瀬戸内寂聴さんのインタビューで何度も聞いた言葉『最後までしっかりと生き抜く事』この言葉に心惹かれながら、私は中々理解できずに心のどこかにひっかって、時々思い出しては、私はどう生きれば<しっかりと生き抜く>ことができるのだろうと思っていた。
ともすれば、体調の悪さに心が折れてしまい、絶望的な不安におびえる日々・・・
何度も再発する脳梗塞はすこしづつ眼と耳を不自由にしていくけれど、又、脳梗塞の後遺症で右半身に少し麻痺が残るためバランス感覚悪い体であっても自分の力で動けることに感謝して、心と精神を奮い立たせて・・・
ただ、ひたすら、すがるように、しがみつくような想いの『美しき人、イ・ビョンホンさん』の存在は私に奇跡的のような出来事や勇気をくださり・・・
ある日、ある方に言われた言葉が私を戸惑わせる、「ファンだからと、ただそれだけで生きているわけではない!」
確かに、そうだと思う、だけれど、その時の私は、あの言葉を素直に受け止めることができなかった。
あのころは本当に心も精神も弱く、ビョンホンさんの魂や感性は私を支える、ひとすじの光のように、生きる道すじを照らし続けてくれた!
今もビョンホンさんの存在は大きいし、変わりなく大切な存在!
しっかりと生き抜くことの意味を今、かすかだがつかみかけた、自然へのかかわりを再び、少しづつだけれど触れることができて、ゆっくりとした歩み、ささやかな山登りへの復活!
このことが私の「しっかりと生き抜くこと」ではないかと!
毎日の散歩と少しづつ長く歩く努力、そのことが、良い体調維持につながるような気がしている!
雨の日はうれしい、自分の眼で見る花や植物、風景、晴れの日は濃い色のサングラスに守られて、光を恐れずに静かに眼を開けてみるぼんやりとした風景、自然であっても私には肌で感じられるさわやかさと幸福感は精いっぱい生きる力を与えてくれる!!!
★★★
五月から始めた、私のささやかな再びの山登りも中々体力がつかない事で山へ向かうことができず、街中歩きの散歩の日が続く、気落ちしそうな思いを奮い立たせて、今日も2時間の街中歩きに出かけて、まぶしさを避けて濃い色のサングラスから見上げた梅雨の晴れ間の青空に感謝!
明日も頑張ろう・・・