鶴岡市・庄内町のリサイクル品の買取り&販売はリサイクルショップハローズ
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鶴岡市内でもコロナの感染者が毎日の様に現れ、また巣ごもりの日々に逆戻り。という事で必然的に映画を見る時間も多くなってきました。とりあえず借りてみたというより、吟味して借りたものが多く、今回はどれも良い作品だったと思います。
スマホを落としただけなのに/囚われの殺人鬼
北川景子主演でヒットしたサスペンス「スマホを落としただけなのに」の続編。トラウマを抱えた刑事・加賀谷を主人公に、あの連続殺人事件から数カ月後の新たな事件が描かれる。長い黒髪の女性ばかりが狙われた連続殺人事件の解決から数カ月後。同じ現場から新たな身元不明の死体が発見された。捜査にあたる刑事・加賀谷は、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野のもとへと向かう。獄中にいる浦野が口にしたのは、浦野が師と仰ぐ「M」というダークウェブ上に存在する謎の人物だった。というあらすじです。
前作は見ておりません。見ずとも大丈夫でしたが、やはりこれを見る前に見ておいた方が良い様です。サイバーミステリーですが、?サイバーの世界では本当にそんな事が可能なのか?という疑問もあり。であれば、この手のミステリーを書くのはそれほど難しくないなぁと、小説家になる気もないのに、そんな事を考えました。犯人Mの意外性やストーリーの展開も良く、楽しく見ごたえのあるサスペンス映画だと思いました。成田凌の演技は千葉雄大を食っている、白石麻衣さんがとっても魅力的です。
+0.5
火口のふたり
東日本大震災から7年目の夏、離婚し、再就職先も倒産してしまった永原賢治(柄本佑)は、かつて恋人だった佐藤直子(瀧内公美)の結婚式に出るため郷里の秋田に帰省する。久々に再会した賢治と直子は、ふとしたきっかけでかつてのようにお互いを求め合う。というあらすじです。
昨年のキネマ旬報の1位だった映画ですので、ずっとTSUTAYAのサブスクで予約していたのですが、数が少なかったのか、半年待っても送られてこなかったので、普通にGEOで借りてきました。お断りすべきはでエロが結構あります。いにしえの日活の様に、文芸的なエロです。いとこ同士という葛藤も交えた軽い始まりでしたが、互いに火がついて、むさぼりあうように激しく愛し合う。そこは激しいのですが、淡々とクールな部分との表裏が面白いです。ネタバレできない様に言いますが、最後は奇想天外です。文芸的な作品はダラダラする作品も多いのですが、これはテンポ良く、飽きずに見る事ができました。さすがキネ旬的作品です。
ANNA/アナ
1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋アナ。ファッションモデルやコールガールなどさまざまな顔を持つ彼女の最大の使命は、国家にとって危険な人物を消し去ることだった。アナは明晰な頭脳と身体能力を駆使し、国家間の争いをも左右する一流の暗殺者へと成長していく。そんな中、アメリカCIAの巧妙なワナにはめられ危機に陥ったアナは、さらに覚醒。KGBとCIAがともに脅威する究極の存在へと変貌していくというあらすじです。
「ニキータ」「レオン」「LUCY ルーシー」リュックベンソン監督の映画、それも女性のスパイアクションときたら悪いはずもない。十八番とマンネリは紙一重ですが、抜群の面白さです。安心して楽しめました。とにかく主人公のアクションシーンは秀逸です。手に汗というか、主人公のアナがかっこよすぎるのです。この辺はリュックベンソン仕込み、本当に間違いありません。2時間あるストーリーも実にギュッと絞った感じで、無駄がありません。スパイとしてもあっち行って、こっち行ってと裏切るのですが、ラストもまた転じます。アクションの中にもミステリー的な要素もあり、ストーリーも楽しめました。スカッとするおすすめの映画です。
+0.5
大いなる幻影
ジャン・ルノワールが第1次世界大戦下のドイツ捕虜収容所を舞台に様々な国籍や年齢、階級の人々が繰り広げる人間模様を描き、外国語映画として初めてアカデミー作品賞にノミネートされるなど世界的に高く評価された反戦映画の傑作。ドイツ軍に撃ち落とされ捕虜となったフランス飛行隊のマレシャル中尉とド・ボアルデュー大尉は脱走を繰り返し、脱出不可能とされる古城の将校捕虜収容所に送られる。そこで所長をつとめるのは、かつて2人を撃ち落としたドイツ貴族ラウフェンシュタイン大尉だった。同じ貴族階級のド・ボアルデューとラウフェンシュタインは親交を深めていくが、マレシャルたちの新たな脱走計画は着々と進められ……。
とっても古い映画で、高校時代にNHKで古い名画を放送していた事があり、その時に良いと思って、その後フランス映画やヨーロッパの映画に入り込むきっかけになりました。本当に久し振りに拝見したのですが、高校生がこれを良いと思った自分に驚きました(笑)。恐らくジャンギャバンのカッコよさ、アメリカ映画とは違う雰囲気が気に入ったのだと思います。戦争映画で、国家間の争いはもちろん、当時の階級闘争や、人種差別をモノクロのフィルムからリアリティを感じる。そこから歴史を読み取り、反省もする。大いなる幻影はいまだに幻影である事に切ない気持ちにもなりました。
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鶴岡市内でもコロナの感染者が毎日の様に現れ、また巣ごもりの日々に逆戻り。という事で必然的に映画を見る時間も多くなってきました。とりあえず借りてみたというより、吟味して借りたものが多く、今回はどれも良い作品だったと思います。
スマホを落としただけなのに/囚われの殺人鬼
北川景子主演でヒットしたサスペンス「スマホを落としただけなのに」の続編。トラウマを抱えた刑事・加賀谷を主人公に、あの連続殺人事件から数カ月後の新たな事件が描かれる。長い黒髪の女性ばかりが狙われた連続殺人事件の解決から数カ月後。同じ現場から新たな身元不明の死体が発見された。捜査にあたる刑事・加賀谷は、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野のもとへと向かう。獄中にいる浦野が口にしたのは、浦野が師と仰ぐ「M」というダークウェブ上に存在する謎の人物だった。というあらすじです。
前作は見ておりません。見ずとも大丈夫でしたが、やはりこれを見る前に見ておいた方が良い様です。サイバーミステリーですが、?サイバーの世界では本当にそんな事が可能なのか?という疑問もあり。であれば、この手のミステリーを書くのはそれほど難しくないなぁと、小説家になる気もないのに、そんな事を考えました。犯人Mの意外性やストーリーの展開も良く、楽しく見ごたえのあるサスペンス映画だと思いました。成田凌の演技は千葉雄大を食っている、白石麻衣さんがとっても魅力的です。
+0.5
火口のふたり
東日本大震災から7年目の夏、離婚し、再就職先も倒産してしまった永原賢治(柄本佑)は、かつて恋人だった佐藤直子(瀧内公美)の結婚式に出るため郷里の秋田に帰省する。久々に再会した賢治と直子は、ふとしたきっかけでかつてのようにお互いを求め合う。というあらすじです。
昨年のキネマ旬報の1位だった映画ですので、ずっとTSUTAYAのサブスクで予約していたのですが、数が少なかったのか、半年待っても送られてこなかったので、普通にGEOで借りてきました。お断りすべきはでエロが結構あります。いにしえの日活の様に、文芸的なエロです。いとこ同士という葛藤も交えた軽い始まりでしたが、互いに火がついて、むさぼりあうように激しく愛し合う。そこは激しいのですが、淡々とクールな部分との表裏が面白いです。ネタバレできない様に言いますが、最後は奇想天外です。文芸的な作品はダラダラする作品も多いのですが、これはテンポ良く、飽きずに見る事ができました。さすがキネ旬的作品です。
ANNA/アナ
1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋アナ。ファッションモデルやコールガールなどさまざまな顔を持つ彼女の最大の使命は、国家にとって危険な人物を消し去ることだった。アナは明晰な頭脳と身体能力を駆使し、国家間の争いをも左右する一流の暗殺者へと成長していく。そんな中、アメリカCIAの巧妙なワナにはめられ危機に陥ったアナは、さらに覚醒。KGBとCIAがともに脅威する究極の存在へと変貌していくというあらすじです。
「ニキータ」「レオン」「LUCY ルーシー」リュックベンソン監督の映画、それも女性のスパイアクションときたら悪いはずもない。十八番とマンネリは紙一重ですが、抜群の面白さです。安心して楽しめました。とにかく主人公のアクションシーンは秀逸です。手に汗というか、主人公のアナがかっこよすぎるのです。この辺はリュックベンソン仕込み、本当に間違いありません。2時間あるストーリーも実にギュッと絞った感じで、無駄がありません。スパイとしてもあっち行って、こっち行ってと裏切るのですが、ラストもまた転じます。アクションの中にもミステリー的な要素もあり、ストーリーも楽しめました。スカッとするおすすめの映画です。
+0.5
大いなる幻影
ジャン・ルノワールが第1次世界大戦下のドイツ捕虜収容所を舞台に様々な国籍や年齢、階級の人々が繰り広げる人間模様を描き、外国語映画として初めてアカデミー作品賞にノミネートされるなど世界的に高く評価された反戦映画の傑作。ドイツ軍に撃ち落とされ捕虜となったフランス飛行隊のマレシャル中尉とド・ボアルデュー大尉は脱走を繰り返し、脱出不可能とされる古城の将校捕虜収容所に送られる。そこで所長をつとめるのは、かつて2人を撃ち落としたドイツ貴族ラウフェンシュタイン大尉だった。同じ貴族階級のド・ボアルデューとラウフェンシュタインは親交を深めていくが、マレシャルたちの新たな脱走計画は着々と進められ……。
とっても古い映画で、高校時代にNHKで古い名画を放送していた事があり、その時に良いと思って、その後フランス映画やヨーロッパの映画に入り込むきっかけになりました。本当に久し振りに拝見したのですが、高校生がこれを良いと思った自分に驚きました(笑)。恐らくジャンギャバンのカッコよさ、アメリカ映画とは違う雰囲気が気に入ったのだと思います。戦争映画で、国家間の争いはもちろん、当時の階級闘争や、人種差別をモノクロのフィルムからリアリティを感じる。そこから歴史を読み取り、反省もする。大いなる幻影はいまだに幻影である事に切ない気持ちにもなりました。
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