西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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『女と男の時空 爛熟する女と男-近世【上】【下】』 福田光子編

2015年09月16日 | 手帳・覚え書き
『女と男の時空 ⑦爛熟する女と男-近世 【上】』 福田光子編
(執筆者)浅野美和子/白戸満喜子/門玲子/高橋昌彦/寿岳章子/
福田光子/中野節子/金津日出美/島津良子/柳美代子/立浪澄子/
荻迫喜代子/海保洋子
B6変型 288ページ
ISBN-13: 9784894342064
刊行日: 2000/11
定価: 2,160円

内容(「BOOK」データベースより)
徳川幕府のもと、太平の世が続いたいわゆる江戸時代。
身分制度秩序のなかで、女性の顔が見えにくい時代ともいわれる。
自然の理として男女の役割が引き受けられて「家」意識は一般化、
女訓書による女性教化が進む。しかし一方、これまでの歴史から
抜け落ちてきた関係存在としての女と男を、民衆宗教や芸能に、
江戸女流文学に見ることで「爛熟する女と男」の近世を描き出す。

内容(「MARC」データベースより)
太平の世が続いた江戸時代。歴史から抜け落ちてきた関係存在
としての女と男を、芸能、宗教、出版、女流文学、女訓書、
ことば、婚姻に見、「爛熟する女と男」の近世を描き出す。
95年刊のソフトカバー版。

『女と男の時空 ⑧爛熟する女と男-近世 【下】』 福田光子編
(執筆者)浅野美和子/白戸満喜子/門玲子/高橋昌彦/寿岳章子/
福田光子/中野節子/金津日出美/島津良子/柳美代子/立浪澄子/
荻迫喜代子/海保洋子
B6変型 328ページ
ISBN-13: 9784894342071
刊行日: 2000/11
定価: 2,160円

目次

身分制度の江戸時代。従来の歴史が見落とした女性の顔を女と男の関係の中に発見。

〈構成〉    1心性の諸相-宗教・文芸・教化

         2家・婚姻の基層 

         3庶民生活に交錯する陰影と自在

特別エッセイ 吉原健一郎



日本女性史再考、高群逸枝と「アナール」の邂逅から誕生した女と男の関係史
前人未到の女性史の分野に金字塔を樹立した先駆者・高群逸枝と、新しい
歴史学「アナール」の統合をめざし、男女80余名に及ぶ多彩な執筆陣が、原始・
古代から現代まで、女と男の関係の歴史を表現する「新しい女性史」への挑戦。
各巻100点余の豊富な図版・写真・文献リスト、人名・事項・地名索引、関連
地図を収録。本文下段にはキーワードも配した、文字通りの新しい女性史の
バイブル。

読者の手になじみやすくしたソフトカバー版。
各巻末に、『女と男の時空』の問題提起を受けて多ジャンルの作家や専門家が
寄せた特別エッセイ「『女と男の時空』を読んで」を収録。

監 修 者  鶴見和子/秋枝蕭子/岸本重陳/中内敏夫    
/永畑道子/中村桂子/波平恵美子/丸山照雄/宮田登
編集代表 河野信子
コメント
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