雑脱集

日常の出来事を個人的見解で一方的に発言させて頂く日記

彼岸と墓参り

2018-04-08 15:34:05 | 社会
日本人は先祖を敬う気持ちが高い。
彼岸やお盆の墓参りは欠かさず行っている人が多いと感じている。

彼岸入り、お盆入りには有名な墓地やお寺では渋滞が発生している。
この世の中、まだ、捨てたものではない。

核家族が進む中、お墓の事情も変わって来ている。
親世代は墓守をし、何とか、ご先祖を供養しているが...子供世代や孫世代が墓守を続けるか疑問を持っている。
昔はお寺の檀家となり、代々墓を守って来ました。
今、本家や分家なんて言葉を聞かなくなった。
分家となった者は新たに墓を作るのだが値段の問題もあり、お寺にはお墓を作らない。
霊園へお墓を作ることが多いようです。
そして、墓守を子供世代や孫世代に背負わせないため、共同のお墓に入ったり、樹木葬の人も多い。
また、海や山に散骨を希望する人もいる。

東京23区内では土地が高いため、新たな霊園は作ることが難しい。
そのため、霊園は高速道路網がある郊外へ作られていった。
10数年前までは霊園ラシュで我が街にも多くの霊園が作られました。
今は新聞のチラシにも霊園を見かけなくなった。
あっても、新規霊園ではなく、追加募集のチラシです。

今後、未婚者が増え続ける。その人達はお墓をどう考えているでしょうか?
兄弟姉妹がいればそのお墓に入れて貰える可能性はありますが...甥や姪はどう思っているのだろうか?

核家族内での繋がりが強くなった気がしているが...広い意味での家族(親戚)との繋がりは薄くなっていると思う。

少子高齢化と過疎化でお墓の事情も、今後、大きき変わって行くと思う。

先祖を敬う気持ちが消えて行く、そして、日本の文化や風習が壊れていく。

何故か、寂しい気持がする。

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