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(この写真は以前の作品の「弓」の物です)
今年のカンヌ映画祭で、キム・ギドク監督「アリラン」が「ある視点部門」で受賞したようです。
私は特別、映画ファンだとは言えないけれど、不思議とこの「キム・ギドク」監督作品はとても気になる・・・
映画の事を語れるほど、たくさんの映画を観ているわけではないが、ギドク作品は映画を観ている観客に不思議な感性を増幅させて,映像の奥深く、観えていない感情の何かが?あるのかも知れない!
私はこれまでこの監督の映画ほど不思議な感情になった映画は他にない!
<ビョンホンさんの映画は私にとっては特別な物なので、比べる事は出来ない!!!>
今は自分の言葉を表現、文字に出来ないので、以前に別の所に書いた物を載せてみました。
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5月の季節は、私には特別な思い出がたくさんあって、どうしても、山への想いが心を乱しているから、今、体を思うように動かせなくても、山への想いがつのっては、現実に戻されて・・・
そんな時、韓国映画、キム・ギドク監督の「弓」を観た。
DVDでだが、2度つづけざまに観た!
私は、ほとんどがテレビか、DVDで映画を観る、外出が出来ない事もあるが、今は、ビョンホンさんの映画以外は映画館へ行こうという気持ちにならないのが正直なところだから、映画好きですとは言えないのでしょうが、テレビでは映画をよく観ている。
だが、はじめの30分が心惹かれるかで、終わりまで観るか、やめるかが決まる。
最近は、韓国の映画も多く放映されて、けっこう好きな映画も多い。
けれど、キム・ギドク監督の映画はいつも、心を持っていかれてしまう・・・
その理由がいまだにわからない、特別に、はでな、アクションがあるわけでもなく、ほとんど、台詞がない、役者さんが特に有名でもない(私が知らないだけかも)、どちらかと言えば、ストリーも坦々とした日常(一般的ではない日常だけれど)を描く・・・
最初に心を持っていかれた映画は「春夏秋冬、そして春」だった、この映画を観た時、説明の出来ない思いになって、レンタルで借りられる、キム・ギドク作品を全部借りてきて、続けざまに観た。
中でも、「うつせみ」と「サマリア」は私を廃人にして、しばらくの間、思考能力停止状態にした。
私は、映画を評論出来るほどの人間ではないので、私自身が感じたことを書いているのだが、一つだけ言えるとしたら、けっして映像が派手ではないのに、この頭の中にしっかりと刷り込んでしまう事、ギドク監督作品を観ると、しばらくは、私自身の思考能力を持っていかれてしまうのだ。
今回見た「弓」もまさしく、そうなのだ、この2日間、何かをしていても、それほど、強烈でも無い映像のあるシーンが、現れて、私が勝手に言葉や思いをその場面にはめ込んでいるのだろうか、なにしろ、この映画も、ほとんど台詞がない、俳優はその表情だけで、映画のストリーを描き、見る側に伝えている。
韓国は映画産業で、国の経済を立て直す国策をするほどの国です(もちろん、映画産業だけで、国の経済が立ち直ったわけではないが)・・・
もちろん、日本の映画も好きですし、観ている映画も多いです。
ただ、今のところ、日本の映画で、心を持っていかれた、作品がない事が、すこし残念です。
ただ、これだけは言わせてください!!!
俳優は「イ・ビョンホン」で始まり!!!
ビョンホンシの「魂の演技」に、これからも離れられないでしょう!!!
元気になったら、山へも復活して・・・
夢と希望で、頑張らなくちゃ~~~
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