12〜17日は「酷暑」つづく!気象庁が高温情報
本州付近に張り出す太平洋高気圧の影響で、12日から17日ごろにかけて、東日本と西日本では最高気温が35℃を上回る酷暑になると気象庁が発表した。熱中症への警戒とともに、被災地でのボランティア活動にも注意を呼びかけている。
日本のはるか東から本州付近に張り出している太平洋高気圧が、西日本付近で強まる影響で、東日本では12日から16日ごろにかけて、西日本では12日から17日ごろまで、各地で青空となり、最高気温が35℃を超える真夏日が続く見込みだ。
豪雨による被害で避難所で生活している被災者にとっては、気温が上昇するなかで家の片付けなどの作業を行っているため、熱中症の危険が高くなる。
たとえ室内にいて、のどの渇きを感じていなくても、こまめな水分や塩分補給に努めて、めまいや立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返りや頭痛、吐き気、だるさなどを感じたら、できるだけ風通しの良い日陰に移動し、首周りや脇の下、足の付け根などを冷やしてほしい。
重症になると、返事ができなくなったり、意識がなくなったり、体がけいれんするなどの症状が出るため、周囲の人とお互いにいたわりあいながら、熱中症対策をしていただきたい。