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アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

あと5日になりました

2013年08月27日 | 作品展のこと
現在開催中の『和紙と旅する風景』も、今日を含めてあと5日となりました。

会場は金山駅すぐANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋の2F
カフェレストラン「オーキッドガーデン」内ペストリーブティック。
時間は10:00~21:30。最終日31日(土)は19:00までです。     

今日はランチタイムをオーキッドガーデンで過ごす予定。
もし、お知り合いの方で観に来てくださる予定がありましたら、
見かけたら遠慮なく声をかけてくださいね


毎回、作品展が決まると、いつもそれに向けて、そのことばかりを考えて、
何をどう作ろう、どう展示しよう、どんな案内をしよう、キャプションは
どうしよう・・・など考えます。

私は素材となる紙から作るので、何が作りたいか浮かんでから、その紙をどう
作ろうって考えて、それを、どう展示しようって考えてからでないと動けません。
そこには小さな落とし穴がいっぱいあって「どう作ろう」ということよりも
「どう展示しよう」ということを考えないと、作品はできたけど、展示するのが
困難という場合も多々あります。そうなると、作り直したり。

展示会場では、壁にピンを打てないとか、吊るせないとか、テープもだめ、
置く場所が狭い、位置が高すぎる低すぎるとか、暗い、明るすぎるなど、
意外とスムーズに進まないことが本当に多いのです

 ちなみに、現在の展示の会場は上記の条件がほとんどすべて該当していて
 意外と簡単にはいきませんでした。

だから、私はいつも、展示する空間が決まったら、どう展示しようか、どう
その空間を埋めていこうかと考えながら作品を作ります。できるだけ、その
場所をトータル的にイメージして、ちぐはぐにならないように考えます。
いつも制限のある中で作っているという感じです。

たいていは時間ぎりぎりまで試行錯誤しながらじっくり検討して、そして
その中でひらめきを感じたりして、これ!と思うものがイメージできたら
一気に仕上げていくというパターンが多いです。

さあ、次は何を作ろう。

今のところ、次の作品展は具体的に決まっていないので、今から作るものは
制限に縛られるのではなく、本当に作りたいもの。それこそ、全く自由なようで、
でも作家の真価が問われるような緊張感があります。
コメント
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