義援金

夏休みで帰って来ていた姪の話です。姪の周りでも義援金を募る活動をする方がいたそうですが、実に間接的で、作った料理を売って、その利益を募金するという事。間接的に募金するとは言え、高くては売れないので、売れそうな価格に設定したそうです。そこから材料費を差し引くと、労力を費やした割りに、大した額を納める事ができなかったそうです。姪っ子曰く『だから、最初っから普通に募金すればイイものを』

同じ様なことをある方が言っていました。いろんな団体で頑張ろう東北の様なコメント入りのマグネットステッカーを作って、販売した利益分を義援金として寄付する方法を、『２０００円で販売して、その利益分○○円を寄付するのなら、最初っから２０００円寄付すればいい』と言っていました。

当社にもステッカー以外に『こんな幟旗作りました』『こんなポスターを貼って東北に元気を』と、何かを売ろうとするメールやファックスが来ますが、胡散臭いのもあるので、それこそそんな物を買ったつもりで、直接募金します。もちろんちゃんとしたモノも多いとは思いますが。

鶴岡に避難されている被災地の方が結構いらっしゃいます。当店からリサイクル品を購入なさった方も多いのですが、新品の冷蔵庫や洗濯機、テレビ等を購入された方に今、日本赤十字社の方から家電一式が届いて、先に自分で購入した物を売りたいという依頼が何件かございました。

募金は集まったが、その分配に手間取ったという話は聞いていましたが、それが今頃とは、、、、いくら買って間もない物とは言え、購入価格を考えれば、買取り価格は満足のいくモノだとは思えません（もちろん高く買取る努力はしておりますが）。ここに被災者の方にとって、大きな金銭的なロスが生じます。仕方の無い事だったのでしょうか？

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