追加されていたみたいなので、一応取り上げる。
>「リフレ政策」に対する私見(とりあえずのまとめ) - 岩本康志のブログ - Yahoo!ブログ
最終的には、私見、と来ましたか。
東大教授という肩書はダテか?権威主義の象徴たる飾りものである、ということを立証した、ということなのかもしれません。
別に、世に溢れるピンキリの経済論説について、批判するなと言っているのではないよ。そうじゃない。
岩本教授は、ただ単にリフレ派を批判したから、その熱烈支持者とか工作員部隊(笑)とかに責められているんだ、みたいに勘違いしているのかもしれないが、そういうことではないよ。まず、己の主張というものを、よく見てみろ、と言っているのである。
少し前に戻って、岩本氏は何と言っていたのか?
>”学界”という病~「日本の経済学界」は信頼できるか?
主張1:『学界で割れている議論ならば,学界での議論に耐えられるような,きちんとしたモデル分析に裏打ちされた提言でなければ,説得力がない。』
何が問題なのかって、それを他人に求めていながらにして、自らは実行していないことだ。そんな専門家がいるか?
岩本氏の解説してくれた記事の中身は、「学界での議論」なんて以前に、ド素人の議論にさえも耐えられないんじゃありませんか、と問うているわけですよ。モデル分析に裏打ちされた提言、なんてものが、岩本氏の言辞にはありましたか?自ら課した条件は、自分の主張にはきちんと反映されているのですか、と問うているわけですよ。
説得力がない、って、そういう以前の話でしょうよ。モデル云々じゃなく、ド素人でも判る話を間違っているとか理解できてないとか、そういうことなのではありませんか、と問うているわけですよ。事実誤認、無知、といった類のものと、どう違うのですか?と疑問に思うわけです。
試験の穴埋め問題みたいな断片知識の寄せ集めで、あることないことを言っているのと何が違うんですか、って問うているわけですよ。素人目には、全く見分けがつかない。専門家としての信頼性は、ほぼゼロに等しい、って言ってるの。
こんな医者がいたらどうする?
①Aを飲めば~という症状がでる→ウソ
②Bを注射すると、血圧は~となる→ウソ
③Cを飲むと~が悪化する→ウソ
④Dを投与すると~が増加する→ウソ
で、最後には、⑤「”○○療法”という治療法は効かない」と言った時、この医者の言う最後の結論が正しいと信じられると思うのか?⑤を信じる人間はどれくらいいると思うか?(笑)
①~④がウソだ、ということは、一般人にはすぐに判らないんだよ。だから、こういう出鱈目な医者ですら、通用してしまうということなのさ。しかも、①~④の説明が全て間違っているのに、最後の⑤だけは正しい説明&結論である、なんてことがあると思うか?
もし、そういう程度のものであるとすれば、それは競馬の予想屋のオヤジみたいなもんじゃないのか。理屈はつけようがある、ってことさ。当たるかどうかは、判りません、という程度のものだということだろ。つまり、学問でも何でもないってことだ。
私がこのブログで思いつきを書いているのと、何が違うと思うか?
だったら、学界の議論に耐えられるだの、モデル分析の裏打ちだのという欺瞞はやめろ、ということだな。その前に、己の無知と未熟を恥じろ。衆愚を嗤う資格など東大教授にはない、ってことを、まず知るべきだろう。
気を取り直して、今回の記事で岩本氏の主張を見てみよう。
『経済を良くする政策は2種類に分類できる。景気後退の痛みを和らげる安定化政策と,体質を強くする構造政策(成長戦略)。どちらも必要である。
あとは,個別の政策手段の是非であるが,今回の記事の趣旨から安定化政策にしぼる。しかし,構造政策も,流動性の罠脱却の時期を早めるという,重要な意味をもつ。
私の考え方をまとめると,金融政策の一層の緩和策では,ゼロ金利の解除条件の明確化,とくに量的緩和解除条件よりも緩和が継続する形での条件の導入が考えられる。財政政策は,財政状況を考えると,大規模なもの,無駄な支出がともなうものには反対,為替介入は実行が難しいと評価している。しかし,いずれも最終的には政治判断である。』
主張2:『体質を強くする構造政策(成長戦略)』『構造政策も,流動性の罠脱却の時期を早める』
構造改革派の連中がよく言うお決まりのセリフですな。岩本氏が学者なら、「構造政策が流動性の罠脱却時期を早める」ということを学術的に証明できるはずだ。当然、モデル分析の裏打ちのあるもの、だな。しかも、その個別の構造政策というものが、うまくゆくという証明を伴うのも当たり前。政策のコストとベネフィットを提示し、実証の裏付け、モデル分析の裏付け、そういうのを証明できてから言えって話だわな。夢のような政策だ。企業家なら、大儲け間違いなしって投資話みたいなやつだな。
あと、岩本氏の考えとしては、金融政策については、ゼロ金利解除条件の変更くらいなもので、財政政策は必要なし、というのが基本だろう。まあ、彼にしてみれば、そうなるはずだわ。だって、おそらく「(なんにもせずとも)3年後にはインフレになる」という放置が正解と考えているのだろうから。平たくいえば、なんにもしなくたって、何年かして景気が回復すればインフレになるから、だ。そうならないのは、「”構造政策”がなく体質が強くなってないから」、というものだ。日銀派の連中にありがちなセリフと一緒ということである。
実際、本人自身がそう言ったわけではないので定かではないが、そういう確信を抱いているであろうことは、これまでの言辞からすると十分推測できるわけである。
そもそも放置しておけ、ということなら、日銀の金融政策そのものが不必要、ということであって、それにも答えていない。本物のア○だな。体質強化でインフレが直せるとか、素晴らしい教義を披露してくれそうだ。
もう、こうなると、狂信集団と何ら変わりがない。ヘンな宗教と何が違うのか、見分けがつけられない。
日本よりも、構造政策がないとか、体質の弱い経済という国々はたぶん多数あるんじゃないかと思うが、構造問題派の連中はそういうのは無視ということらしい。彼らが学術的な比較検討を提示して、日本固有の問題というのを明らかにしたことなど、ただの一度も見たことがないが。そういう国々では、全部デフレになっているんだね?(笑)
岩本氏の言辞が妄言などではない、ということなら、必ず立証できるはずだ。なんたって、東大の経済学教授さま、だからだ。まさか、経済学を学んだことのないド素人に指摘される
程度ではあるまいね?
彼のいう、供給オペでマネタリーベースは増加する、とかが本当なのか証明してみろ。
構造政策は流動性の罠脱却を早める、というのも、どんな政策を実行するのか証明せよ。
ということは、やはり日銀は愚かだったというわけか?
何で10年以上にも渡って、そういう構造政策をやれ、と政府に教えてやらなかったわけ?答えを知っていながらにして、これまでは誰ひとり「○○という構造政策を実施すれば流動性の罠から脱却できる」と言わなかったと?
なんて、間抜けな専門家どもなんだよ。
答えが判っているのに言わない、実施しないということに、一体どんな意味があると?
滅茶苦茶だな、この国の経済学界って。
日銀も、実施するべき構造政策を知っていたのに、それを言わないって、どんな組織ですか?国民への嫌がらせですか?揃いも揃って、○○ばかり、ってことなんだね。
>「リフレ政策」に対する私見(とりあえずのまとめ) - 岩本康志のブログ - Yahoo!ブログ
最終的には、私見、と来ましたか。
東大教授という肩書はダテか?権威主義の象徴たる飾りものである、ということを立証した、ということなのかもしれません。
別に、世に溢れるピンキリの経済論説について、批判するなと言っているのではないよ。そうじゃない。
岩本教授は、ただ単にリフレ派を批判したから、その熱烈支持者とか工作員部隊(笑)とかに責められているんだ、みたいに勘違いしているのかもしれないが、そういうことではないよ。まず、己の主張というものを、よく見てみろ、と言っているのである。
少し前に戻って、岩本氏は何と言っていたのか?
>”学界”という病~「日本の経済学界」は信頼できるか?
主張1:『学界で割れている議論ならば,学界での議論に耐えられるような,きちんとしたモデル分析に裏打ちされた提言でなければ,説得力がない。』
何が問題なのかって、それを他人に求めていながらにして、自らは実行していないことだ。そんな専門家がいるか?
岩本氏の解説してくれた記事の中身は、「学界での議論」なんて以前に、ド素人の議論にさえも耐えられないんじゃありませんか、と問うているわけですよ。モデル分析に裏打ちされた提言、なんてものが、岩本氏の言辞にはありましたか?自ら課した条件は、自分の主張にはきちんと反映されているのですか、と問うているわけですよ。
説得力がない、って、そういう以前の話でしょうよ。モデル云々じゃなく、ド素人でも判る話を間違っているとか理解できてないとか、そういうことなのではありませんか、と問うているわけですよ。事実誤認、無知、といった類のものと、どう違うのですか?と疑問に思うわけです。
試験の穴埋め問題みたいな断片知識の寄せ集めで、あることないことを言っているのと何が違うんですか、って問うているわけですよ。素人目には、全く見分けがつかない。専門家としての信頼性は、ほぼゼロに等しい、って言ってるの。
こんな医者がいたらどうする?
①Aを飲めば~という症状がでる→ウソ
②Bを注射すると、血圧は~となる→ウソ
③Cを飲むと~が悪化する→ウソ
④Dを投与すると~が増加する→ウソ
で、最後には、⑤「”○○療法”という治療法は効かない」と言った時、この医者の言う最後の結論が正しいと信じられると思うのか?⑤を信じる人間はどれくらいいると思うか?(笑)
①~④がウソだ、ということは、一般人にはすぐに判らないんだよ。だから、こういう出鱈目な医者ですら、通用してしまうということなのさ。しかも、①~④の説明が全て間違っているのに、最後の⑤だけは正しい説明&結論である、なんてことがあると思うか?
もし、そういう程度のものであるとすれば、それは競馬の予想屋のオヤジみたいなもんじゃないのか。理屈はつけようがある、ってことさ。当たるかどうかは、判りません、という程度のものだということだろ。つまり、学問でも何でもないってことだ。
私がこのブログで思いつきを書いているのと、何が違うと思うか?
だったら、学界の議論に耐えられるだの、モデル分析の裏打ちだのという欺瞞はやめろ、ということだな。その前に、己の無知と未熟を恥じろ。衆愚を嗤う資格など東大教授にはない、ってことを、まず知るべきだろう。
気を取り直して、今回の記事で岩本氏の主張を見てみよう。
『経済を良くする政策は2種類に分類できる。景気後退の痛みを和らげる安定化政策と,体質を強くする構造政策(成長戦略)。どちらも必要である。
あとは,個別の政策手段の是非であるが,今回の記事の趣旨から安定化政策にしぼる。しかし,構造政策も,流動性の罠脱却の時期を早めるという,重要な意味をもつ。
私の考え方をまとめると,金融政策の一層の緩和策では,ゼロ金利の解除条件の明確化,とくに量的緩和解除条件よりも緩和が継続する形での条件の導入が考えられる。財政政策は,財政状況を考えると,大規模なもの,無駄な支出がともなうものには反対,為替介入は実行が難しいと評価している。しかし,いずれも最終的には政治判断である。』
主張2:『体質を強くする構造政策(成長戦略)』『構造政策も,流動性の罠脱却の時期を早める』
構造改革派の連中がよく言うお決まりのセリフですな。岩本氏が学者なら、「構造政策が流動性の罠脱却時期を早める」ということを学術的に証明できるはずだ。当然、モデル分析の裏打ちのあるもの、だな。しかも、その個別の構造政策というものが、うまくゆくという証明を伴うのも当たり前。政策のコストとベネフィットを提示し、実証の裏付け、モデル分析の裏付け、そういうのを証明できてから言えって話だわな。夢のような政策だ。企業家なら、大儲け間違いなしって投資話みたいなやつだな。
あと、岩本氏の考えとしては、金融政策については、ゼロ金利解除条件の変更くらいなもので、財政政策は必要なし、というのが基本だろう。まあ、彼にしてみれば、そうなるはずだわ。だって、おそらく「(なんにもせずとも)3年後にはインフレになる」という放置が正解と考えているのだろうから。平たくいえば、なんにもしなくたって、何年かして景気が回復すればインフレになるから、だ。そうならないのは、「”構造政策”がなく体質が強くなってないから」、というものだ。日銀派の連中にありがちなセリフと一緒ということである。
実際、本人自身がそう言ったわけではないので定かではないが、そういう確信を抱いているであろうことは、これまでの言辞からすると十分推測できるわけである。
そもそも放置しておけ、ということなら、日銀の金融政策そのものが不必要、ということであって、それにも答えていない。本物のア○だな。体質強化でインフレが直せるとか、素晴らしい教義を披露してくれそうだ。
もう、こうなると、狂信集団と何ら変わりがない。ヘンな宗教と何が違うのか、見分けがつけられない。
日本よりも、構造政策がないとか、体質の弱い経済という国々はたぶん多数あるんじゃないかと思うが、構造問題派の連中はそういうのは無視ということらしい。彼らが学術的な比較検討を提示して、日本固有の問題というのを明らかにしたことなど、ただの一度も見たことがないが。そういう国々では、全部デフレになっているんだね?(笑)
岩本氏の言辞が妄言などではない、ということなら、必ず立証できるはずだ。なんたって、東大の経済学教授さま、だからだ。まさか、経済学を学んだことのないド素人に指摘される
程度ではあるまいね?
彼のいう、供給オペでマネタリーベースは増加する、とかが本当なのか証明してみろ。
構造政策は流動性の罠脱却を早める、というのも、どんな政策を実行するのか証明せよ。
ということは、やはり日銀は愚かだったというわけか?
何で10年以上にも渡って、そういう構造政策をやれ、と政府に教えてやらなかったわけ?答えを知っていながらにして、これまでは誰ひとり「○○という構造政策を実施すれば流動性の罠から脱却できる」と言わなかったと?
なんて、間抜けな専門家どもなんだよ。
答えが判っているのに言わない、実施しないということに、一体どんな意味があると?
滅茶苦茶だな、この国の経済学界って。
日銀も、実施するべき構造政策を知っていたのに、それを言わないって、どんな組織ですか?国民への嫌がらせですか?揃いも揃って、○○ばかり、ってことなんだね。