廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

炸裂! 攻撃サッカー

2011-04-24 23:23:23 | Weblog
 今日は広島ビッグアーチにサンフレッチェの応援に行った。 私はいつも通り地元の町内の大通りをスクーターで北に向かう。 スタジアムに近付くと相変わらず道路が渋滞していた。 まだ試合前なので、この渋滞がその影響を受けてのものなのかは分からないが、少なくとも試合終了後の大渋滞は明らかに車頼みのこのスタジアムの限界を現している。 先日の統一地方選挙でかつてサンフレッチェのスタジアムDJをやってられた石橋竜史さんが市議選の安佐南区でトップ当選となりました。 おめでとうございますと言いたいのはもちろん、問題は石橋さんが旧広島市民球場跡地にサッカー専用スタジアムを建てると公約に掲げていたと言う点です。 安佐南区民がせっかく”地元”でやっているサンフレッチェの試合を中区に持って行ってしまうとハッキリ言っている候補をトップ当選させた意味は小さく無いと思うのです。 残念ながら車頼みのこのスタジアムの構造では地域に賑わいを呼ぶ事は出来ず、試合終了後はサポーターが一斉に家路に就く事によって無用の道路渋滞ばかりを巻き起こしていると言うのが”地元”の認識なのではと... 

 私はスクーターを駐輪場に停めてスタジアムに向かう。 今日はかなり客が入っているみたいで駐輪場も一杯になっていた。 長い坂道を登って(私は大丈夫だがお年寄りや足の弱い人は大変だろうな...)スタジアム前の広場を通り抜け、ホーム側入場ゲートの列に並ぶ。 今日は家を出るのが遅れたので今の時点で既にスターティングメンバー発表が終わってしまっている。 このスタジアムの電光掲示板は非常に見辛いので誰が出ているのが確認するのが手間だろう。 やっと入場ゲートの手荷物検査を終えて自分の席を確保した時はもう試合開始の5分前だった。 弁当を食べたり、客席裏の売店をチェックしに行く時間は無さそうだ...

                                     

J熱戦「新たな開幕」 試合感覚、過密日程…影響も色濃く(産経新聞) - goo ニュース

 東日本大震災が発生したのはJリーグが開幕戦を終えて第2節が始まる直前の金曜日でした。 サンフレッチェもアウェーの大宮戦に向けて関東に移動する直前だったそうです。 それから一ヵ月以上経って今日、私が今から見る試合が”第2節”となる訳です。 試合が無かった間も各クラブは独自に練習試合を組むなどして試合感覚を失わない様にしていたのですが、それでも多少の影響はあるでしょうね。 それよりも問題なのは一ヵ月以上もリーグ戦が中断した事による今後の日程ですね。 元々夏場にJ1を一時中断して日本代表が南米選手権に招待出場する事になっていたのですけど、その中断期間に中止となった分の振替試合を入れるしか無くなって日本代表の活動にも影響が出ていますし、更にそれでも足りなくて平日にも試合をする事が多くなって過密日程により選手の負担も増え、平日のナイトゲームにより集客面でも本来見込んでいた収益を下回る可能性がありますし大変な年になりそうです...

                          

 いよいよ試合が始まった。 サンフレッチェのキックオフで始まってパスとドリブルでG大阪のゴールに迫り、FW李(忠成)選手のゴールであっさりと先制点を奪ってしまった。 試合開始からまだ1分も経っていない。 「いきなりかよ!」って前にもこんな事があった様な気がするな。 その後もサンフレッチェはG大阪陣内に攻め込んで10分過ぎにはペナルティーエリアの手前でフリーキックのチャンスを得、MF森崎(浩)選手がゴールに直接打ち込んで2点目を奪い、36分にはエースFW・佐藤(寿)選手とMFミキッチ選手で右サイドを突破してミキッチ選手がシュートを決めて以外にも3-0とG大阪相手に一方的な展開になって前半を終えた。

                         

 ハーフタイム、私はサポーター席の裏にある売店へ行った。 基本的にこのスタジアムはプロサッカーの興行を行う事を想定した設計になっていない単なる”陸上競技場”なので相変わらず露店形式の店しか無いが。 売店で何を売っているのかチェックしてみると上の写真の様に去年は無かったノンアルコールビールが売られている。 去年の末に私はこのブログで要望を出していたのだけど本当にやってくれたみたいで感謝します。 このスタジアムは公共交通の便が悪い(シャトルバスとアストラムラインはあるが乗り継ぎなどで交通費が掛かり過ぎる)ので車で来るサポーターが多くビールを売りたくても売れず、飲みたくても飲めない状況がありましたのでありがたいです。 交通の便が良い旧市民球場跡地のスタジアムなら、こことはまた違ったやり方が出来そうですけど。

              

 私は席に戻ってから急いで持って来た弁当を食べた。 今回の弁当は以前、ミスタードーナツのポイントを溜めてもらった景品の弁当箱に入れて作ってみました。 ちょっと小さめですけどサッカーの場合、トイレに行く時間が無いですからあまり腹一杯に食べるのもどうかと思うのでちょうど良いかも。 おかずは町内のイズミゆめタウンで買った冷凍食品と霧島黒豚の焼き肉が入っています。 ご飯はワカメふりかけを混ぜています。 お茶はいつものバーボンの空きペットボトルに入れています...

                                       

 まだ弁当を食べ終えていないけど後半戦は始まった。 後半戦の最初は3-0のままお互いに攻め込んでも責め切れない、防ぎ切る展開が続いて時間が過ぎて行く。 3点差、いくらG大阪でももう追い付けなくなるかなと残り時間を意識し始めた後半30分過ぎに途中出場のMFムジリ選手のパスに抜け出したFW佐藤選手が相手DFと競り合いながら抜け出して角度の無い位置からシュートを放ち、それがサイドネットに突き刺さって非常に大きな4点目、これで私も今日の勝利を確信しました。 その後、相手コーナーキックから途中出場のG大阪FW・川西選手にヘディングシュートを決められて1点は返されたものの3点差ある、残り時間では逆転はもちろん同点に追い付くのも難しいだろうと思いながら見ていてそして試合終了、何年間も全く勝てなかったG大阪に圧勝でした。

                      

 G大阪のサポーター、わざわざ遠い広島まで来て1-4の完敗では気分が悪いでしょうね...試合後はブーイングが飛び交ったりしていたと後から聞きました。 そのG大阪ですけどこちらもサッカーのプロ興行など全く想定していない設計の”陸上競技場”をホームスタジアムにしています。 G大阪は新スタジアムの建設を打ち出していますけど果たしてどうなるのか... 個人的にはやはり梅田北ヤードに”日本のサン・シーロ”を造るべきだと思っています。 巨大な駅ビルやデパートばかり造っても、そこに万単位の人を呼び込む”核コンテンツ”が無くては先行きが心配... この問題は非常に重要ですし、いずれ特集を組んで改めて書くつもりです。



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 ...以上です。