ある日の午後の公園の雑木林で、
いくつかのオオウバユリの実の殻が光っているのを見つけました。
暗い上に、そこだけ逆光が当たっていて、
とても幻想的に見えたのです。
セロファンのような薄い膜で仕切られたオオウバユリの殻の中。
中にはもう１粒の種もありません。
（オオウバユリの種は、１枚の薄い膜の中に入っており、
その１枚１枚が飛んで散らされます。）
殻の間には繊毛のような細い糸がくっついており、
とてもユニークな作りをしています。
逆光に透かしてみると、殻の繊維模様が浮かび上がり、
繊細な感じがわかりますね。
この実はドライフラワーとして用いたりします。
私はこれに綿を入れたりして飾ることもあります。
種が落ちたとしても、そんなにたくさんの芽が出ません。
野山で時々見かけることはありますが、
それを見ると、よくここに根付いてくれたね、と
いつも心の中で感動しています。
オオウバユリの新葉
雨露にぬれて一層フレッシュに見えますね。
ウバユリもオオウバユリも暗い所で育ちます。
公園内の雑木林でたくさん見られるのは嬉しい事です。
親子です
こんな苔むす石がある雑木林です。
今年も７月頃にはオオウバユリの花が一面に咲きます。
昨年は機を逃して撮影はできませんでしたが、
今年の夏こそ是非また撮影したいと思います。
＊＊＊
昨日のイースターは朝から雨と風で荒れていました。
せっかく開花し始めたソメイヨシノも、
寒くなったので、咲くスピードは少し遅くなったかも。
例年ならば弘前公園の外堀の桜が先に満開になりますが、
今年は内も外も同時に開花、ほぼ同時に満開と言われています。
今年の春は何もかも例外で、慌ててしまいますよね。
今日はお休みの日なので、弘前公園の桜でも見ようかな。
祭りは２２日からですが、１５日が準祭り体制で開催されます。
たぶん今週中に満開になるかもしれませんね。（気温次第）
もうすでにお花見客がかなり来られているらしいですよ。
いつもコメントをありがとうございます。
たまたま雑木林を通ったら、オオウバユリの所だけ光って見えたので、引き寄せられるように行きました。
今までこんなオオウバユリを見たことがなかったので、ラッキーな光景に出会えた感じなんですよ。
オオウバユリもウバユリも、それ自体が面白いので、四季を通じて良い被写体です。
昨日弘前公園に行ってきましたが、意外と人出は多くなかったです。
やはりお祭りが始まってから来る方が多いのでしょうね。露店の準備が進んでいました。
桜祭りの準備中で、大型作業車も何台かいて、気をつけないと危なかったです。
作業員にしてみれば、観光客は邪魔に思ったかもしれませんね。
こんなに早い開花だから、今年はいろいろ大変ですね。
逆光で透過光になると独特の雰囲気が出て美しいですよね。
時には順光で撮るより魅力的に写ったりしますよね。
今回のお写真も素敵です。
また「額に入れて教会に飾っては？」とおせっかいを言いたくなりました。
弘前公園の桜祭り、多くの人で賑わうのでしょうね。
明石公園もJRの駅前ということもあり、大賑わいだったようです。
私は公園に向かう道に数キロ先から数珠つなぎになっている車を見て、花見に行くのをやめました(笑)
実際、広い園内が花見客でごった返していたそうです。
この週末、ほぼ散ってしまった桜を見ながら、空いた公園をカメラを持って散策してきました。