「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

小学生リトミック。

2008年06月09日 | ある日のレッスン風景
 土曜日は小学生リトミックの講座でした。
2回目の今回は、音の長さ(音価)について前回の内容をさらにふくらましてみました。
伸ばす音を視覚で捉える、イメージしやすくなればいいな、と思います。
だって、いつもみんな音符の長さがあいまいだったり、足りなかったり、いろいろなんだもの。。。

それにしても、どんなことにせよ、音楽ですから耳を使わないといけないのです。
「聴く」ということの大切さ、本当に、改めて思います。

音を間違えないで弾く=上手、なのではないということ。

どこまで伝えてあげられるのでしょうか??
それを考えると、緊張するなぁ。。

でも、「聴く子は育つ」とある雑誌にもありました。
聴く耳を育てることで感性を豊かにするということ。
きっと皆さんの人生をより鮮やかに彩ることでしょう。。

今回は、前回に比べて、歩き方もばねを使ってのびのびと歩けるようになってきました。
ちゃんと、効果があるみたい!!

しなやかなみんなの吸収力に、驚いてます。





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自由に弾く。

2008年06月04日 | ある日のレッスン風景
 国府ひろこさんのジャズピアノの番組「趣味悠々」が終わってしまった。。
夜10時半~という時間帯は、どう考えても集中して見られないので、いつも翌週の
お昼の再放送を楽しみに見ていました。

 国府さんのお人柄が前から好きだったのと、とてもわかりやすい解説だったので
何人かの生徒さんに「見てね」と勧めていたのだけど、見たかな?

 私は、大学の卒演で「弾きたい作曲家は?」と先生に聞かれて
「ガーシュインです。」と速攻答えて、これまた速攻、却下された身です(笑)。
あのときの、先生のちょっと引いた‥というか、困った、表情はいまだに忘れられない。。
結局、私は、まったく別の近現代の作曲家の曲を数曲選んで、弾いた記憶があるのだけど、やっぱりジャジーなものは、畑が違うということなんですかね。。

 それにとらわれたくなくて、生徒さんたちにはいろんなジャンルを弾いてもらっているけれど、個性っておもしろいものです。
 ジャズだと、とたんにそれぞれの性格「丸出し」になるものね。

 間違えたとしても、自分では失敗だと思ったとしても、それは「あり」でポーカーフェイスで先に行く、というセンスがそもそも大好きなのですが。。
 
アドリブっておもしろい! 
いやぁ、楽しい番組でした。
あぁ、そういえば、中学生のYさん、今年もジャズフェスティバルに出ますので、
みなさん、見に行ってくださいね♪


 



 
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難しい年頃。。

2008年05月07日 | ある日のレッスン風景
 日曜に、おけいこに行った際に、中学生のバレーちゃんのお母様がふと
「子育てって難しいものですねぇ。」と言ったので、ん??と思いつつ、
「ほんとですねぇ。三女が1歳半で、まだ手がかかるけど、実はこのくらいが、
一番かわいくて楽なのかなぁと思ったりしますよね~。」なんて相槌を打ったら、「ほんと、ほんとにそうですよ~。」ととても感慨深そうにうなづいたので、何かあったのかな?といろいろとお話を聞いたりした。

私は、まだお年頃の女の子のママではないし、えらそうなことも知ったかぶりも
するつもりはないけれど、難しいその時期におけいこにくる子は、いつだって数人いたので、なんとなく、あぁ、そういう時期だ、そうなんだ‥と今では客観的にその時期を受け止められるようになった。

 将来が漠然としていて、自分の明日を考えなくちゃいけないことは百も承知。
そんなことはわかってるよ。
でも、具体的にどうしたらいいのか、どうしたいのか考えたくない、というような。

大人と子どもの中間。中途半端。
気持ちは揺れて、親にも反抗したくなる子もいるだろう。
何かを変えたくなったり、友達同士のことでもいろいろ悩んだり。

 それで、おけいこは一旦中断されることもある。
以前は、話を聞くためにおけいこしてるわけではない、と思ったこともあるけれど
、何人か思春期の子と接してきて、素直になんでも話してくれるなら、それをじっくり聞いてつきあってあげる時期があっても、いっか、といつからか思うようになった。

 結果、おけいこは思うように進まないけれど、数年で、もしくは数ヶ月でぐーんとピアノの音色まで変わるくらい大人になってしまうんだから‥と。

 ピアノの講師であることの何よりのいいところは、長く一人の子についてあげられる、そう、成長過程が見られるということ。

 断片的でなく、その子の全体像を見られるから、どんなことがあってもこちらもゆったりとかまえられる。
寄り道してる時期があっても、結果として、さよならするときに「先生、本当にありがとうございました。」と言ってもらって締めくくられるなら、時には相談役に徹する時期があってもいいのかな、と思うのです。

 そして、回り道が終わる頃、「そろそろ次に行こうよ」とタイミング良く声をかけられるように、私は集中して、その時期を見守る。

 だって、そんな時期だけど、おけいこに来てくれるということは、音楽よりも考えたいいろんなことがあって、今は弾く気分じゃないけどでもやっぱり、やめたくない、そういうこと、だよね?

 

 
 



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進学おめでとうございます。。

2008年04月10日 | ある日のレッスン風景
 新1年生が、中高生も含め4名いるのだけど、みんな顔つきがこの1週間で、ぐんっ、と変わった気がしてます。

お教室では、幼稚園までは、おけいこ始める前のごあいさつは、カデンツでお辞儀をしますが、
小学生になると「お願いします」「ありがとうございました」と頭を下げて言ってもらうようにしていて、昨日も「先生、ごあいさつするんだよね!」と言いながらきりりと決めていました♪

3年生の男の子は、言い足りなかったらしく「来週もよろしくお願いします」と深々と頭を下げていて、こちらも「そりゃどうも」と頭をさげる始末(笑)。

ひとつ上に「上がる」というのは、意識が変わるんだなぁ、と思ったり。

さて、わが子も1年生、毎朝きゃーきゃー言いながら、なんとか通っております。
最初の日から教科書をすっかり忘れて、すっからかんのランドセルを背負っていった彼女。。。あー、これは親である私のミスですが(笑)。。

そしたら、昨日夜、同じクラスのお友達からメールが‥。
「きのうの自己紹介で、まるちゃん(わが娘)は、好きな人はだれですか?と聞かれて、えどはるみです、と答えてたらしいよ~、さすがです。」と。

‥‥のけぞった私です。
聞くと
「そうだよ~、他のお友達は、特にいない、とかパパとママって答えてたの。」
‥‥そうだよ、フツー。
「みんな笑ってたよ~♪」
それって、笑われてたんだよ。。。

のっけから、先生の印象悪くしてない??ない?!


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最後のおけいこ。

2008年03月20日 | ある日のレッスン風景
 春らしいお天気が続いてます。
今日は雨だけれど、こういう三寒四温のお天気は3月の特徴ですよね。
あと少ししたら桜も楽しみです。
でも、この時期はお別れの季節でもあり、なんとなくさみしいムードも漂っているような。。

昨日は、大人の生徒さん、nikoさんとのさよならでした。
nikoさんと初めてお会いしたのは、1年前。
とてもゆったりとお話しするnikoさん。
「人見知りするんです..」とおっしゃっていたけれど、私達はすっかり意気投合して、毎週おけいこがいつの間にかおしゃべりでとても長かった、ということもよくありました。

「小さい頃から憧れてたんですよ、ピアノ弾けるようになること」ということで、バイエルからコツコツと練習を始めたのですが、
1年経って、それも後半の90番台まで、たどり着きました。

がんばり屋のnikoさんなのです。

そして、去年の暮れに「そろそろ実家の高知に戻ろうと思って‥」と、春にお別れになることを教えてくれました。
それを聞いたときはさみしかったけれど、nikoさんと東京のイメージがあまりにかけ離れていたので、私はどこかで予感していたような気もします。

いつか、カフェを開きたい、とおっしゃってたnikoさん、
「緑いっぱいの自然の中でオープンするカフェ、いいねぇ。」
nikoさんのイメージから、そのようすがすっかり想像できてしまって、そこにピアノがあって、手作りのお菓子で、なんてすてきだね♪と盛り上がってました。

そしたら、お正月明けにお腹に「あかちゃん」がいることが判明!!
この嬉しいニュースに、私達家族も大喜び!
赤ちゃんに聞かせてあげられる、シューベルトの子守唄を弾けるようになって、昨日は最後のおけいこでした。

どんな曲もゆったりとした「スローバラード」になってしまうnikoさん(笑)。
でも、鳴らす音は堂々としていて、実は芯の強い方なのかな、と最初お会いしたとき思いましたが、本当に、着実に夢に近づいていこうと毎日努力してる、堅実な方でした。

nikoさんのかもし出すムードそのままの「癒し」のカフェ、
いつか、遊びにいけたらいいなぁと思います。
そこには、小さな男の子か女の子もいるんだね!

どうか、元気なあかちゃんが産まれますように‥。



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遠足とおけいこ

2008年03月13日 | ある日のレッスン風景
 あーちゃん、1歳にして、今日、初遠足。
お弁当は、「ロール状にしたサンドイッチ」と決まっていたので、チーズのとチョコスプレッドをはさんだもの。
あーちゃん、一人でお弁当開けて食べられるのかな‥とか、その光景を思って
笑っちゃいますが、とにかくお天気が良くてよかった!

そして、このお弁当箱は、私が幼稚園時代に使っていたもの。
2?年ぶりに復活です。まさか三女のときに活躍できるときが来るとは。。

さて、話は変わって。。

今週は、発表会明けのおけいこです。
みんな、なんだかやる気になっていて、すごい!
「次の発表会で弾きたいんだ!」と譜面を持ってきてくれたり、
練習もはりきってしてくれたようで、びっくりしました。

みんなの「力」になったんだなぁ。
ホールが昔気質のホールで、準備が大変だったんだけど、やってよかった!

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合格

2008年02月26日 | ある日のレッスン風景
 「合格しました。無事に合格できてほっとしてます。ありがとうございました」とのメール。

音大を受験したグレースちゃん。
思えば、なんて長い道のりだったことか…。
とりあえず、私もほっ。

5年生のときにピアノを習いにきたグレースさんは、すでに音楽大好き、そして、バレエ大好きな女の子でした。
中学生から声楽を習い始めて、そこから大きな夢に向かって歩き出した彼女。
とりあえず、音大合格は、その夢の第一歩、になります。

まだまだ、これから、なのよね?グレースちゃん。

土曜のコンサートは、私と一緒に演奏する最後の機会になるでしょう。

先週、2年半ぶりに聞いたグレースさんの歌声は、いつのまにか大人の声に変わっていて、いろんな人に支えてもらって、こんなに歌えるようになったんだなぁ…と
しみじみ思ってしまいました。
長いこと、真剣勝負でがんばってきた証。

グレースさん、本当に合格おめでとう!



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録音

2008年02月25日 | ある日のレッスン風景
「音」を録っています。発表会まで、あと数日。。
にわかに、みんながそわそわしてきているなぁ、と思って、最後にぱっと集中してもらう場面をおけいこの中で作ったのです。

発表会は、ここ数年3月の下旬に行っていたので、3週間も早い今年は、先週くらいから、そうだ!もうすぐなんだ…とようやくみんなの音が立ち上がってきたというか。。
(青りんごちゃんなんて、もう体が3/21だと言って、いうことをきかないんだ、、なんて言っていた…)

う~ん、いつにも増してのんびりムード。。

で、先週末から録音して、自分の音を聴いてもらっています。
…そしてたいてい、みんな、うなだれる。。。

さっき私も聞いていたんだけど、「先生、譜面は??」とか
「え?もう弾くの??ねぇいいの??」とか
録音されてるそういうコメントがおかしくって
笑ってしまいます。

昨日は、ベルのリハーサルで、ベルメンバーには、一人ずつ弾いてもらいました。
その時の、緊張感とか、やんちゃな子もちゃんとおいすに座って順番を待ってる姿が妙でかわいくって、もうそれだけで充分!なんて気持ちになってしまった。

一生懸命にならなきゃいけない場面って、人生にどれくらいあるんだろ?

大人になると、そういう人前で緊張する場面って避けようと思えば避けられるわけで、でも、子どもの頃のそういう場面って、きっと大事だよなぁ、とか思ったりして。。

こっちにも伝わるくらいのドキドキ感。
でも、みんないい顔してます。

ゴールまであと少し。
それぞれがちゃあんと力を発揮できるといいな。





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続けるってこと。

2008年02月13日 | ある日のレッスン風景
中3のKちゃん。
月に2回、レッスン室までおうちから2駅ぶんを自転車に乗ってやってくる。
6歳のときからのおつきあい。

ピアノが、すごい好き!…というわけではないと思う。
現に、本人曰くピアノを習っている理由として、
「え?ピアノ弾けるの?なんて言われたいじゃない?」とのこと。

きっと、クラスメイトのみんなが、どんどんリタイアしていく中で、
貴重な存在なんじゃない?
「うん。今、ピアノ続けてる人達は、すっっごく上手なの。。」
「すっごく」を強調するあたり、周りのみんなはプロを目指したり、音大志望だったりするのでしょう。。

そんなKちゃん。
曲決めが毎回とても大変。
まず、弾けそう…という気持ちにさせなくちゃいけないし、有名なもの以外でもこんないい曲があるのよ~と言わんばかりにたくさんの曲を私が一通り弾かなくてはならない、のです。

で、それをじっと聴いてるのよね?Kちゃん。

「Kちゃんとのレッスンでは、私は軽く指ならししてる感じだわよ。」とつい言ってしまう(笑)。
そうだ!
「ねぇねぇ、お友達はどんなの弾いてるのかためしに聞いてみれば?」と提案。
でも、レベルが違うから…と消極的な彼女。

そうかな?続けてるってことがスゴイことなんだよ?
どんどん忙しくなる中で、このへんまででいいか、とあきらめないで続けてるなんて、ほんと、えらいよね。レベルなんて関係ないって。
自信を持ってほしいんだけどなぁ。

さぁ、来週までにお友達にも聞いたりして曲を決めてきてね~と今日のレッスンはおしまい。

そのあと、あーちゃんのお迎えに車で向かう途中、Kちゃんが自転車でさーっと通り過ぎていきました。
私は窓越しに「気をつけてね~」っと声をかけて。。

すっごく寒い中、びゅんびゅん飛ばして帰っていきました。えらいえらい。




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ふつふつと。。

2008年02月07日 | ある日のレッスン風景
2月に入って。。

みんな、ふつふつとやる気をみなぎらせてます。。

普段なら注意されても素通りしてしまうようなところでも、立ち止まって考えてるようす…。その状況をこっそり見てると、ほんと、目の色とか、表情が違うからなぁ~。

この時期は、発表会の曲のみ!といきたいところだけど、そうは問屋が卸しません。
発表会のためにおけいこをしてるわけでは、ないのです。

地道なハノンや譜読みのツェルニーなど、技術を確実にものにするべく、課題はふだんと同じに出してます。

そうすると、うちのお姉ちゃんのように、週の半ばで突然「できない~もうやだ!」と発狂したりしてますが、おけいこはそういうものなのです。
つらいこともやるんです。そうやって、ママも弾けるようになったんです。

…とは本人には言わないけど、教える側としてはそれが思うところです。

お勉強との両立は、それは大変よ。
でも、大人になったらもっと忙しくなるんだよ。
上手に時間を使えるようになってちょうだい。
と思います。

私は、今でも、時間を上手に使うのは、へたですが…(笑)。

でも、この時期のレッスンは、先生とみんな同じ方向を目指して新たな発見もあったり、できるようになった!と喜んだり
みんなぐんぐん上達していくので、本当におもしろい、のです。



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