昨年秋、保育園最後の運動会。
年長さんは演目、競技が多い。
鼓笛隊、跳び箱、ダンス、フラフープ、親子競技に玉入れ、かけっこにリレー、、、
そして、カラーガード。
今も強く印象に残っている。
私たちの前を凛々しく行進していく彼女は
とても真剣な表情をしていた。
フラッグのスティックを常に色帽子のつばにつけて真っ直ぐに持っている。よく見ると最初から斜めに持っている子や、フラフラ動いている子もいる。でも彼女は一貫してその姿勢だ。
彼女は先頭を任されていて、動きを変える掛け声は「イチ!」
大きな声を出していた。
何とも真面目で一生懸命な姿だった。
終わりまで彼女の姿勢は変わらなかった。
彼女は先生が教えてくれることに忠実である。
夏祭りでは盆踊りで半円を描きながら上げた指先に顔を向け、その指先は綺麗に伸びていた。
発表会のフラメンコも同様だった。
意識をしていなければああはならない。
教えてもらったことを忠実に行う。
それはとても美しい姿で、型のようなもの。
それを行う彼女が健気で可愛らしく、、、
誇らしい。
この子とご縁いただき様々な初めての感情に揺さぶられながら、キュンキュンしている。
かっか こと cocchiy