ここは、いつもの公園です。
しばらく前の撮影になりますが、
こちらは成鳥のコムクドリのオス。
口の中は黒いですね。
公園はオスが多いわけではありませんが、
オスだけ見られる日が多いです。
メスは抱卵中または子育て中かもしれませんね。
別の日の散歩中に、
低いチチチ、チチチという声がしたので、
上を見上げて見ると、やはり巣立とうとしている雛が!
邪魔しないように、かなり遠くから離れて撮りました。
大きくトリミングしています。
(すでに何日も経ってますから、
今はもう巣立ったと思います。)
同じ木の枝には3羽もカラスたちが待ち構えていました。
きっと親はカラスを見ていて、
巣立ちの合図を出さなかったんでしょう。
実はこの木、以前も書きましたが、
数年前はムクドリの巣だったんです。
てっきり毎年ムクドリが利用する穴かと思いましたが、
コムクドリも利用していたんです。
さて、こちらはコムクドリのメス。
(先ほどの雛の母鳥かどうかはわかりません。)
公園の芝生を歩いて、虫を見つけています。
ママさんならば、餌探しで大忙しですね。
***
公園の一目に付きにくいエリアにも、
たまに小鳥が来る事があります。
この日はシジュウカラが数羽いました。
オス
暗くて目が見えませんね。
メス
そして、かわいい低めの声がしました。
いました、雛ちゃんです。
かわいいですね。胸のネクタイも薄めです。
この子を誘導していたのは、お父さんでした。
シジュウカラのお父さんは、巣立つまでせっせと
餌を運んできて与え、フンを巣から運び出します。
雛は食べた瞬間に排泄するんですよ。
雛も親が排泄物を取りやすくするために、
お尻を上に向けます。
お父さんは抱卵中のメスのご飯も運びますよ。スゴイですね。
巣立つまで数分ごとに餌を運ぶ両親たち。
大変な作業です。
母さんだけでなく、イクメン父さんもすばらしいですね。
父さんに導かれて、枝から枝へ。
餌採りや敵から身を守ることなど、
教えてあげているのでしょうね。
こんな父さんがいてくれて、母さんも心強いですね。
ここから、以前撮りためたシジュウカラを。
確か森の中にいたと思います。オスです。5/25撮影
こちらは公園のメスです。5/26撮影
同じ個体だったか忘れました。5/26撮影
シジュウカラはいつ会っても嬉しい小鳥です。
珍しくはありませんが、表情が豊かで、
かわいらしくて大好きです。
動画で巣立ちまでの様子を見た事があって、
ますます生態を知って感動しました。
公園はクローバーのいい香りがしています。
いい香りのもう一つの源はノイバラです。
甘ーいバラの香りがすばらしいです。
ノイバラは、園芸種のバラの土台となります。
トゲのある種、ない種もあります。
公園はまもなくアジサイや花菖蒲へと変わろうとしています。
今週も良い1週間でありますように!