昨日の晩(日付上は今日ですが)の『EYES 名将の采配』(NHK総合)は毛利元就が陶晴賢を相手に圧倒的な戦力差を覆して勝った厳島の戦いがテーマでした。 先週も書きましたがこの番組は30分しかありませんので、テーマとして取り上げた戦いだけを紹介するのがやっとであって、その戦いに至るまでの経緯や戦いの影響やその後についてはさらっとしか紹介していません。 先程、私は”毛利元就と陶晴賢の戦い”と書きましたが、実際には毛利氏と大内氏との戦いで、現在の広島県西部を支配していただけの毛利氏に対し、大内氏は現在の山口県、福岡県、島根県西部を支配する巨大勢力で、戦国時代ゲームをやっているとコンピューターの大内氏があっさりと西日本を制したりしています。 だから大内氏と毛利氏の動員出来る兵力の差は倍以上、まともに戦っては勝ち目は無いので元就は兵力の差が生きて来ない狭い場所へと大内軍を誘導しようとしますが、敵も馬鹿では無いのでここが謀略の使いどころ...
元就は大内との戦いを決意すると早速大内氏領の安芸国西部を一気に奪い取り、桜尾城を前線基地として岩国に本陣を置く大内軍と対峙、そこで元就は陶晴賢の片腕と言うべき強敵・江良房栄を元就に内通していると嘘情報をばら撒いて殺させ、その上で前哨戦の折敷畑の戦いに勝ちます。 元就の計略に翻弄されっぱなしの陶晴賢はやり返すべく元就の家臣への裏切り工作を仕掛けまくりますが、それを知った元就は家臣に嘘の寝返りの約束をさせ、自分の計略が大成功したと思った陶晴賢は全軍を厳島へと上陸させる。 結果的に晴賢は大軍には不利になる狭い島に誘い出されたのだが、本人から見ればむしろ逆で、自分自身を囮にする格好で元就の主力を厳島に誘い出し、手薄になった元就の領内で内応した家臣たちが反旗を翻す...はずだったのだ。 敵の計略を利用して自分の計略に引っ掛ける”反計”と言う計略だったのではないでしょうか。
厳島で陶、いや大内軍を壊滅させた元就は勢いに乗って動揺する大内氏の領内に雪崩れ込み、一気に周防、長門を奪って大内氏を下関まで追い詰めて滅亡させます。 しかし豊前、筑前の九州領地は大友氏が手に入れて後に北九州一帯で両家が激しい攻防戦をする事になるのですが... その後、元就は一気に拡大した勢力をもって長年の宿敵である尼子氏を滅ぼして中国地方の大半を支配下に収めます。 この時点で元就はこれ以上の勢力拡大は無用、天下の事には一切関わらずに今の領地だけを守りぬけと遺言してこの世を去るのですが、そうは言っても戦国時代の初期ならともかく信長や秀吉の”中央政権”の力が中国地方に迫ると戦ったりその傘下に入ったりする決断も仕方が無かった。 中央政権に組み込まれてしまえば”天下の事には関わらず”と言う訳にも行かず、既に”両川”がこの世を去った後の関ヶ原の戦いで外交的なミスを連発して振り回され、戦後処理で領地の大半を失い、その怨念が幕末の倒幕運動へと繋がって行くのですが...
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女子高生が日本刀を持って吸血鬼達と戦うと言うお話なら私もアニメの『BLOOD+』(TBS系)で見ました。 要するにあの作品のシリーズの一環に入る実写映像化と言う事ですね。 現在、広島市内の映画館でもやっていますけど面白いのかな? 見てみたいけど今は余裕が無いのでレンタルDVDで旧作になってから見る可能性が高いかも... それにしても日本の漫画・アニメ作品を外国のクリエーターが複数の国の合作として実写の映画にするとは... そんな時代が来ているのですね。 だったら日本に進出して来ているハリウッドと日本のクリエーターが手を組み、複数の国を巻き込んだ合作映画として『コードギアス 反逆のルルーシュ』を実写映画化しても面白いのでは? ハリウッドのDG技術をもってすればナイトメアフレームを作る事も可能なのではと。 第二部はちょっと難しいですが、第一部なら実写化も可能なのではと妄想しています。 この作品をずっと見ていて気付いた欠点は、アニメでは日本人と外国人の”描き分け”が難しくなる事で、主要キャラを外国人の役者に演じさせれば日本が外国の植民地になっていると言う状況を上手く描けるのではないかと思いまして。 各国美形俳優の”競演”も面白そうですし...
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今日の昼、この記事の紹介を決めた時点では「阿呆ヨーロッパが何を言っているのか。」と思っていましたが、今日の夜に日本代表の試合中継を見てヨーロッパの言っている事も当たっているのかなと思ってしまいました。 確かにワールドカップ出場は既に決まって”消化試合”になっていますが、だからこそこの試合は”アジアのレベル”を超えてカタール代表を軽く蹴散らして見せるのではないかと期待していましたけど残念な結果になりました。 確かにカタールは今日の試合で勝ち以外なら予選敗退が確定してしまう状況で必死だったから簡単には勝てないのは分かりますけど、ワールドカップ本選ではどこの国も一敗も出来ないと必死になって向かって来るのだから今日のカタールくらいは内容的に圧倒して勝たなくては... 今の代表の”大黒柱”とも言うべき遠藤選手(G大阪)を怪我で欠いている影響があったとテレビでは言われていましたが、今の代表は遠藤選手が壊れたら終わりだと言う事はみんな知っていたはず。 でも日本人は”言霊信仰”があるので遠藤選手が故障したら日本代表は終わりだ、彼に代われる控え選手の育成をと言うと彼が本当に故障する様な気がして誰も言えなかっただけの話です。 前回大会に中村選手(俊・セルティック)が万全の体調で大会に入れなかった例もあります。 ”傷”が大きくならない様に今からで新戦力の育成を。 その時にはサンフレッチェの選手も...といつもの”我田引水”で。
今日からカープは千葉マリンスタジアムでマリーンズと対戦、2-0で辛勝しました。 カープ打線はマリーンズ先発・渡辺(俊)投手から初回に2点を先制しましたが、その後は渡辺投手の前に完全に抑えられて追加点が取れず、一方で投手陣は先発のルイス投手からストッパーの永川投手までが見事な無失点リレーでマリーンズを押さえ込んで接戦をものにしました。 でもこんな試合展開では投手陣に負担が掛かります。 もっと打線が投手陣をしっかりと援護しないと。 それにしても今のカープは打線が打てない時には投手陣が耐え抜いて...と投打の歯車が噛み合っていていい感じです。 アウェーで厳しい戦いですけど明日も勝って今季のマリーンズ戦を全勝で締めておきたいものですね...
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...以上です。
元就は大内との戦いを決意すると早速大内氏領の安芸国西部を一気に奪い取り、桜尾城を前線基地として岩国に本陣を置く大内軍と対峙、そこで元就は陶晴賢の片腕と言うべき強敵・江良房栄を元就に内通していると嘘情報をばら撒いて殺させ、その上で前哨戦の折敷畑の戦いに勝ちます。 元就の計略に翻弄されっぱなしの陶晴賢はやり返すべく元就の家臣への裏切り工作を仕掛けまくりますが、それを知った元就は家臣に嘘の寝返りの約束をさせ、自分の計略が大成功したと思った陶晴賢は全軍を厳島へと上陸させる。 結果的に晴賢は大軍には不利になる狭い島に誘い出されたのだが、本人から見ればむしろ逆で、自分自身を囮にする格好で元就の主力を厳島に誘い出し、手薄になった元就の領内で内応した家臣たちが反旗を翻す...はずだったのだ。 敵の計略を利用して自分の計略に引っ掛ける”反計”と言う計略だったのではないでしょうか。
厳島で陶、いや大内軍を壊滅させた元就は勢いに乗って動揺する大内氏の領内に雪崩れ込み、一気に周防、長門を奪って大内氏を下関まで追い詰めて滅亡させます。 しかし豊前、筑前の九州領地は大友氏が手に入れて後に北九州一帯で両家が激しい攻防戦をする事になるのですが... その後、元就は一気に拡大した勢力をもって長年の宿敵である尼子氏を滅ぼして中国地方の大半を支配下に収めます。 この時点で元就はこれ以上の勢力拡大は無用、天下の事には一切関わらずに今の領地だけを守りぬけと遺言してこの世を去るのですが、そうは言っても戦国時代の初期ならともかく信長や秀吉の”中央政権”の力が中国地方に迫ると戦ったりその傘下に入ったりする決断も仕方が無かった。 中央政権に組み込まれてしまえば”天下の事には関わらず”と言う訳にも行かず、既に”両川”がこの世を去った後の関ヶ原の戦いで外交的なミスを連発して振り回され、戦後処理で領地の大半を失い、その怨念が幕末の倒幕運動へと繋がって行くのですが...
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前から書いていますが高速道路の1000円乗り放題の値下げは税金を使って”一部の人”ばかりに恩恵を与える”悪法”ですが、乗客の減少の原因はJR側のサービスの悪さと”お得感”の無い料金にもあったと思います。 その辺を改善しなければ例え高速道路の料金が戻っても客足は戻らないでしょうし、今回の危機をきっかけにJRを利用したくなる様なサービスの改善や料金の見直しに取り組むべきではないかと。 まあ私自身は夏休みには青春18切符を使いますけど...
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今日の昼、この記事の紹介を決めた時点では「阿呆ヨーロッパが何を言っているのか。」と思っていましたが、今日の夜に日本代表の試合中継を見てヨーロッパの言っている事も当たっているのかなと思ってしまいました。 確かにワールドカップ出場は既に決まって”消化試合”になっていますが、だからこそこの試合は”アジアのレベル”を超えてカタール代表を軽く蹴散らして見せるのではないかと期待していましたけど残念な結果になりました。 確かにカタールは今日の試合で勝ち以外なら予選敗退が確定してしまう状況で必死だったから簡単には勝てないのは分かりますけど、ワールドカップ本選ではどこの国も一敗も出来ないと必死になって向かって来るのだから今日のカタールくらいは内容的に圧倒して勝たなくては... 今の代表の”大黒柱”とも言うべき遠藤選手(G大阪)を怪我で欠いている影響があったとテレビでは言われていましたが、今の代表は遠藤選手が壊れたら終わりだと言う事はみんな知っていたはず。 でも日本人は”言霊信仰”があるので遠藤選手が故障したら日本代表は終わりだ、彼に代われる控え選手の育成をと言うと彼が本当に故障する様な気がして誰も言えなかっただけの話です。 前回大会に中村選手(俊・セルティック)が万全の体調で大会に入れなかった例もあります。 ”傷”が大きくならない様に今からで新戦力の育成を。 その時にはサンフレッチェの選手も...といつもの”我田引水”で。
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...以上です。