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サンド学会の秋季研究会を下記のように開催いたします。
日時:2013年10月26日(土)11:00-12:15
場所:別府大学国際経営学部棟(39号館)3931教室
11:00-12:00 研究発表
1.坂本千代 :「サンドと音楽家」
加藤由紀氏との共著『ジョルジュ・サンドと4人の音楽家 リスト、ベルリオーズ、マイヤベーア、ショパン』(彩流社)の内容の解説・注釈と質疑応答
2.西尾治子 :「ジョルジュ・サンドの『祝杯』を読む」
『ラ・クープLa Coupe』は、サンドが死を目前にした恋人アレクサンドル・マンソーに捧げた妖精の国の物語である。 サンドがマンソーに伝えたかったこととは何だったのか。この作品にはプラトンの影響が認められる。プラトンは恩師のソクラテスを死に追いやったアテネのソフィストたちのドクサを批判、エピステーメを基礎とする理想の共和国の建設を夢見た。本発表では、サンドとプラトン哲学との連関性を射程に入れつつ、『ラ・クープ』(祝杯)における「妖精の死」とプラトンが描く「ソクラテスの死」をジェンダーの視点からも比較検討する。本稿は、G.サンド・ ベルギー国際学会(2013年6月22日-24日、ルーヴァン・ラ・ヌーヴ大学)の本人口頭発表で言及した作品の一つ『ラ・クープ』を中心とする考察である。
12:00-12:15 総会
活動報告および今後の打ち合わせ
研究会後、お時間がおありの方は、昼食をご一緒にいかがでしょうか。
13時半からは、Bruno Viard 氏の特別講演 "Rousseau, le romantisme ... et George Sand"(司会:坂本千代)が、別府大学のメデイア教育・研究センター・メデイアホール(4階)にて開催されます。14時50分までです。
奮ってご参加下さいますよう、お知らせ申し上げます。
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長い間、懸案となっていました『200年目のジョルジュ・サンド』の書評が、仏文学会のcahierに掲載されました。ご尽力下さいました先生方、誠にありがとうございました!
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