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沼えび/大槻屋商店(登米市)
*フレッシュマート・スワンは平成30年3月末日で閉店
JR東北本線・新田駅近くにあるフレッシュマート・スワンという店で、地元のみやげは何かないかと探してみる。
すると、「沼えび あります」の案内書きを発見。
商品を手に取って見てみると、販売元である大槻屋商店の住所はここ「新田」なので、まさにビンゴ。
しかも、沼えびなんて珍しいではないか! 購入決定!!
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さて、この沼えびを買ったはいいが、どんな喰い方があるんだろう?
桜えびのように「かき揚げ」や「炒飯」の具として使うしかないのかな?
ネットで調べてみると、「えび餅」なる食べ物を見つけた。
えび餅? 「ずんだ餅」や「納豆餅」なら知ってるけど、こんな喰い方あるんだ!
岩手県一関市を中心に餅文化があり、多彩な食べ方の一つとして「えび餅」がある。
この辺りは一関に近いので、えび餅文化の影響を受けてるのか、その材料としてこの沼えびが販売されてるようだ。
(えび餅に馴染みのないオイラは、炒飯やお好み焼きの具として使いました)
袋に明記されているが、実はこの沼えびは茨城県の「霞ヶ浦産」である。
昔は伊豆沼でも獲れていたのだろうが、水質の悪化などで獲れなくなったのだろう。
だが、たとえ霞ヶ浦産であっても、えび餅文化はしっかりと受け継がれてるようだ。
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JR新田駅構内に掲げられていた「伊豆沼小唄」歌詞