・1492(明徳4)年、クリストファー・コロンブス(クリストバル・コロン)が率いるスペイン船隊が
新大陸アメリカに到達した日に因む。
西周りの航海で『チパング』(*1)とインドを目指したものの、コロンブスは最初の到達地が
インドだったと亡くなるまで信じていたと言われている。
・後年になって種々の異論が続出し、論争に巻き込まれるより、むしろ、そのほうが幸せ
だったかも。
*1 マルコポーロは
「東方見聞録」で“ チパング(日本のこと)は、東のかた大陸から1500マイルの大洋中に
ある、とても大きな島である。
住民は皮膚の色が白く礼節の正しい優雅な偶像教徒であって、独立国をなし、自己の国王を
いただいている。
この国はいたるところに黄金が見つかるから、人々は誰でも莫大な黄金を所有している。
(中略)国王の宮殿は黄金で出来ている。屋根はすべて純金でふかれている。
床も、全部指二本幅の厚さをもつ純金で敷きつめられている。
(中略)またこの国には多量の真珠が産する。
(中略)この島に生えている木々は、いずれも強い芳香を放ち、すこぶる貴重な香木であって、
たとえば沈香その他に比べても決して劣らぬ高価なものである。
黒胡椒はもとより、雪のような白胡椒も豊富なのである。
黄金を初めとする様々な奇貨異物の産額も、これまた驚くばかりの巨額である・・・。”
と、まるで霊感商法並みの褒めよう!!
◆陰の声:黄金はあったが「化石燃料資源」はなかった!
■立ち位置変えて、いろんな「異論」も、面白そうなので調べて見た。
・2006(平成18)年1月13日(金)GMT(グリニッチ標準時)午後1時23分、
JST(日本標準時)同日、午前4時23分に配信された英国BBC電子版ニュースによると、
中国が『最初のアメリカ大陸発見者は我々である』とイチャモン付けるかもと書いていた。
・この地図は1763年、更に古い時代の地図から複写されたものであるとされ、現在、英国や欧米で
大きな注目を集めている。
(画像クリックで拡大)
何故なら、この複写地図には、その複写元であるオリジナルが”1418年の地図”であると、
明記されていたからである。
もし事実なら、我々が長い間信じ続けていた常識、即ち”アメリカ大陸が西洋に"発見"されたのは
1492年、コロンブスによる”という歴史的事実が覆されることになる。
現在、この複写地図の作成年代を巡って調査が行われ、その結果は来月公表されることになると
いう。
◆陰の声:結果は不詳・・・どなたか調べて・・・
・アイスランドのヴァイキング『レイブル・エリクソン』といわれています。
正確な年代は分かりませんが、グリーンランドへの航海中、嵐に遭遇して漂流し、
現在のカナダのニュー・ファウンドランド島付近に到達し、その後ハドソン川河口
(今のニューヨーク付近)まで進んでいったといいます。
・しかし、実際の本当の発見者は、凍結したベーリング海峡を東進し、アラスカのイヌイットの
祖先となったシベリア起源の人々や、海流にのってハワイ諸島へ到達したポリネシアン系の
人々なのかもしれません。
・アメリカやオーストラリアを『発見』という表現をすることに抵抗を感じている方々がいると
思います。明らかに西洋中心の史観ですものね。
・中国の発明である『火薬・羅針盤・活版印刷』を、ルネサンスの三大発明と称するのも同様と
思いますが…。
・ちなみに、韓国のある学者は『活版印刷は朝鮮の発明である』と、主張しているそうです。
◆こんなことを歴史で教えてくれれば、記憶力に自信が無かった“忠太”も
少しは本気で勉強する気になったかも・・・。
・余計なお世話ですが、もともと人が住んでいたアメリカを、どうやって最初に発見できるのか?
ということになるので、注意が必要。
テストでもこれを書けば三角をくれるはず。たぶん。
◆陰の声:同感です。
先住民に初めて出逢った(出遭った!)と言えば無難のようでもある。
もっと早く知り合いになっていれば、歴史好きになって、一浪せずに済んだのに!
新大陸アメリカに到達した日に因む。
西周りの航海で『チパング』(*1)とインドを目指したものの、コロンブスは最初の到達地が
インドだったと亡くなるまで信じていたと言われている。
・後年になって種々の異論が続出し、論争に巻き込まれるより、むしろ、そのほうが幸せ
だったかも。
*1 マルコポーロは
「東方見聞録」で“ チパング(日本のこと)は、東のかた大陸から1500マイルの大洋中に
ある、とても大きな島である。
住民は皮膚の色が白く礼節の正しい優雅な偶像教徒であって、独立国をなし、自己の国王を
いただいている。
この国はいたるところに黄金が見つかるから、人々は誰でも莫大な黄金を所有している。
(中略)国王の宮殿は黄金で出来ている。屋根はすべて純金でふかれている。
床も、全部指二本幅の厚さをもつ純金で敷きつめられている。
(中略)またこの国には多量の真珠が産する。
(中略)この島に生えている木々は、いずれも強い芳香を放ち、すこぶる貴重な香木であって、
たとえば沈香その他に比べても決して劣らぬ高価なものである。
黒胡椒はもとより、雪のような白胡椒も豊富なのである。
黄金を初めとする様々な奇貨異物の産額も、これまた驚くばかりの巨額である・・・。”
と、まるで霊感商法並みの褒めよう!!
◆陰の声:黄金はあったが「化石燃料資源」はなかった!
■立ち位置変えて、いろんな「異論」も、面白そうなので調べて見た。
・2006(平成18)年1月13日(金)GMT(グリニッチ標準時)午後1時23分、
JST(日本標準時)同日、午前4時23分に配信された英国BBC電子版ニュースによると、
中国が『最初のアメリカ大陸発見者は我々である』とイチャモン付けるかもと書いていた。
・この地図は1763年、更に古い時代の地図から複写されたものであるとされ、現在、英国や欧米で
大きな注目を集めている。
(画像クリックで拡大)
何故なら、この複写地図には、その複写元であるオリジナルが”1418年の地図”であると、
明記されていたからである。
もし事実なら、我々が長い間信じ続けていた常識、即ち”アメリカ大陸が西洋に"発見"されたのは
1492年、コロンブスによる”という歴史的事実が覆されることになる。
現在、この複写地図の作成年代を巡って調査が行われ、その結果は来月公表されることになると
いう。
◆陰の声:結果は不詳・・・どなたか調べて・・・
・アイスランドのヴァイキング『レイブル・エリクソン』といわれています。
正確な年代は分かりませんが、グリーンランドへの航海中、嵐に遭遇して漂流し、
現在のカナダのニュー・ファウンドランド島付近に到達し、その後ハドソン川河口
(今のニューヨーク付近)まで進んでいったといいます。
・しかし、実際の本当の発見者は、凍結したベーリング海峡を東進し、アラスカのイヌイットの
祖先となったシベリア起源の人々や、海流にのってハワイ諸島へ到達したポリネシアン系の
人々なのかもしれません。
・アメリカやオーストラリアを『発見』という表現をすることに抵抗を感じている方々がいると
思います。明らかに西洋中心の史観ですものね。
・中国の発明である『火薬・羅針盤・活版印刷』を、ルネサンスの三大発明と称するのも同様と
思いますが…。
・ちなみに、韓国のある学者は『活版印刷は朝鮮の発明である』と、主張しているそうです。
◆こんなことを歴史で教えてくれれば、記憶力に自信が無かった“忠太”も
少しは本気で勉強する気になったかも・・・。
・余計なお世話ですが、もともと人が住んでいたアメリカを、どうやって最初に発見できるのか?
ということになるので、注意が必要。
テストでもこれを書けば三角をくれるはず。たぶん。
◆陰の声:同感です。
先住民に初めて出逢った(出遭った!)と言えば無難のようでもある。
もっと早く知り合いになっていれば、歴史好きになって、一浪せずに済んだのに!