「私、職場で仲間はずれにされかかってんだよねー」と。余興的な話題のあとに本題に入った長女。
(かつてここではおねえちゃんと呼んでいた)
呼び出されて、彼女の住む近くの美味しいバインミー屋さん?に行く事にした。
バインミーも鶏肉のフォーも、陽だまりの中で食べるベトナム料理は美味しくて身も心も温まったので
普段はあまりマイナスな内容のトークは話さない彼女だが、話してみる気になったのか。
「私、ここからは後ろ向きな発言しかしないから注意ね」と前置きをしながら、
ならばじっくり話を聞こうと、カフェに向かう道中、顛末を話し始めた。
まぁ、いわゆるよくある、くだらない類の仲間はずれ事件(大人版)だ。
事件があった翌日から、手のひらを返したように、みんなの態度がよそよそしいと感じたらしい。
この類は、娘を3人持っていたら、何かしらあって、私は自分自身もPTAで経験してるので、とにかく、人との距離をバランスよく保とう!をモットーに子育てしてきた。
現在、23.21.17歳の娘たちが、かつて1日の大半を過ごす保育園の頃からあったいざこざ。
メンタルがやられるのって、たいてい人間関係が原因かもだなと思い、
育てていく中で娘らにも繰り返し言い続けてきたこと↓
人との距離を保つ
ひとりでも大丈夫なように過ごすこと
このふたつね。
それでも、容赦なく、いろんなことが起き翻弄された20年間だった。
(10代のうちにたびたび経験した次女は、心底強くなったし、だからといって、家族は腫れ物に触るようには扱わなかった。)
なので、生まれて初めてそういったことを経験した長女も、衝撃的ではあったようだけれども、すごく達観したところから、自分が置かれた位置を眺めていたらしい。
でも、やっぱり、最初三日間ぐらいは、食事も喉が通らなかったと。
1番自分の気持ちの中で厄介だったのは、ドラえもんでいうと「しずかちゃん」的な立ち位置の方たち。
何を言うでもなく、励ますでもなく、傍観してるかというとそれもわからなくて、ひたすら困った顔で自分を見つめてくる。
そうされてる自分のみじめさに、腹が立ったと。
私が言える事は、ただ1つ。
とにかくその手の事は、時間が解決するので考えないこと。
それから、おそらく遠巻きに見ている人たちも、自分たちのことでは無いから、どうでもいいと思っていること。
人って集まれば調子を合わせようとするから、ついその場に居た強い人が言う噂話で盛り上がり、話題的に「そうだよね」と相槌打ってるかもしれないが、案外そんな風には思ってなかったりする。
だから間に受ける必要はないってこと。
本人は、「どう考えても私は間違ってはいないと思うんだよね。」と言ってるし。
でも、強気で言ってる彼女も、食べること大好きなのにそれが出来ない位に、
メンタル的にきつかった三日間だったんだろうね。
私は、自分も経験あるし、この手のことで相談してくる生徒さんもめちゃくちゃ多いので、本当に世の中、ひとたび人が集まればそんなふうになるもんなんだなぁって
改めて思った昨日でした。
強く生きろよ、と、まぁ思うしかないんです、親は。
ちなみに、美味しく頂いたベトナム料理屋さんは
です。
スタンドバイミーにかけている笑
人って結局ひとりで生きられないからさ。
頼っていいよ、いつでもね😊