桃源郷、フンザの風 (2) 2014-04-02 12:11:53 | 山、人、幸せな出会い 一歩前へ踏み出せばガラガラと崩れゆく足元 1000mの谷底へおちて行く恐怖 絶え間なく叫ぶ爆音は雪崩が雪崩をよび 荒涼とした世界は相反する大自然の叫び この大地は小心者の私を受入れる事を拒み 激しく痛めつける苦しみは自然との調和など望むすべもない 一瞬の命の危うさにも少しずつ少しずつ歩み祈る 灼熱の太陽がこの身を焼き尽くして蜃気楼が 運びくる風を見る私は今何処に向かうのだろう 苦しさと喜びとそして悲しみの場所へ一歩又一歩 この体に刻んだフンザの風は山の師の記憶の声 #山歩き(トレッキング) « 桃源郷、フンザの風 | トップ | 桃源郷、フンザの風 (3) »