COSMOS

"忠太"奮闘記

今日は「大陸発見記念日(Columbus Day、新大陸発見の日)

2011-10-12 06:31:48 | 雑談
・1492(明徳4)年、クリストファー・コロンブス(クリストバル・コロン)が率いるスペイン船隊が
 新大陸アメリカに到達した日に因む。
 西周りの航海で『チパング』(*1)とインドを目指したものの、コロンブスは最初の到達地が
 インドだったと亡くなるまで信じていたと言われている。
・後年になって種々の異論が続出し、論争に巻き込まれるより、むしろ、そのほうが幸せ
 だったかも。
*1 マルコポーロは
 「東方見聞録」で“ チパング(日本のこと)は、東のかた大陸から1500マイルの大洋中に
 ある、とても大きな島である。
 住民は皮膚の色が白く礼節の正しい優雅な偶像教徒であって、独立国をなし、自己の国王を
 いただいている。
 この国はいたるところに黄金が見つかるから、人々は誰でも莫大な黄金を所有している。
 (中略)国王の宮殿は黄金で出来ている。屋根はすべて純金でふかれている。
 床も、全部指二本幅の厚さをもつ純金で敷きつめられている。
 (中略)またこの国には多量の真珠が産する。
 (中略)この島に生えている木々は、いずれも強い芳香を放ち、すこぶる貴重な香木であって、
 たとえば沈香その他に比べても決して劣らぬ高価なものである。
 黒胡椒はもとより、雪のような白胡椒も豊富なのである。
 黄金を初めとする様々な奇貨異物の産額も、これまた驚くばかりの巨額である・・・。”
 と、まるで霊感商法並みの褒めよう!!

◆陰の声:黄金はあったが「化石燃料資源」はなかった!

■立ち位置変えて、いろんな「異論」も、面白そうなので調べて見た。
・2006(平成18)年1月13日(金)GMT(グリニッチ標準時)午後1時23分、
 JST(日本標準時)同日、午前4時23分に配信された英国BBC電子版ニュースによると、
 中国が『最初のアメリカ大陸発見者は我々である』とイチャモン付けるかもと書いていた。
・この地図は1763年、更に古い時代の地図から複写されたものであるとされ、現在、英国や欧米で
 大きな注目を集めている。
  (画像クリックで拡大)
 何故なら、この複写地図には、その複写元であるオリジナルが”1418年の地図”であると、
 明記されていたからである。
 もし事実なら、我々が長い間信じ続けていた常識、即ち”アメリカ大陸が西洋に"発見"されたのは
 1492年、コロンブスによる”という歴史的事実が覆されることになる。
 現在、この複写地図の作成年代を巡って調査が行われ、その結果は来月公表されることになると
 いう。
◆陰の声:結果は不詳・・・どなたか調べて・・・

・アイスランドのヴァイキング『レイブル・エリクソン』といわれています。
 正確な年代は分かりませんが、グリーンランドへの航海中、嵐に遭遇して漂流し、
 現在のカナダのニュー・ファウンドランド島付近に到達し、その後ハドソン川河口
 (今のニューヨーク付近)まで進んでいったといいます。

・しかし、実際の本当の発見者は、凍結したベーリング海峡を東進し、アラスカのイヌイットの
 祖先となったシベリア起源の人々や、海流にのってハワイ諸島へ到達したポリネシアン系の
 人々なのかもしれません。

・アメリカやオーストラリアを『発見』という表現をすることに抵抗を感じている方々がいると
 思います。明らかに西洋中心の史観ですものね。

・中国の発明である『火薬・羅針盤・活版印刷』を、ルネサンスの三大発明と称するのも同様と
 思いますが…。

・ちなみに、韓国のある学者は『活版印刷は朝鮮の発明である』と、主張しているそうです。
◆こんなことを歴史で教えてくれれば、記憶力に自信が無かった“忠太”も
 少しは本気で勉強する気になったかも・・・。

・余計なお世話ですが、もともと人が住んでいたアメリカを、どうやって最初に発見できるのか?
ということになるので、注意が必要。
テストでもこれを書けば三角をくれるはず。たぶん。
◆陰の声:同感です。
 先住民に初めて出逢った(出遭った!)と言えば無難のようでもある。
 もっと早く知り合いになっていれば、歴史好きになって、一浪せずに済んだのに!