ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

今年も絵本の朗読を

2022-10-31 06:07:22 | 教会

鳥や風景の写真が尽きてしまったので、

今日は絵本を紹介しますね。

 

ロシアの文豪トルストイ原作の「くつやのまるちん」(至光社)です。

トルストイというと思い出すのは「戦争と平和」

「アンナ・カレーニナ」「復活」などが有名ですが、

絵本として出ているというのは意外ですよね。

 

これをこどものクリスマス会とクリスマス礼拝の中で

朗読しようかなと考えています。

もちろん、このままだと少し伝わりにくい部分もあるので、

言葉を肉付けした台本を作り、添える音楽も選びます。

 

「くつやのまるちん」は、どんな物語かというと、

(簡単に説明)

 

マルチンは貧しい靴屋。奥さんと子供にも死なれ孤独でした。

いつも聖書を読むのが日課のマルチン。ある日、夢の中で、

イエス様がマルチンに会いに来るという声を聞きました。

朝になり、マルチンの家の外に一人の老人が雪かきをしていて、

とても疲れ果てていたので、マルチンは家に招いて、

お茶をごちそうし、老人の体と心をあたためてあげました。

その後、家の外を凍えながら歩く婦人を見ます。

その婦人は乳飲み子を抱えていました。

薄着で、お乳を与えることもできないほど衰弱していました。

マルチンは、その婦人を家に入れ、自分の服を差し出し、

休んで行くように促しました。

婦人が帰った後、今度は少年と老婆が現れました。

少年は老婆の物を盗んだというのです。老婆は怒りまくっていました。

マルチンは仲裁に入り、少年にもう盗んではならないと諭し、

老婆には赦すことを促しました。

老婆も少年も仲直りし、赦すことの喜びを味わって帰りました。

 

マルチンは一日を振り返って、

イエス様には会えなかったとがっかりしました。

そして、夜に聖書を読みました。

するとイエス様の声がしたように思いました。

聖書にはこう書かれていました。

「私は弱い人、貧しい人、孤独な人の中にいるのです。」

(聖書の言葉を意訳しています。)

 

 

 

クリスマス会では、キリスト生誕の意味などを

盛り込もうと思っています。

 

 

いかがだったでしょうか?

絵本作家によって表現は多少異なりますし、

原作はもっと大人向けに書かれていると思います。

クリスマスにはもってこいの心温まる作品ですよ。

 

***

 

今日は月曜日、畑デイです。

サツマイモを掘ってしまおうかと思います。

試し掘りした1本を焼き芋にしたら、

意外に甘くて美味しかったんです。

サツマイモがあまり甘くならないという

土地柄?のようで、品種によりますが、

ベニアズマはどうかな?と思っていました。

期待して掘りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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2 コメント

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Unknown (ロメオ)
2022-10-31 10:22:36
おはようございます。
トルストイにこんな挿絵の可愛い絵本があるのですか。
トルストイのアンナ・カレーニナ、ドストエフスキーの罪と罰、などロシアの文豪の著作は、
書名とあらすじだけは知っていますが敷居が高すぎて読んだことがありません。
この絵本なら、肩ひじ張らずに読めて内容を吟味できそうですね。
今日はハロウィンですが、教会は早くもクリスマスに向けて動き始めているのですね。
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ロメオさんへ (ここあ)
2022-10-31 17:55:12
ロメオさん、こんばんは。
いつもコメントをありがとうございます。
この絵本の他に、他社からも絵本が出版されているようですね。今回はこの絵本を使いましたが、
別の絵本も見てみたいと思いました。この物語がとても好きで、若い頃に出会って忘れずにいました。
トルストイとかドストエフスキーというと、何か重すぎて、とっつきにくい気がしますよね。
私もキリスト教の下地があったから触れたようなもので、そうでなければ、なかなか。。。
こういう絵本があるととてもありがたいですね。

今日はハロウィンですね。韓国で悲惨な事故がありましたね。
キリスト教会では、ハロウィンの日と宗教改革の日が何故か同じというので(たまたまなんですけどね。)、
宗教改革記念日として捉えていて、ハロウィンは全く何もしないですね。
11月になるとクリスマスの準備に入る教会が多くなります。私も師走になる前から、なんとなくそわそわしていますよ。笑
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