次女まるちゃんは、よくいえばピュア、悪く言えば傍若無人、
自由奔放な性格は、考え付かないことをしでかし、
親である私たちは、そのたびに頭を抱え、人様に詫びたり
この6年間、いろいろとありました。。。
キッチンのおたまかかえて、公園の川の中でじゃぶじゃぶしてみたり(これ、つい最近)
家の中の綿棒の先についてる綿をぜーんぶ取ってみたり、
タオルかけにぶらさがり、破壊してみたり
うちの床にでかでかと女の子の絵を描いたりしたこともある。
ピアノのお稽古中は「眠くなったから(先生の前で)寝ちゃった」ことは度々あり、
学校でも1年生の時に、「いつの間にか校庭にいた。授業中だったから教室からみんなが呼んでいた。」と
びっくり仰天ニュースを聞かされたことも。
数々のエピソードをここでも披露しましたが。単学級で6年間、ここでは言えないようなことも数知れず…。
そして、お勉強、大嫌い。
やりたくないことはとことん「逃げる」まるちゃん。
4年生の時は保育園に通うあーちゃんを見て
「保育園っていいなー」「漢字テストなくってさー」と本気で言っていた。
今となっては、6年生のまるちゃんと1年生のあーちゃん、肩を並べる間柄。
外見は大きくなったが、たまにすごく幼いところがある。
誰みたい?そうだ、「リボンの騎士」に出てくる、いたずら天使のチンクだ!!
えーんえーん、地上に降ろされちゃったよー、羽がないから飛べないよう。
そんなチンク(注:まるちゃん)をいつも見守ってくださったのは、担任の先生たち、
お稽古ごとの先生たちだ。
毎年先生には恵まれて、どんな辛い目にあっても先生のお力添えでくぐり抜けてきた。
で、中学。
このままおねえちゃんと同じ地元の中学に進ませていいものだろうか。。
同じお友達とまた一緒。
3年後には、高校受験がやってくる。
内申でいい点とれるとも思えない。
下手すりゃ「高校行かない」と言い出しかねない。(言ってました。。受験中)
でも、私にはないものを持っていて、ハートマークや絵文字を使った作文を書いて、
これはまずいだろーと思ってたら、その作文が区の作文コンクールで入選したり
(もちろん赤がたくさん入りましたが)
「自転車載るならヘルメットかぶろー」というポスター応募に、はりきってせっせと描いて
ぎょっとするような不気味な絵を完成させたのち、「怖い」と思っていたら
なんだか公の場に飾られてたり、・・・・・・私にはちょっと、いや、まったくわからない。
だから、可能性はあるんだよなー。きらりと光る何かを持っている。
環境を変えてあげたら何か変わるかもしれない。
そんなわけで、まるちゃんの進路。
一昨年あたりから、常にひっかかっていた懸案事項だったわけです。
持論。 その子に合ういい先生にめぐりあえたら、子どもは伸びる。
うーん。うーん。とうなっていたら、去年、おねえちゃんの用事でいった高校説明会で、出会ってしまいました。
ある校長先生に。
おねえちゃんだったらここの学校は行かないだろう。でも、まるちゃんなら…!!!
とまさに、運命の出会いだったわけですが、・・・心配なことが。
今さら受験勉強、するだろうか・・"(-""-)"
やっと重い腰をあげたのが、11月。
うそでしょー?ここから間に合うのかなー。
半信半疑。
しかも、相当の勉強嫌いと来てる。
まぁいいか。やるだけやって、ダメもとで。
そんなわけで、私、自分はずっと公立で来たので、まったくやり方も知らないまま
チンク(注:まるちゃん)受験することと相成りました。
大人になった生徒さんに勉強を教えてもらったり(最後まで叱咤激励、本当に感謝でした~)
とにかく学校に通って、校長先生に名前を覚えてもらい(笑)
いきなり予備校に通ってみたり(でもやっぱり逃げ出しそうになったのでした)
3回受けた首都圏模試は、それはそれは散々な成績で、史上まれにみるすっごい点をはじきだし
(ホント、びっくりした。)親子ともども試行錯誤。
で、受験当日。思いもよらず緊張していたまるちゃんは、
1回目、2回目の試験、と見事に大破。ひゃー。
でも、発表見ても「番号なかったよー。」と明るかったので、そんなものかと思っていた。
「明日も受けに行くのやだー」とぶーぶー。
親の心、子知らず?
3回目の受験。疲れ切ってるまるちゃんを連れて行くのも、どうなのよ?私。
しかも、同じところに3度も。・・・なんだか受かる気がしない。
あれだけ勉強嫌いだというんだから、仕方ないのかな。。
でも、合うと思ったんだけどな。
環境を変えてあげることが大事だって、確かに思ったのにな。
それすらも、親のエゴかも。
悲しかった。自分だったら、自分のことなら、自分が頑張ればいいわけだが、
何せ、受験するのは子どもですから。
そういう状況を、仕事柄いっぱい見てきた。こんなに歯がゆいものなんだよなーって。
でも、発表までは気持ちを切り替えなくちゃと考えて。
そしたら、その午後の発表で。
自分でみつけました、やっと。自分の番号を!!
「あったよ~」って跳びはねて喜んでるまるちゃんを見て、
なんだ、やっぱり合格したかったんだー(T_T)。
家族でひとしきり喜んで、受験票をよく見たら、昨日は書いてなかった文字が。
すごく小さく書いてあった。合格の文字。
3回目の試験が始まる前に自分で書いたと。。
「よし!」と覚悟を決めたまるちゃんの絵が思わず浮かんだ。。。
2年生の時に算数のテスト中、さんすうきらいと小さく書いて消したらしい、
答案用紙を見て、その消したあとがまるちゃんらしくて、家族で笑った、その時と同じ文字で。
ほんと、コツコツやって向上心持って受験してっていう当たり前のことすらできないまるちゃんを見て、
うちの子は一体…と落ち込んだり、3人の中で一番ハラハラさせられる。
いつも崖っぷち、土壇場で難所を切り抜けるんだよね、この人は。
いやー、そんなわけで、無事に「春」を迎えました。
仕事ばかりで全然役立たずのおっかさんで、反省しきり、だけど、
この受験票、大切な私のお守りにします!
(おそらく当分チンク(注:まるちゃん)なので、やきもきすることは続くでしょうが、
これを見て元気を出そうっと。という意味で 笑)
チンク、まだ好きなようにやっていいんだよーと自由が許されていた日々の一枚。
自由奔放な性格は、考え付かないことをしでかし、
親である私たちは、そのたびに頭を抱え、人様に詫びたり
この6年間、いろいろとありました。。。
キッチンのおたまかかえて、公園の川の中でじゃぶじゃぶしてみたり(これ、つい最近)
家の中の綿棒の先についてる綿をぜーんぶ取ってみたり、
タオルかけにぶらさがり、破壊してみたり
うちの床にでかでかと女の子の絵を描いたりしたこともある。
ピアノのお稽古中は「眠くなったから(先生の前で)寝ちゃった」ことは度々あり、
学校でも1年生の時に、「いつの間にか校庭にいた。授業中だったから教室からみんなが呼んでいた。」と
びっくり仰天ニュースを聞かされたことも。
数々のエピソードをここでも披露しましたが。単学級で6年間、ここでは言えないようなことも数知れず…。
そして、お勉強、大嫌い。
やりたくないことはとことん「逃げる」まるちゃん。
4年生の時は保育園に通うあーちゃんを見て
「保育園っていいなー」「漢字テストなくってさー」と本気で言っていた。
今となっては、6年生のまるちゃんと1年生のあーちゃん、肩を並べる間柄。
外見は大きくなったが、たまにすごく幼いところがある。
誰みたい?そうだ、「リボンの騎士」に出てくる、いたずら天使のチンクだ!!
えーんえーん、地上に降ろされちゃったよー、羽がないから飛べないよう。
そんなチンク(注:まるちゃん)をいつも見守ってくださったのは、担任の先生たち、
お稽古ごとの先生たちだ。
毎年先生には恵まれて、どんな辛い目にあっても先生のお力添えでくぐり抜けてきた。
で、中学。
このままおねえちゃんと同じ地元の中学に進ませていいものだろうか。。
同じお友達とまた一緒。
3年後には、高校受験がやってくる。
内申でいい点とれるとも思えない。
下手すりゃ「高校行かない」と言い出しかねない。(言ってました。。受験中)
でも、私にはないものを持っていて、ハートマークや絵文字を使った作文を書いて、
これはまずいだろーと思ってたら、その作文が区の作文コンクールで入選したり
(もちろん赤がたくさん入りましたが)
「自転車載るならヘルメットかぶろー」というポスター応募に、はりきってせっせと描いて
ぎょっとするような不気味な絵を完成させたのち、「怖い」と思っていたら
なんだか公の場に飾られてたり、・・・・・・私にはちょっと、いや、まったくわからない。
だから、可能性はあるんだよなー。きらりと光る何かを持っている。
環境を変えてあげたら何か変わるかもしれない。
そんなわけで、まるちゃんの進路。
一昨年あたりから、常にひっかかっていた懸案事項だったわけです。
持論。 その子に合ういい先生にめぐりあえたら、子どもは伸びる。
うーん。うーん。とうなっていたら、去年、おねえちゃんの用事でいった高校説明会で、出会ってしまいました。
ある校長先生に。
おねえちゃんだったらここの学校は行かないだろう。でも、まるちゃんなら…!!!
とまさに、運命の出会いだったわけですが、・・・心配なことが。
今さら受験勉強、するだろうか・・"(-""-)"
やっと重い腰をあげたのが、11月。
うそでしょー?ここから間に合うのかなー。
半信半疑。
しかも、相当の勉強嫌いと来てる。
まぁいいか。やるだけやって、ダメもとで。
そんなわけで、私、自分はずっと公立で来たので、まったくやり方も知らないまま
チンク(注:まるちゃん)受験することと相成りました。
大人になった生徒さんに勉強を教えてもらったり(最後まで叱咤激励、本当に感謝でした~)
とにかく学校に通って、校長先生に名前を覚えてもらい(笑)
いきなり予備校に通ってみたり(でもやっぱり逃げ出しそうになったのでした)
3回受けた首都圏模試は、それはそれは散々な成績で、史上まれにみるすっごい点をはじきだし
(ホント、びっくりした。)親子ともども試行錯誤。
で、受験当日。思いもよらず緊張していたまるちゃんは、
1回目、2回目の試験、と見事に大破。ひゃー。
でも、発表見ても「番号なかったよー。」と明るかったので、そんなものかと思っていた。
「明日も受けに行くのやだー」とぶーぶー。
親の心、子知らず?
3回目の受験。疲れ切ってるまるちゃんを連れて行くのも、どうなのよ?私。
しかも、同じところに3度も。・・・なんだか受かる気がしない。
あれだけ勉強嫌いだというんだから、仕方ないのかな。。
でも、合うと思ったんだけどな。
環境を変えてあげることが大事だって、確かに思ったのにな。
それすらも、親のエゴかも。
悲しかった。自分だったら、自分のことなら、自分が頑張ればいいわけだが、
何せ、受験するのは子どもですから。
そういう状況を、仕事柄いっぱい見てきた。こんなに歯がゆいものなんだよなーって。
でも、発表までは気持ちを切り替えなくちゃと考えて。
そしたら、その午後の発表で。
自分でみつけました、やっと。自分の番号を!!
「あったよ~」って跳びはねて喜んでるまるちゃんを見て、
なんだ、やっぱり合格したかったんだー(T_T)。
家族でひとしきり喜んで、受験票をよく見たら、昨日は書いてなかった文字が。
すごく小さく書いてあった。合格の文字。
3回目の試験が始まる前に自分で書いたと。。
「よし!」と覚悟を決めたまるちゃんの絵が思わず浮かんだ。。。
2年生の時に算数のテスト中、さんすうきらいと小さく書いて消したらしい、
答案用紙を見て、その消したあとがまるちゃんらしくて、家族で笑った、その時と同じ文字で。
ほんと、コツコツやって向上心持って受験してっていう当たり前のことすらできないまるちゃんを見て、
うちの子は一体…と落ち込んだり、3人の中で一番ハラハラさせられる。
いつも崖っぷち、土壇場で難所を切り抜けるんだよね、この人は。
いやー、そんなわけで、無事に「春」を迎えました。
仕事ばかりで全然役立たずのおっかさんで、反省しきり、だけど、
この受験票、大切な私のお守りにします!
(おそらく当分チンク(注:まるちゃん)なので、やきもきすることは続くでしょうが、
これを見て元気を出そうっと。という意味で 笑)
チンク、まだ好きなようにやっていいんだよーと自由が許されていた日々の一枚。