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おねえちゃん、本番まで1週間切りました。
どうにかソロpartを勝ち取った「take the A trein」は、アドリブもすべて本人任せ。
中学生が粋なフレーズを考えられるはずもなく(笑)ジャズのピアノソロ名演集を取り出して、
それをテナーサックス風に大幅アレンジし、足したり引いたり、切ったり貼ったり…
の連日大騒ぎでした。
ピアノの本番は、緊張しないくせに、サックスだと緊張するらしいから、
そこは、親としても初めて見る娘のビビる姿に「?なんで緊張してるの?」とびっくりさせられたり。
それから、私とまるちゃんは大騒ぎする割には、大した練習もせず本番に臨むという
一番いけないタイプなのに対し、おねえちゃんはとにかくコツコツ派…。
(練習の仕方を聞いてるともしかしたらすごい効率悪そうな気もしないでもないけど)
あの重たい楽器を家に持って帰ってきては、やたらと長時間、吹いている。
自分で決めてちゃんと頑張る、ということが昔から割と得意なのは知っていたけど
今回は、テスト前でも容赦ない厳しい練習にすら、文句言わずに頑張っていた。
過去の演奏スタイルをくりかえし見て研究し、
YouTubeでかっこいいソロ演奏を探してはまねをする。
そんな毎日です。
…だもんだから、面談の時に、熟でも学校でも、
「音楽よりも今は勉強が大事でしょ?」とおっしゃる先生達に対して
「ちょっと待った!勉強も大事だけど、娘にとっては音楽も大事なんです、あしからず。」
とついつい言ってしまった私。
(大人げない…、そこはこらえて「はいそうですね」って言ってりゃいいのにねー・・)
そして、「ほれほれ、先生を見返してやんないと!勉強も音楽も!」とついつい娘に対して熱く語るのでした。
割とクール(で熱い)なおねえちゃんは、「はいはい」と周りの大人の言うことにもどこ吹く風、
あまりそういうことに右往左往しないマイペースさで忙しさを乗り切っております。
そんなわけで、我が家ではあーちゃんまでもが2フレーズくらい、スイングしながら軽くJazzyに歌えるように
なってしまった今年の夏です♪