廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

カープBOM2004年7月(8)

2023-01-09 22:22:22 | Weblog
街へ出ましょう
at 2004 07/26 22:48 編集


 今日は街の方まで買い物に出掛ける。 広島市の中心部にある『本通り商店街』はいつ来ても人が多い。 新聞によると商店街としては全国でも屈指の人出を誇るらしい。 ただ...行き交う人を観察してみると気付くのだが、広島市中心部で見掛けるのは圧倒的に若者グループかカップルかお年寄り、もしくはスーツ着たサラリーマンで、家族連れの姿はあまり見掛けない。 今日は平日だが、この傾向は日曜・祝日でも大差は無いと思います...


 私は思うに、今は街へ出て買い物をする習慣が廃れ、郊外に住んでいる家族連れは車で同じ郊外にある大型ショッピングモールなどに行っているのではないでしょうか? 自分で公共交通機関を利用し、街を歩き回れる若年層(彼らは街中に住んでいる事も多い)と、自分で車を運転出来ないお年寄り層は街で商店街やデパートなどに行くが、郊外に住んでいるファミリー層は駐車場もろくに無い街から離れているのではないでしょうか。 これは何も広島市だけの話では無く他の地方都市も、また東京ですらそうなのではないかと思います...


 観客動員数が伸びずに苦しんでいるカープは内野席で風船を配るなどしてファミリー層の動員に熱心だが、街自体から家族連れが離れている中、それも空回りしているのではないでしょうか。 それならそれで街に多くいる若者グループやお年寄り層に焦点を絞って集客するか、家族連れの動員にこだわるのなら何らかの形で駐車場を確保する方法を考えるべきなのではないでしょうか? 客席はガラガラなのに選手の給料を抑え、ジャイアンツ戦の放送権料があるから黒字だと言われても... 球団事務所の中で何時間議論したって何も解決しないと思います。 街へ出てファンの声を聞いてみてはどうでしょうか?


続けざるもの

 年が明けてテレビ番組も色々と変わってますが昨日は広島ホームテレビ(テレビ朝日系列)で日曜日の昼間にやっている『新婚さんいらっしゃい』の司会を何十年も務められた桂文枝さんが番......


新聞の最初から最後まで
at 2004 07/27 22:53 編集


 今日も図書館に行って新聞各紙をチェックする。 スポーツ新聞はプロ野球の試合ではなく昨日のプロ野球実行委員会の会議の話題が一面になっているし、一般紙でもこの話題が三面くらいに特集で書かれていた。 でも実際はこの会議ではまともな決議はされず、先送りになったみたいだ。 スポーツ新聞には仮に一リーグに統合された場合のオールスターゲームの代替案としてアジア各国やアメリカの代表チームを集めての代表戦をやるなどのアイデアが出されたらしい。 まあ東西対抗戦よりはいいと思うのですが...


 当初一リーグ統合に賛成だったタイガースが反対に転じたのは元監督の星野氏の説得によるものだと言われているが、私は星野氏が一リーグに統合されればどうなるかをシミュレートして見せたのだと思います。 日本シリーズを無くさない為に10チームを東西地区に分けて順位を争い、一位のチーム同士が日本シリーズで戦うとする。 そうなると”西地区”はホークス、カープ、タイガース、バファローズとブルーウェーブの合併チーム、それにドラゴンズの5チームになる。 タイガースから見れば”宿敵”ジャイアンツとの順位争いが出来ず、またこの5チームを相手に勝ち抜くには今以上にチームに投資しないといけない。 なのにジャイアンツ戦が減って収入は減る... タイガースが一リーグ統合反対に回ったのはそんな事情があるからなのでは?


 プロ野球の状況にウンザリしながら新聞を読んでいると面白い記事を見付けた。 今日の朝日新聞イチーム数を増やし続けるサッカーJリーグに関する特集記事があり、JFL大塚製薬が『徳島ヴォルティス』(渦と言う意味の名前らしいです)と名を変えて来期のJ2入りを確実にし、群馬県では『ザスパ草津』が、そして愛媛県では『松山FC』がJ2入りを目指して頑張っているそうだ。 プロ野球が経営者の私利私欲の為に衰退しようとしているのに対し、サッカーJリーグは将来は100クラブまで増やしたいと言っているのだから何と言う差なのか...


 その記事には将来のJリーグ入りを目指して動いている他のクラブも紹介されていて、その中には岡山の『ファジアーノ岡山』(桃太郎のキジの意味だとか)も入っていて私は嬉しくなった。 やっと岡山も”スポーツ植民地”から脱却する時がやって来たのだ。 『ファジアーノ岡山』では元Jリーガーを獲得して本格的なチーム作りを始めているらしく、将来はJリーグに昇格して”宿敵”広島の『サンフィレッチェ広島』との”中国地方ダービーマッチ”をする時が来ると思うと本当に嬉しいです。 もちろん、広島と海を挟んで『松山FC』との”瀬戸内ダービーマッチ”も出来ることでしょう。 今度は福山や山口、また山陰地方にもJリーグチームを目指すクラブが出来て欲しいものですね。


 正直言えば本当はプロ野球チームも岡山や松山に出来て欲しかったのだが... とりあえず今はサッカーJリーグの発展を素直に喜びたいと思っています。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする