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「師走の演奏会」
と云えば、恒例のベートーヴェンの『第九』ですが、コロナ禍にあっては
中々難しいようです。なぜなら、第4楽章が独唱や合唱を伴うものですから、
唾の交じった呼気が合唱団や楽団や客席に向かって大量に飛び散る。
で、どうするかと挑戦したのが冒頭に掲げた画像。指揮者と吹奏楽者を除いて、
皆マスクを着用し、独唱の4名、混成合唱の約80名がマスク越しに「歓喜の歌
(喜びの歌)」を見事に歌い上げたそうな。
ただし、演奏会が行われたのは今夏(7月11日)のこと。鶴見区民文化センター
の開館10周年記念事業「鶴見に響く歓喜の歌 わたしたちの第九SYMPHONY No.9」
として同センターのサルビアホールで13:00開演と16:00開演と2回に分けて演奏
された。
出演者の総勢が139人にものぼるため、各自の距離を確保すると、客席を
少なくせざるを得ず、ために2回に分けて実施したそうな。
上記の演奏会は有料(全席指定、2000円)でしたが、以下にお知らせする演奏会
(「横浜マスターズオーケストラ第2回演奏会」)は無料です。
演目は、『第九』では有りませんが、次のものです。
・歌劇「ブルスキーノ氏」序曲:ロッシーニ
・ピアノ協奏曲第23番イ長調K488:モーツァルト
・交響曲第40番ト短調K550:モーツァルト
モーツァルトのピアノ協奏曲には好い作品が目白押しです。僕は第21番ハ長調
K467の第2楽章「みじかくも美しく燃え」が好きですが、第23番イ長調K488の第2
楽章もメランコリックな響きを持つアダージョで美しい調べです。
同じくモーツァルトの数ある交響曲(約70曲もある)の中で、1788年の6月から
8月にかけて作曲された第39番、第40番、第41番の3曲は最高傑作とされています。
この第40番は7月25日に完成しました。全体として哀愁を帯びた美しい曲調です。
シルヴィ・バルタンがこの曲をポップス化した「哀しみのシンフォニー」を歌い
大ヒットさせましたので、旋律が耳に残っている方も多いのでは。
開演日時:2021年12月26日(日)、13:30開場、14:00開演
会場:かなっくホール(JR東神奈川駅東口下車徒歩1分、京急東神奈川駅下車徒歩
1分)
注意事項:僕が持っているこの演奏会のチラシに「演奏会当日、入場時にこちら
のチラシをご提示ください。1枚で何名でも御入場できます。チラシのコピー
でも構いません」とあります。念のため以下のところにお問い合わせくだ
さい。なお、未就学児童は入場できません。
問い合わせ先:富山(とみやま)辰夫、090-1252-1607
もしくは 砂田俊彦、090-1252-6474
※いずれの演奏会もプルート奏者として川本(旧姓糸賀)悦子さんが出演しています。
年の瀬も押し詰まった日曜日ですが、慌ただしい日常を一時抜け出して、心のやす
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