「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

まるちゃん、再び今日も行く!

2024年02月13日 | まるちゃん、今日もいく!
次女のまるちゃん(21歳)の話。

まるちゃんは、ずいぶん前から決めていた夢があって、それはもうとっくに叶えてしまった。
…なんと!それを決めたのは保育園時代に遡る…
(親としては、夢が叶った、よかったね
と言いたいところだけれども、それはまた別の話。)

さて、叶ってしまった夢は、継続させなくてはならない。

大概の人は、そこにやりがいを感じるとか、思っていたものと違うとか、その人なりの結果論がついて回って、結局またそれを土台に新しい夢や目的に向けて動き出すわけだが、、、
いろいろ考えてしまうから、躊躇いや迷いが生じるわけでしょう?

でも、まるちゃんは揺るがない。
いつもそうなのだ。

高校を辞める時もそう。
どんなに社会的に不利な立場に追いやられるかもしれないよと、大人(親であるワタクシが主に、笑)が忠告しても、頑なであった。

「将来のことを考えてみなさいよ」
と言えば言うほど
「私は今を生きているから、ママみたいに明日や明後日、数年先の未来まで考えられません」と、きっぱり言うのだ。

その度に、なんて!浅はかな!と、気が遠くなりそうだった。
胃もおかしくなり、ハゲそうだった。

思えば、ここに面白おかしく、まるちゃんのことを書き記していた時はよかった。
その後、まぁまぁ大変な事態に色々と巻き込まれて、それはそれは家族にとって試練だったわけだけれども、だから私にとっては、高校を辞める決断をしたまるちゃんは
「全てに見放されてしまった」と大袈裟に思っていたが、
まるちゃん曰く、「その日常を自分から捨てた時は、清々した」そうです。

私は情報や何かに振り回されることが常々だと思っているが、この躊躇いのない感覚は、
ほんとに我が子ながらあっぱれである。

でも、たまに聞くまるちゃんの経験談は、怪談よりも怖い😱

ただ、数年前には社会的にそれはダメじゃない?と思われたであろうことが、今は普通になってきていて、あれ、じゃあまるちゃんは、間違えてなかったのか?
と、私自身が訳が分からなくなっている時があって、ものすごい時代が変わっていってるなぁって思うのです。
先の見通しが立たない気がする時さえあるが、かつての「まるちゃん、今日も行く!」のテーマ通りに、現在のまるちゃんも、昔と同じように、突拍子もなく動き回っているのです。

そうやって、この15年もの間に私は、子育てを通じて本当に勉強させられました。
そして、時代がまるちゃんみたいな子についてきてる気さえする。。

それにしても。
まるちゃんは、もうすでに次の夢を決めている、らしい。

でも、私にはもうあれをしたい、これをしたいという夢の話をあまりしない。

いろいろ私に言われることが嫌なのだ。

子どもがどうなるのか…道を外してはならない、もしそうなったら、それは親の責任だろうと考えていた頃が、私は1番苦しかった。
自由?我儘?履き違えてるのでは?とかとか。
結局、それは「お母さん」という自分の問題だったんだよね。

娘らは、3人とも勝手に自分で道を作っていった。

よく、生徒さんのお母さん達が、子育ての悩みや迷いを私に話してくれるんだけれど、私は自分の経験談しか話せない。
専門家ではないけど、聞くだけなら出来る。

職業柄、たくさんの子どもたちと接してたくさんの親子関係も見てきて、もうほんとにケースバイケースだからアドバイスのしようもない気もする。

ただし、1つ言える事は、大概のことは「大丈夫だった」ってこと?

私は楽観的に「大丈夫、だいじょうぶ」って言ってるように聞こえるかもしれないんだけど、ほんとにそうなのよ。

ところがね、人ってなかなか「大丈夫」って言ってくれないのです。
それは大変ね、お気の毒、とは言わないが、そう顔に書いてある、って察した事、たくさんあって、その表情が私に突き刺さって、
でもそんな中で唯一、経験豊富な方たちが、大丈夫よーと言ってくれて、
その一言がその時の私を支えてくれた。

そして、困った困ったと、私がまるちゃんのことをうっかり人に話すたびに、まるちゃんは、
「ママは一体何に困ってるんだ?」と思っていたようである笑。

今だって、何かの伏線で、これから先はどうなるかわからないけど、「ママ、考えすぎだよ。」
と、そう言ったあの日のまるちゃんの声がたまに聞こえてくる。

取り留めもなくなりましたが
たまにまるちゃんて今どうしてるんですかって聞かれるので、書いてみましたよ。












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