いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

日本の子宮頸がんのその後と、卵巣がんの増加の怪

2025年02月12日 11時47分37秒 | おかしいぞ
その後、データが増えたので更新してみました。

まず子宮頸がんの罹患率の推移から。

2020年当時の記事

>https://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/fad9b93773c0089c4a33ba9568a7e4b1




   20~24  25~29  30~34  35~39  40~44(歳)

(年)
00   0.777   5.112   13.577  19.410  18.398
05  1.386   8.157   11.433  20.889  22.844
10  1.220   10.864   22.061  28.427  31.012
11  2.279   12.602   24.454  27.727  35.510
12  2.123   12.236   21.057  28.122  32.864
13  1.224   9.988   20.229  25.789  30.195
14  1.560   9.007   21.071  24.951  30.722
15  0.472   7.283   21.399  25.019  28.422
16  0.9    6.2    20.0   27.8   27.8
17  1.0    6.1    18.9   27.9   27.2
18  0.7    5.2    18.1   26.4   27.8
19  0.4    5.3    16.2   26.7   27.8
20  0.5    5.1    15.0   24.8   26.6


ワクチン接種世代ではなくても減少傾向ではありますが、理由は不明です。
2010年に20歳だった人は15年に25歳、20年に30歳になっているので、若年層時代には増加傾向だった年代が、年齢が上がるにつれ子宮頸ガンの罹患率が低下してる、ということでしょうか。
「子宮頸がんワクチン」の恩恵だとか言うかもしれませんが、2010年に20歳(1990年生まれ)だった女性はHPVワクチンを殆ど接種してない非接種者世代のはずでは?

同じく、2011年に24歳だった女性は24歳以下の子宮頸がん罹患率が最高を記録していますが、2016年の29歳、20年の33歳時点の年代では非接種世代にもかかわらず「子宮頸がんの罹患率が低下」している、ということです。

ワクチン効果を謳う方々になれば、HPV感染者の絶対数が減少して社会全体の感染確率が低下した恩恵により、非接種者の罹患率が減少したのだ、という説明をしてくるかもしれませんね。


次に、卵巣がんについて見てみます。これまで全然気にしてこなかったのですが、子宮頸がんの数字を探していて、偶然目に入ったのですが、驚きの結果でした。何故か卵巣がんの急増が見られていたからです。


「子宮頸がんワクチン」の接種開始以降に、単なる偶然なのか卵巣がんの患者数が増加傾向であったが、接種の勧奨を停止して接種率が下がった後では急速に減少したということです。


罹患率の数字が連続的ではない(2015年以前と、16年以降が別の集計)ので、実際のがん登録患者数で推移を見てみました。

>https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/data/dl/index.html



  15~19  20~24  25~29  30~34  35~39 (歳)

(年)
09  47    81    139    165    329
10  45   121   114    205    344
11  38    92    238    227    289
12  45   102   104    164    258
13  72    95    128    184    313

14  69    94    84    190    342
15  76   100   130    210    348
16  107   167   195    357    559
17  102   168   166    343    510
18  89   195    252   322    472
19  95   188    226   335    488
20  97   172    201   304    450


同年齢人口は年々減少しているので、同数であっても年代が新しいほど罹患率が高くなるでしょう。
顕著なのが、2016年以降の卵巣がんの急増です。

2020年にはやや減少してきましたが、「子宮頸がんワクチン」が09年承認後接種開始・勧奨中止の13年6月くらいまで多くの女性が接種してた時期から数年後の2016年に、卵巣がんが爆発的に増加したということです。理由は不明です。

24歳以下のがんの患者数は、子宮頸がんよりも卵巣がんの方が多いようです。10代以下だと圧倒的に卵巣がんが多いのです。


何故か「子宮頸がんワクチン」の喧伝だけを行ってきましたが、その後名称を変更して「HPVワクチン」と呼ぶようにしたのです。

日本での2009年の認可当時、「子宮頸がんワクチン」を接種すると「子宮頸がんを予防できる」というRCT論文は一つも存在せず、実際に接種後の「子宮頸がん」の減少効果を確認できた論文すら存在してなかったのですよ?
(あったのは、「上皮内がん」と呼ばれる悪性度の低い前癌病変か異形成性の病変(CIN1~3)が減ったかもしれない、という程度のものでした)


いわばハッタリ同然のワクチンだったにもかかわらず、「子宮頸がんを予防できる」とマスコミ等で謳って宣伝していたわけです。それって、通常の常識では「悪徳商法」同然ですよね?

そういう商売をやっていながら、都合が悪くなると名称を変更して過去の罪をなかったことにして、「HPVワクチン」とガン病変を減らすワクチンであるという謳い文句を隠したわけですね。
だって、HPVへの感染を減らすワクチンなのだから、最初からそういうものだったんですよ?


コロナ禍で所謂「反ワクチン叩き」を大々的に実施できるようになって、ワクチン推進勢は調子づき「HPVワクチンも勧奨を再開させろ」と強い要求をするようになり、「キャッチアップ接種」などと称して、年齢層の高い女性にすらHPVワクチン接種を推進したわけですよ。既感染者には殆ど意味のないワクチンであるのに、ですぜ?


詐欺ビジネスかと思うような、悪徳商法を国が推進しているわけです。その結果、妊娠可能性の高い年代の女性にどういう結果をもたらしたのか、よく考えてみるとよいでしょう。日本の少子化加速がどういう背景だったか、検討してみてほしいですね。