西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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『マン・レイ 軽さの方程式』

2018年08月29日 | 手帳・覚え書き

木水 千里 (著) 『マン・レイ 軽さの方程式』

マン・レイ(1890‐1976)はタダイスム、シュルレアリスムなど20世紀の華々しい芸術運動の一員として理解されてきた。だが、絵画、写真、オブジェ、映画など、媒体にしばられることなく機智と謎に満ちた創作を続けた彼の思想は、そうした時流を超えたものだった。芸術には進歩がなく、それゆえ自身の作品は永続すると断言するマン・レイ。現代美術の問題を先鋭的に体現する芸術家マン・レイを再定義する。

単行本: 381ページ
出版社: 三元社 (2018/6/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 4883034593
ISBN-13: 978-4883034598
発売日: 2018/6/20

書評 横尾忠則 朝日新聞 2018年8月11日朝刊
「私は謎」永遠化のために独走
世界的知名度がありながら学術的な研究があまりないマン・レイに「愕然(がくぜん)とした」。
著者は「不憫(ふびん)に思い」「彼に同情」。この「奇妙な状況」に興味を持ったことが本書執筆の切っ掛けとなった。



https://www.asahi.com/articles/DA3S13631457.html

https://researchmap.jp/0827/
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