小選挙区の獲得議席の分布を見ると、ある傾向が判った。それは、西高東低である、ということだ。小選挙区で勝利した自民党議員は、大半が西側に分布しているのである。これは明治維新の流れを汲むという、政治的傾向なのであろうか?それとも偶然なのか?
自民党の小選挙区勝利数は62議席、うち、中国・四国・九州で31議席、残りの地域に31議席、ということになっているのである!恐るべし、薩長、土佐(これは時代錯誤か、笑)。
まず、大都市圏とか選挙区数の多い地域(10議席以上)で見てみよう。
小選挙区の自民党勝利数/配分議席数を以下に示す。
北海道: 1/12
埼玉: 0/15
神奈川: 3/18
千葉: 2/13
東京: 4/25
愛知: 0/15
大阪: 1/19
兵庫: 1/12
福岡: 4/11
こうして見ると、都市圏での大敗北が明確に判る。九州というだけの理由で、福岡の大健闘が光る。3分の1以上を占めているからね。他は、もうボロボロ。埼玉と愛知は合計30議席のうち、一つも取れなかったという完全なる完敗。
今度は、自民が過半数の議席数を占めた都道府県を見てみよう。
福井: 3/3
鳥取: 2/2
島根: 2/2
高知: 3/3
これが自民完勝の4県。
青森: 3/4
山口: 3/4
愛媛: 3/4
熊本: 3/5
宮崎: 2/3
鹿児島: 3/5
過半数を獲ったのは青森を除けば、中国・四国・九州グループだね、と。まさしく「西高東低」の傾向が表れていますよね。
今度は、自民党が一つの議席もない都道府県を挙げると、
岩手、秋田、福島、埼玉、山梨、新潟、長野、愛知、静岡、滋賀、長崎、大分、沖縄
の13県。次は、1議席しか獲得できなかった都道府県を挙げてみる。
北海道、宮城、山形、茨城、栃木、石川、三重、大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、広島、徳島、香川、佐賀
の16道府県。
ま、これでは勝てないはずだわね。
最後に、敗者復活で、じゃなかった比例で復活した面々は意外な方々が入っていますな。今後の党内運営とか総裁や執行部選びなどに関しては、復活組は余計な口を突っ込まないようにした方がよいのではないのか?肩身が狭い、というのもあるだろうし、そもそも落ちてた人たちなのだから、選挙民には選ばれてはいないわけで。
主だった面子で目についたのは、
小池、与謝野、額賀、甘利、鴨下、野田聖子、伊吹、高市、中川秀直、町村、武部
とかかな。こうしてみると復活された方々は、中々にしぶといですな。ぶっきーが生き残るとはね。惜敗率で77%前後に僅差の議員がひしめいていたのに、伊吹はしぶとく復活したのさ。惜敗率の1%程度の違いで、当落が分かれたのだ。真っ先に切られていいよね、って感じなのが、伊吹だったのに。武部も復活しなくても良かったのに、残念。中川昭一の方がまだマシだったんじゃないのか。
勝ち上がりの人たちの中では、谷垣や石破は総裁選経験者なので、党内の軸になる可能性はあるね。
石破は総裁には向かない人ではないかと思うけど(笑)。キモカワ系男子というか、オタ系議員というか、そっち方面で頑張れ。石原とか勝栄は、ひょっとしてチャンス到来とか思ってるかもしれないが、お呼びじゃないのでTVタックルみたいな俗番組でもやってりゃいい。後藤田や河野太郎なんかも、中々勝負強いな。
自民党の小選挙区勝利数は62議席、うち、中国・四国・九州で31議席、残りの地域に31議席、ということになっているのである!恐るべし、薩長、土佐(これは時代錯誤か、笑)。
まず、大都市圏とか選挙区数の多い地域(10議席以上)で見てみよう。
小選挙区の自民党勝利数/配分議席数を以下に示す。
北海道: 1/12
埼玉: 0/15
神奈川: 3/18
千葉: 2/13
東京: 4/25
愛知: 0/15
大阪: 1/19
兵庫: 1/12
福岡: 4/11
こうして見ると、都市圏での大敗北が明確に判る。九州というだけの理由で、福岡の大健闘が光る。3分の1以上を占めているからね。他は、もうボロボロ。埼玉と愛知は合計30議席のうち、一つも取れなかったという完全なる完敗。
今度は、自民が過半数の議席数を占めた都道府県を見てみよう。
福井: 3/3
鳥取: 2/2
島根: 2/2
高知: 3/3
これが自民完勝の4県。
青森: 3/4
山口: 3/4
愛媛: 3/4
熊本: 3/5
宮崎: 2/3
鹿児島: 3/5
過半数を獲ったのは青森を除けば、中国・四国・九州グループだね、と。まさしく「西高東低」の傾向が表れていますよね。
今度は、自民党が一つの議席もない都道府県を挙げると、
岩手、秋田、福島、埼玉、山梨、新潟、長野、愛知、静岡、滋賀、長崎、大分、沖縄
の13県。次は、1議席しか獲得できなかった都道府県を挙げてみる。
北海道、宮城、山形、茨城、栃木、石川、三重、大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、広島、徳島、香川、佐賀
の16道府県。
ま、これでは勝てないはずだわね。
最後に、敗者復活で、じゃなかった比例で復活した面々は意外な方々が入っていますな。今後の党内運営とか総裁や執行部選びなどに関しては、復活組は余計な口を突っ込まないようにした方がよいのではないのか?肩身が狭い、というのもあるだろうし、そもそも落ちてた人たちなのだから、選挙民には選ばれてはいないわけで。
主だった面子で目についたのは、
小池、与謝野、額賀、甘利、鴨下、野田聖子、伊吹、高市、中川秀直、町村、武部
とかかな。こうしてみると復活された方々は、中々にしぶといですな。ぶっきーが生き残るとはね。惜敗率で77%前後に僅差の議員がひしめいていたのに、伊吹はしぶとく復活したのさ。惜敗率の1%程度の違いで、当落が分かれたのだ。真っ先に切られていいよね、って感じなのが、伊吹だったのに。武部も復活しなくても良かったのに、残念。中川昭一の方がまだマシだったんじゃないのか。
勝ち上がりの人たちの中では、谷垣や石破は総裁選経験者なので、党内の軸になる可能性はあるね。
石破は総裁には向かない人ではないかと思うけど(笑)。キモカワ系男子というか、オタ系議員というか、そっち方面で頑張れ。石原とか勝栄は、ひょっとしてチャンス到来とか思ってるかもしれないが、お呼びじゃないのでTVタックルみたいな俗番組でもやってりゃいい。後藤田や河野太郎なんかも、中々勝負強いな。