鶏場の関係者が「死んだ鶏が増えている」と宮崎家畜保健衛生所に連絡し、簡易検査で陽性反応を示した。

 県は遺伝子検査が終了するまで養鶏場の鶏を隔離し、半径10キロ圏内の147農場に鶏や卵の移動自粛を要請した。遺伝子検査の結果判明は20日午前4時頃の見込み

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