生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

嘘つきをどう扱うか?

2010年02月14日 | 第8章:心をのびやかにする方法
嘘をつく傾向のある人は、心の奥底にとても辛いものがあります。例えば理想が高く、なかなかそこに到達出来ない場合とか恋人が欲しいのに、いなくて寂しい場合に、友達には遠くにいる恋人の話をすることで心を満たします。ですから嘘をつく人を軽蔑するのは哀しいことです。むしろああ、また大ぼらを吹いているなあ、とおもったら、とことんその嘘に乗ってあげて下さい。こちら側の財産、名誉、貞操、あらゆる利害得失に踏み込まれない限り、相手の嘘をとことん傾聴してあげるのです。嘘を言わざるを得ない人間は、相手が誠実に聞いていくと、段々と惨めになりもう嘘はやめよう、と思うようになります。嘘をつき、それが世の中に広く知れてくると人はどんどん没落していきますが、その体験を積まぬ限り、嘘の習慣は治りません。嘘を見抜く修行が一番大事です。うそつきは放置しておくに限ります。嘘をつくのは心の安定を図る為の重要な営みなので軽々しく罰したり攻撃したりすると、益々その人は虚像の中に生きる羽目になります。:<嘘:299-3>:

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