
蕪嶋神社/八戸市
最寄り駅のJR八戸線・鮫駅から歩いてきました。
蕪島はウミネコの繁殖地となっており、シーズン中はその姿をそばで見ることが出来ます。
こちらを訪れるのは今回で2度目、前回は25年ほど前になるでしょうか。
その時は冬だったので会えなかったんですよね。

歩いてくる途中、遠くからもウミネコが飛んでる姿を確認出来てほっとする。


ウミネコの糞害から身を守るために、傘の貸し出しがあります。
1本お借りして行きましょう。

やっぱり被弾するんだな・・・。

では参りましょうか。


水を飲む幼鳥たち。まだ羽根の色は茶色い。

階段の途中には津波の高さを示す印がありました。

こちらは東日本大震災のもの。
ここ八戸蕪島はリアス式海岸とは違って狭く入り組んだ地形ではないのですが、
それでも5.3mの高さがあったんですね。
記憶というものはだんだん薄らいでいくものですが、
あの激しい揺れ、震災当日夜に聴いたNHKのラジオ放送、
オイラは一生忘れることはないだろうな。

舞妓さんとか歌舞伎の隈取りみたいな目元してる(笑)

八戸港方面を望む。

ウミネコによるおびただしい数の爆撃跡。
傘差してるけど、これは恐怖。

お祀りしてるのは「市杵嶋姫命」。
「蕪」と「株」と語呂が一緒であることから、株価上昇の期待を込めて参拝する方も多い。

ウミネコは毎年3月ごろに飛来し、営巣・抱卵の後、6月に孵化。
7月ごろに巣立ち、夏には島を離れるという。
なのでウミネコを見たいのなら秋から冬ではなく、春から夏を目指してほしいですね。


オブジェの陰には巣がありました。
他に営巣する場所がないからなのか、ツバメのように人を天敵避けとしてるのか。

エサをねだる幼鳥。


目付きが怖いんですけど(笑)

しばらくぶりに訪問できました。
ウミネコたちに会えてよかったです。