廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

市民球場最終戦、そしてWBC準決勝

2009-03-23 22:22:22 | Weblog
 異常な盛り上がりのWBCの影に隠れてしまったが、広島では広島市民球場で行われたタイガースとのオープン戦がちょっとした大きな扱いになっている。 既に公式戦は去年のシーズン最終戦で終わっているが新球場・マツダスタジアムを使用出来るのがシーズン開幕からなのでオープン戦では市民球場が使われていた。 それも昨日が最後、カープがここで試合するのはこれが本当に最後となるのだ。 昨日は深夜から朝にかけて激しい雨が降ったにも関わらず、試合が始まる昼ごろには止んで試合は無事に開催出来た。 そう言えば去年の市民球場最終シーズンも雨で中止になるかと言う天気で結局試合が無事に出来たと言う日が多かったな...

 試合はカープがタイガースに3点リードされながらも嶋選手のホームランで同点に追い付いてそのまま引き分けになった。 市民球場最後のホームランはレフトのフェンス際に入り、大幅に広くなる新球場では外野フライかな。 市民球場ならではのホームランで終わるのも何かの縁か。 そして昨日の試合の先発は前田(健)投手だった。 奇しくも去年のシーズン最終戦で先発して市民球場最後の勝ち投手になったのだが、今日は本調子では無かったのか去年彼に抑えられたタイガースの研究の成果なのか... 市民球場に別れを告げるべくオープン戦なのに球場は満員だったらしい。 そしてこの球場が3万人近くの賑わいを呼ぶのもこれが最後。 試合数の違いで動員力は落ちるものの、市民球場跡地をサッカー場にすれば周囲の商店への”波及効果”はあると思うのですが。 そう言えば市民球場を残してカープの二軍が使うと言う”ナゴヤ球場方式”を提唱する人も居るのだとか。 市民球場を残してくれるのならサッカー場は広島大学跡地に造ると言う手もあるのですけどね...

                  

“大迫のサブ”興梠が鹿島救ったロスタイム弾(スポーツニッポン) - goo ニュース

 鹿島みたいな強豪クラブに入って出番が無かったらどうするのか、どうせならJ2クラブに入ってレギュラーで試合に出続けるべきだと思いましたけど、高校を出たばかりで早くもJ1の試合に出ている事だけで凄いですね。 もっとも鹿島としてはJ1リーグに加えてACLナビスコカップも並行してこなさないといけない厳しい日程を乗り切る為に大迫選手には戦力になってもらわないと困るからこうして使って育てているのだと思いますけど。 問題は今回の試合の相手がサンフレッチェだと言う事ですね。 ロスタイムに決勝点を入れられて競り負けてしまいました。 引き分けに持ち込めなかったと言うより前節で負けていただけに勝ちたかったのですけど... J1なんだからJ2の時みたいに勝てないのは当たり前、守備を立て直してJ1でも勝ち続けられる様にならなくてはいけませんね...

                       

推計人口、3年ぶり減少 女性も初めて減少に転じる(朝日新聞) - goo ニュース

 一般的に女性の方が男性より長生きだと言われていますので、人口が減り始めても女性の人口は横ばいになっていたのでしょうが、ここに来てついにその女性の人口も減り始めましたか。 ただ今回の統計は既に少なくなっている子供の数よりはお年寄りの人口の変化の影響があるのかも知れませんね。 この傾向は子供の数が劇的に増えない限りずっと続くのではないでしょうか。 子育て世代を経済的に補助するとか保育所を充実させるとか、企業にライフ・ワークバランスの一層の充実を求めるとかやれる限りの少子化対策を繰り出して行くべきだと思います...

                                  

機体逆さま黒焦げに、空港ロビー混乱…成田・貨物機炎上(読売新聞) - goo ニュース

 報道を見る限り、今回の事故は気象条件の影響が大きかったみたいですけど。 それにしても最近は飛行機事故が多いと言うか目立つと言うか... 皮肉なもので”ハドソン川の奇跡”で巨大飛行機事故が防がれた後で立て続けに飛行機事故が起こっているのも妙な縁だと思っていますが。 まさか何か関連する事があるのかは分かりませんけど。 今回事故を起こしたのは貨物機で、亡くなったのはパイロットと機長の2人だけみたいですね。 これが旅客機だったら...と言う考えもつい起こってしまいますが、100人でも2人でも命が失われたのは事実ですからね。 もう新たな飛行機事故が起こらない事を願っております...

                  

 ついに今日、日本とアメリカによるWBC準決勝が行われ、日本が10-4で快勝した。 先発した松坂投手(ボストン)はいきなり先頭打者ホームランを打たれるなど前回の登板に比べると調子が今一つだったみたいですけど要所を締めて5回途中で球数制限に達するまで2失点に抑え、打線はエースを活発に援護して逆転し、6-2でリードした終盤の8回表に馬原投手(ホークス)が打たれて2点差まで追い上げられたが馬原投手も球数制限に達しながらも2点差で抑え切り、その裏の攻撃で3点を奪って逆に点差を5点に広げた。 そして9回表は何故かダルビッシュ投手(ファイターズ)が登場、”男の中の男”藤川投手(タイガース)の調子が悪いのだろうか? それとも馬原投手が球数制限で明日投げられなくなるので温存したのか? でも点差が開いてクローザーを投げさせる事も無くなりましたけど...

 今日の試合に勝って「日本野球75年の悲願達成!」とか、「アメリカ野球に追い付いた!」とか騒いでいますけど、本当に日本の野球がアメリカに追い付く為には大リーグの覇者とアジアの覇者によるクラブチームの世界一決定戦も実現させないと意味が無いですね、サッカー風に言えば代表とクラブは車の両輪ですから。 日本代表チームの応援で渡米中の王さんと加藤コミッショナーにはアメリカに圧勝した事や決勝進出をアジアの国が占めたと言う事実を交渉材料としてアメリカや大リーグ機構と渡り合ってもらいたいです。 ”代表とクラブは車の両輪です”から、WBCで日本がアメリカに圧勝したと言う事は去年のシーズンに例えると大リーグの覇者であるフィラデルフィアと、アジアシリーズを制した日本のライオンズが戦えばライオンズが勝つ可能性は十分あり、少なくとも互角以上にはなったと判断出来ます。 もう私は大リーグだけの優勝チームを”ワールドチャンピオン”だと呼ぶ気には到底なれません。 文句があるのでしたらちゃんとした世界一決定戦をやって大リーグ球団の実力を証明すれば良いだけの話です。 たった1試合増えたところで選手への負担も多寡が知れていると思いますが...

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 ...以上です。
コメント
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