先週の事ですが、1月なのに10℃以上になった日に、
いつもの公園に探鳥がてら入ってみました。
ここの公園は除雪などしてくれませんので、
散歩したい人が自主的に長靴で足型を付けて道作りします。
ある方はかんじきを履いて、ストックを使って歩いて、
それが結果的に道になってくれています。
私は数日前にできたと思われる足型を
更に歩きやすいように広げました。
これがまた結構な運動量になりますよ。
雑木林に自生しているオオウバユリの枯れ木が
出迎えてくれているかのように立っています。
まだ1月初旬なのに、もう杉の花が茶色くなっていました。
今年のスギ花粉はどのくらいでしょうか。
小川の水が随分増えていました。
2年ほど前には、ここで水浴びしているキレンジャクの群れを
見たことを思い出しましたが、今年はまだ見ていません。
すずかけ(プラタナス)の実がぷらん、ぷらん。
こちらはマユミの残された実です。
こんな小さな実も小鳥の餌になります。
雑木林の中では、コゲラとシジュウカラの声がしましたが、
見つけることはできませんでした。
近くの枝に止まっていたのはノスリでした。
静かに何かを見ているようでしたが。。。
ハシブトガラスが食事中だったんです。
猛禽類かフクロウのような茶系の、それなりの大きさの鳥。
翌日はこの羽1枚だけ残されていました。
以下の写真はモノクロに加工しましたが、
カラスが鳥を食べているシーンなので、
苦手な方はここまでにして下さいね。
(それほどグロテスクではありませんが)
明日も真冬の公園です。
身近な小鳥たちに出会いましたよ。
モノクロ写真に進む方はどうぞ下へ
↓
もうすでに羽と足の骨のみになっていたので、
もしかすると何かに食べられた後で
おこぼれに与ったのかもしれません。
カラスが多かったのは、このせいだったのかもしれませんが、
この子1羽だけが食べていて、他のカラスは食べませんでした。
自然界は厳しいですが、これが生態系維持の為には
必要不可欠な事として受けとめています。
次の日も公園に入りましたが、
死骸は跡形も無くなっていました。
青森で10℃といえば、かなり暖かいですよね。
こちらでも年明けに8℃くらいの日が続いていました。
白い雪の上に出来る影は、青みを帯びて綺麗ですよね。
何とも言えないあの色、久々に思い出しました。
神戸ではこんなに積もることはありません。
カラスやノスリも積もった雪に負けず、食べ物を上手に探して生き抜いていますね。
いつもコメントをありがとうございます。
先週は春のような天気で、これを逃すと当分公園には入れないと思い、意を決して入りましたが、
考える事は他の人も同じで、結構道が出来ていました。
こんなに公園に入りたい人がいるんだから、除雪してくれたらいいのに、と思いますが、
市の予算がなかったり、生活道路の除雪で手が回らないのかも知れませんね。
公園は市民の運動の場でもありますよね。実際、この公園の名前には運動という言葉も付いています。
真冬で雪のある地域で、鳥たちが餌を探すのは大変な事ですね。木の実や虫も少ない、小動物も見つからない、死活問題です。
でも、そんな大変さなのに雪国に留まる野鳥たちは、よほどそこを気に入ってくれているのかと思うと、
改めて愛情が湧いてきます。出逢いに感謝しかないですね。