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「横溝正史 生誕の地」碑/神戸市
案内板によると、横溝正史は明治35年(1902)に神戸市で生まれたとあった。
横溝正史か・・・、小説を読んだし、映画も観たなぁ。
終戦からさほど経っていない昭和の時代、因縁や因習などを動機とした殺人事件を
おどろおどろしく描いてるものが多くて、シビレル。
代表作は「獄門島」「犬神家の一族」「八つ墓村」などがあるけれど、
オイラは「悪魔の手毬唄」が印象に残ってる。
映画における主役の金田一耕助役は「石坂浩二」が一番似合うと思うし、
それと「よしっ、わかった!」とこぶしでポンと手を打つ、
脇役のあの警部?さんが好き(笑)
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デザインは「メビウスの輪」で、神戸山手大学の教授が手掛けたもの。
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教授は「2つのメビウスの輪がつながった形は、複雑に絡み合った難事件が名探偵により、
見事に解決されていく横溝文学にイメージを得た」とあった。
えー、そうかなぁ? オイラはその解釈とは違う。
メビウスの輪に「難事件が見事に解決されていく」イメージは持たないなぁ。
「謎が解けたと思ったら、また新たな謎が現れ、振出しに戻る」
「表と思えば裏となり、裏と思えば表となる 事件解明への道筋は複雑難解だ」
むしろ、そんなイメージ。解釈はもちろん人それぞれだけどね。