「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

お疲れさま。。

2005年11月21日 | ある日のレッスン風景
 グレード試験にチャレンジした皆さん、きのうはお疲れ様でした。。夕方、続々とメールが届きました。「課題曲はしっかり弾けた」「スケールが微妙‥」などなど。それぞれがベストを尽くせたなら、それが一番。。結果を期待しましょう!

グレード試験にトライしてもらうきっかけとなったのは、もうシンガポールに帰国してしまいましたが、しぇんちゃんがチャレンジしていた事。課題曲はもちろんのこと、スケール、アルペジオ、初見、オーラルテストとあまりのボリュームの多さに閉口しました。私は、音楽教室時代、あたりまえのようにそういう試験はありましたが、それはやっぱり、音楽に進みたいと少なからず思っていたからこなせていたこと。普通にレッスンに来ている生徒さんにお勧めするのは、難しいかなぁと最初は感じていました。しぇんちゃんも、特別ピアノが好きという訳ではありませんでしたが、グレードを持っているとシンガポールではいろいろな面で有利、という事で受け始めたのです。おっかなびっくりだった私の意識が変わったのは、2回目の受験準備をはじめた頃。まず初見が違う、それからスケールを通して調性に関しても前と捉え方が変わってきたのです。そして、その内容の濃さでもちゃんとこなせたしぇんちゃん。彼女が特別という事はもちろんなく、ならば他の生徒さんにも挑戦してもらえないだろうか、と思ったのです。

子供の可能性って、大人が考えているよりもずっとすごい!!
強制はできないけれど、受けるという事で、そして受かるという事でみんなの意識が変わるのでは…?と。合否が出るとなれば、みんな一生懸命練習してくれます。

やみくもにやる事で必ずしもいい結果が出るとは限りませんが、生徒さん達には、努力して成し遂げると、達成感、自分への自信というプレゼントがもらえるんだよ、と知ってもらいたいのです。発表会とは違ったプレッシャーは、思った以上に効果をあげるという事は、指導する側に回って初めて感じた事でした。

来年もありますよ。チャレンジしてみたくなった生徒さん、ぜひ声を掛けてね

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