「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

おけいこで。

2009年06月12日 | ある日のレッスン風景
 新しい学年にあがって、2ヶ月。
ぽんっと階段を昇ったな、と思う生徒さんが数人。

数ヶ月前なら、「難しいから」とかいろいろ理由をつけて
本人がきっと取り組む気持ちにさえなれなかっただろう、と思う課題を
そろそろ大丈夫、と思って渡したら、本当に思いがけずさらっとやってきたり。

また、別の子は。

おけいこにやってきたときの顔が、今までと違ってきりりとしていたので
あら?と思ったら、音もやっぱり変わっていて
すごいね、たくさん弾いたんだね~、と誉めたら
満足そうに、こくりとうなずいていた。

来週もやってくるから、と言って帰っていった。

まるちゃんは。

相変わらず譜面を見ない。
記憶と耳で、覚えてるかぎりのでたらめを弾く。
(それなのに、なんとなく書いてある感じに仕上がるから不思議だ。)
それを続けていたら、さすがに先生にしかられて、
基礎練をしっかりやってこい、と膨大な量の宿題を出されていた。
そして、それをようやく2年生になって「やるべきなのだ」と
自分で理解できるようになって、この頃は、取り組めるようになった。

「鉄は熱いうちに打て」ではないけれど、
大きくなってからではすでに遅いこと、今しかできないことが実はたくさんある。

課題をタイミングよく渡す、かつ効果的に、ということ考えると
たとえマニュアルがあったとしても、
そんなもの通用しなかったりして、
結局、それぞれの仕方を一人一人考えていく必要がある。

だからこそ、こうやって、ふっと「飛べた!」と思う瞬間があると
やったっ!!と私も、ついガッツポーズになる。












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