台風が去ったとたんに熱帯低気圧 まもなく11号になって先島諸島へ
気象庁によると、台風10号は沖縄から遠ざかって、東シナ海を進んでいるが、台湾とフィリピンの間のバシー海峡では、熱帯低気圧が発達を続けており、24時間以内に台風に発達して、先島諸島に接近する見通しだ。
22日午前6時現在、バシー海峡で発達中の熱帯低気圧は、時速20キロで東北東に向けて進んでいる。中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。
熱帯低気圧の中心は、きょう午後には沖縄の南の海上に到達したのち、台風となる見込みで、あす朝には石垣島に接近するものと予想される。
このため先島諸島では、東の風が次第に強くなり、沿岸の海域では、うねりを伴って次第にしける見込みで、23日には非常に強い風が吹いて海は大しけになるおそれがあるとして、気象庁が警戒を呼びかけている。早い