遂に来ました。サプライズは無かった。はっきり言うと。そして、康夫さんが外された。年齢の壁ということが重視されたとのだと思う。スピードを求められる時代であるし、若さも必要ということなんだろうね。ひょっとすると、福田さん本人が断ったのかもしれないし。「私は、もうやる気はないんですよ」って。後は、論功行賞的に人員が配置された。案外いいとこついてたかもしれません(笑)。過去の記事を思い起こせば。全然違ってるけど。
参考記事:
麻生大臣の戦い
郵政決戦に備ふ(激闘編)
「ポスト小泉」を睨んだ組閣はどうなるかな?
郵政決戦に備ふ(反攻編)
大きなポイントは麻生外務就任。三本柱で考えれば、大蔵・外務・官房ということで、なるほど谷垣・麻生・安倍3氏がそれぞれ配されている。重みという点ではそうですね。安倍外務-麻生官房というのは有り得なさそうだもんね、確かに。小泉さんは直に安倍ちゃんに「バッテリー指導」をするということだな。二人三脚でやって、「内閣の表裏を見ておけ」という意味か。そうか。
麻生外務大臣というのは、(吉田茂元総理が祖父であるから)由緒正しき系譜という意味でもあるけれども、別な穿った見方も無い訳ではない。それは他のメンバーとも関連しているが、経済財政諮問会議から「外した」ということでもある。従来の諮問会議で見れば、麻生親分がたとえ民間議員や平ちゃん、谷垣くんと対立したりしても、常に「言うべきことは言う」というスタンスであり、ある種の「強さ」を持っていた。このようなリーダーとしての資質が最も発揮されていた議員は、麻生親分が一番だっただろう。時には小泉さんと意見が食い違うこととなったとしても、そういう意見を言うということなのである。これは大切なことだ。かつての小泉さんがそうだったように。だから、郵政解散の時にも、閣議で異論を述べたのは麻生さんだった。しかも総裁選では小泉さんと戦っている。つまり、諮問会議から外したのは、「自分の時に、やってくれ」という意味でもある。小泉さんの「残り持ち時間」が少ないので、スイスイ進めたい、ということである。諮問会議内で対立している暇はない、ということなのである。
諮問会議重視という意味において、選ばれた面子を見ればピンと来ますね。安倍ちゃんは勿論ですが、新加入の与謝野さんは経済財政・金融担当、経産省が二階さん、ということで、速攻型布陣であることは間違いないですね。そして平ちゃんですが、長かった内閣府ともお別れして、乗り込む先は、勿論「郵政省」・・・じゃなくて、総務省です。これが象徴的ですね。
平ちゃんは小泉さんの軍師として、郵政民営化成功までの道のりを支えてきました。最後の仕事は、落城させた城に乗り込んで、かつて「抵抗勢力」として平ちゃんを亡き者にしようとしていた官僚連中をも従えて、(You say=郵政)「YES!」(Sirは付かないだろうけど、笑)と言わせることです。昔、敵の城を取れば、そこに有力な武将を配するというのは普通ですね。「郵政省」を討ち取ったのですから、平ちゃんを置くことに大きな意味があるのですね。それともう一つ、大きな山がありますね。「三位一体改革」です。麻生親分が「地方」の立場に立って意見をしていましたけれども、今度は平ちゃんに推進役を任せるということになりますね。「郵政省」として郵政公社民営化プロセスをしっかり監督することと、三位一体改革を進める為の抵抗排除という、大きな二つの意味があります。そう考えると、ナルホド、と至極当然なんですね。そうか、と得心出来ますね。
諮問会議内に、「YES!」と言える安倍・与謝野・二階を配置し、三役は武部・中川・久間という布陣ですから、中川さんも箔付けというか今まで以上に表舞台に立たせる、ということなのでしょう。
言うなれば、「ポスト郵政内閣」ということで(郵便だけに”ポスト”っていうことではありませんね、ツマラナイ?そーですか、スミマセン)ネーミングを考えると、「ゆーせい(you say)YES内閣」でどうですか?これは、パクリですな。散々責められた、政府広報と同じですね。それか「NOと言えない日本」から、「NOと言わない内閣」とか?うーん、センス悪し。「ハイと言って内閣」?ダメ?そーだよね。じゃあ・・・
「余命1年内閣」とか?これはキツイか。ゴメンナサイ。悪ふざけが過ぎました。じゃあ、最後の案として「民意重視内閣」とでもしましょうか。それぞれ「民意ですから」「民意であることを重く受け止め・・・」とか言う訳ですから。これから、どうなるんでしょうか。注目です。与謝野さんは特に経済財政という重要ポストに就いたので、是非とも頑張ってもらいたいですね。
参考記事:
麻生大臣の戦い
郵政決戦に備ふ(激闘編)
「ポスト小泉」を睨んだ組閣はどうなるかな?
郵政決戦に備ふ(反攻編)
大きなポイントは麻生外務就任。三本柱で考えれば、大蔵・外務・官房ということで、なるほど谷垣・麻生・安倍3氏がそれぞれ配されている。重みという点ではそうですね。安倍外務-麻生官房というのは有り得なさそうだもんね、確かに。小泉さんは直に安倍ちゃんに「バッテリー指導」をするということだな。二人三脚でやって、「内閣の表裏を見ておけ」という意味か。そうか。
麻生外務大臣というのは、(吉田茂元総理が祖父であるから)由緒正しき系譜という意味でもあるけれども、別な穿った見方も無い訳ではない。それは他のメンバーとも関連しているが、経済財政諮問会議から「外した」ということでもある。従来の諮問会議で見れば、麻生親分がたとえ民間議員や平ちゃん、谷垣くんと対立したりしても、常に「言うべきことは言う」というスタンスであり、ある種の「強さ」を持っていた。このようなリーダーとしての資質が最も発揮されていた議員は、麻生親分が一番だっただろう。時には小泉さんと意見が食い違うこととなったとしても、そういう意見を言うということなのである。これは大切なことだ。かつての小泉さんがそうだったように。だから、郵政解散の時にも、閣議で異論を述べたのは麻生さんだった。しかも総裁選では小泉さんと戦っている。つまり、諮問会議から外したのは、「自分の時に、やってくれ」という意味でもある。小泉さんの「残り持ち時間」が少ないので、スイスイ進めたい、ということである。諮問会議内で対立している暇はない、ということなのである。
諮問会議重視という意味において、選ばれた面子を見ればピンと来ますね。安倍ちゃんは勿論ですが、新加入の与謝野さんは経済財政・金融担当、経産省が二階さん、ということで、速攻型布陣であることは間違いないですね。そして平ちゃんですが、長かった内閣府ともお別れして、乗り込む先は、勿論「郵政省」・・・じゃなくて、総務省です。これが象徴的ですね。
平ちゃんは小泉さんの軍師として、郵政民営化成功までの道のりを支えてきました。最後の仕事は、落城させた城に乗り込んで、かつて「抵抗勢力」として平ちゃんを亡き者にしようとしていた官僚連中をも従えて、(You say=郵政)「YES!」(Sirは付かないだろうけど、笑)と言わせることです。昔、敵の城を取れば、そこに有力な武将を配するというのは普通ですね。「郵政省」を討ち取ったのですから、平ちゃんを置くことに大きな意味があるのですね。それともう一つ、大きな山がありますね。「三位一体改革」です。麻生親分が「地方」の立場に立って意見をしていましたけれども、今度は平ちゃんに推進役を任せるということになりますね。「郵政省」として郵政公社民営化プロセスをしっかり監督することと、三位一体改革を進める為の抵抗排除という、大きな二つの意味があります。そう考えると、ナルホド、と至極当然なんですね。そうか、と得心出来ますね。
諮問会議内に、「YES!」と言える安倍・与謝野・二階を配置し、三役は武部・中川・久間という布陣ですから、中川さんも箔付けというか今まで以上に表舞台に立たせる、ということなのでしょう。
言うなれば、「ポスト郵政内閣」ということで(郵便だけに”ポスト”っていうことではありませんね、ツマラナイ?そーですか、スミマセン)ネーミングを考えると、「ゆーせい(you say)YES内閣」でどうですか?これは、パクリですな。散々責められた、政府広報と同じですね。それか「NOと言えない日本」から、「NOと言わない内閣」とか?うーん、センス悪し。「ハイと言って内閣」?ダメ?そーだよね。じゃあ・・・
「余命1年内閣」とか?これはキツイか。ゴメンナサイ。悪ふざけが過ぎました。じゃあ、最後の案として「民意重視内閣」とでもしましょうか。それぞれ「民意ですから」「民意であることを重く受け止め・・・」とか言う訳ですから。これから、どうなるんでしょうか。注目です。与謝野さんは特に経済財政という重要ポストに就いたので、是非とも頑張ってもらいたいですね。