「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

我が家のおけいこ

2009年04月14日 | ある日のレッスン風景
お姉ちゃんがピアノを始めたきっかけは、なんだったろう?
思い出そうとしても、いつも記憶があいまい。

まるちゃんは、覚えている。
お姉ちゃんがきれいなドレスを着て、発表会に出ると決まったとき、
ぜったいにまるちゃんも!!と半ば無理やりに出たのが始まりです。

それから、今まで。
常に2歳下のまるちゃんが、全速力でおねえちゃんに追いつこうとする。

かたや、お姉ちゃんはピアノが大好きとも言えず、なんとなく練習もめんどくさいと感じているらしい。

私が先生でいる以上、続けなくては仕方ない、と思っているかのようにだらだらと続けてきた。
それを感じていた私は・・・そろそろ、限界かな?と思うようになった。

3人も娘がいて、みんなが同じようにピアノが弾ける必要はないし、
三人三様でいい、と思っている。本当に。

ところが、先日のおさらい会で、「間違えずに弾きとおせたこと」は、
お姉ちゃんの小さな自信となったようだ。

演奏を聴いていてくださった私の先生が、「丁寧に弾けていてよかったわ」と言ってくださり、
かつ「私のところでおけいこをしてみない?」と誘ってくださった。

それで、とことこと電車に乗り、バスに乗り、まるちゃんと2人で通うことになった。
最初は膨大な量の宿題と、先生の迫り来るようなパワーに押され気味。。

先生は「教え子が先生になって、その上、その娘さん達を教えられるなんて、
とても先生冥利に尽きるのよ~」と言って下さり、とても有難い話なんです。
特にまるちゃんは、打たれ強い精神力もあって、はりきってやっている。

お姉ちゃんのほうは‥。
やってもやっても終わらない難しい宿題に泣いてばかり。
ついにはパパから
「先生のためにやっているのか?」と言われてしまいました。

でも、それでもピアノに向かおうとしてるお姉ちゃんだし。

そこで私も提案。
小学生の間は続けること。ママはあまり口をはさみません。
わからないこと、できないことは、先生にきちんと言うこと。
教わったことはメモすること。
おさらい会で弾けた、という自信を忘れないこと。

たった1回でもいい、完全燃焼、してみたら、違う景色が見えてくるはず。

小さな積み重ねは、大きな力になるはず。

それで、私が実際に使っていた楽譜を持たせておけいこに。
たくさんの直しが書かれている譜面をみて、
「ママ、こんなに間違えて、こんなにやり直しさせられて、よく先生になれたよね。」なんていいながら。

本当は、おさらい会で最後にしようと思っていたけれど、
今、決断してしまうことはないかもしれないな、、、と思い直す。

おけいこを続けさせることは、親にも根気がいるのです。








コメント
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