生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

不安神経症と知性化の相関図

2010年02月26日 | 第8章:心をのびやかにする方法
<知性化>をすると心の病の根の部分が見えなくなる傾向があります。例えば会社が倒産して給料が入らなくなり将来の入金が不安な場合、とりあえずの入金の手をうつことなく<今のこの不安は人間の器を大きくしてくれる試練だ>とのんきに数か月も放置しておくと既に神経症症状を呈していても分からない場合があります。知性化は現実吟味力を麻痺させ、現実からの逃避をさせ、生きる意味の真実を見せなくなる場合もあります。自然に湧いてくる感情にはそれぞれ深い意味がありますので、どんな感情が湧き出しても平然と受け止める訓練をしていくと知性化をするより遥かに効果的なセルフコントロールが出来ます。魂からくる不安、成育史からくる不安、身体から来る不安をきちんと識別する訓練も必要です。魂からくる不安とは<宗教的な愛と永遠の生命の領域>のこと、成育史からくる不安とは身辺の森羅万象を解釈するその解釈の在り方の領域、身体からくる不安とは年齢別の免疫、分泌、自律神経の不安のことです。湧いてくるナマの感情は宝物ですので恐れずにあるがままを受理出来る修行をする以外解決方法はありません。:<利口な人なのに:301-5>:

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