廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

カープBOM2004年7月(10)

2023-01-15 23:23:23 | Weblog
チャリティー・ゲーム
at 2004 07/25 15:27 編集


 昨夜は先週に引き続いて地元商店街の土曜夜市があった。 先週、今週と来週の三週連続で開催されるのだが、三週続きでやるのは全国でも珍しいかも知れないな。 第一、いくらなんでも飽きるし... 何で三週もやるのだろうか? もしかしてメイン会場のステージに上がりたい”出たがりさん”が多いのだろうか。 それはともかく、よく見ると先週より出店も増えて盛り上がっている気がする。 去年までは第一週が一番盛り上がっていたのだが、二週目、三週目と盛り下がる傾向があったので、その反省で後半に盛り上がりを持って来たのかも知れない。 何だかんだと言いながら、お祭り好きの私は三週とも行ってしまう訳だが...


 不意に思い出したのだが、プロ野球のオールスターゲームって昔は第三試合まであったのだったな... さすがに三試合もあっては飽きて来るし、選手の疲れも取れないのでファンや選手から不評の声が上がって現在は二試合になり、また二試合目はプロ球団がいない県の球場で開催するのが慣例となっている。 本当はメジャーリーグみたいに一試合だけにするのが望ましいのだが、オールスターゲームはプロ野球機構の”数少ない収入源”であり、現状では減らしたくても減らせないらしい...


 また、現在のプロ野球再編論議の中でこのオールスターゲームの存在も重要な意味を持って来ている。 何しろセ・パ両リーグを統合してしまった場合、現在の形式でのオールスターゲームは開催不可能となる。 そうなった場合、球団の所在地で東西のチームに分ける”東西対抗形式”(サッカーJリーグのオールスターゲームと同じ)になる訳だが、それに対してオールスターゲームのスポンサーである三洋電機はスポンサーを降りると言っているらしい。 また、一リーグへの移行に反対しているタイガースも収入の激減でプロ野球機構の運運営に支障が出ると出張しているみたいだが...


 突然ですが私のオールスターゲーム改革私案です。 まずオールスターゲームは原則一試合とします。 開催地ですが、思い切ってプロ球団の本拠地と切り離してみてはいかがでしょう? 現在は一試合目をプロ球団の本拠地、二試合目をプロ球団の無い地方球場と言う形式になっています。 それを一試合、例えば今年は愛知県と長野県だったので、来年は別の県の球場にします。 仮に来年は岡山、再来年は山形、その次は静岡...みたいに一年毎に一試合の各県持ち回りにします。 国体(国民体育大会)と同じだと思って頂ければ分かり易いと思います。 その国体の影響で今は全国どの県にもプロ野球の開催出来るスタジアムがあるはずです。 メジャーリーグは30チームもありますから純粋にメジャー球団の本拠地を回ればいいのですが、日本では球団が少ないので各県の持ち回りの方が希少性が出て面白いと思います。 47年に一度しか地元に来ないのならオールスターゲームのイベント性(お祭り感覚)も強くなるはずです...


 また現在、オールスターゲームの前に二軍の選手によるフレッシュオールスターゲームが行われていますけどこれもオールスターゲーム本戦と同じ球場で行い、それに加えてプロ野球OBによる試合を行ったり、“前夜祭”としてオールスターゲームに集まって来た多くのスター選手によるサイン会、ホームラン競争やベースランニング競争などのイベントも行えばいいと思います。 オールスターゲーム自体は一試合に減りますが、その前にこうした多彩なイベントを行う事によって盛り上がりを高めて行けばいいのでは。 プロ野球の球団を減らしてもプロ野球自体の密度が高まって面白くなるとは到底思えませんが、オールスターゲームに関しては一試合に減らす事によって密度も高まって面白くなると思います。 オールスターゲームが一試合に減る事によるプロ野球機構の収入減をどうするかについてはまだアイデアがありません。 もっとも、テレビ放送権料をプロ野球機構の収入として分配すればこの問題も解決するのですが、それを言うと“ツネオ”がうるさいし、どうするか...


再び蔓延防止特別処置

 昨日、広島市内中心部に出て見ましたが蔓延防止特別処置が適用された影響は大きく私も用事が20時を過ぎてしまって晩御飯を食べようとしても開いている店は少なく公園でコンビニ弁当を......

 オールスターゲームと言えば、私は“もう一つのオールスターゲーム”も考えています。 それはプロ野球のスター選手が仲の良い選手に呼び掛けてチームを編成し、そんなチーム同士でチャリティー・ゲームを行ったりサイン会をしたりして収益をチャリティー活動に寄付すると言うものです。 以前、サッカーの方でそんなイベントが行われたと聞いて面白いなと思ったもので。 確かジダン選手とロナウド選手(共にレアル・マドリード)がそれぞれ『ジダン・フレンズ』と『ロナウド・フレンズ』と言うチームを作ってヨーロッパサッカーで活躍しているスター選手達がノーギャラで参加してチャリティー・ゲームを行い、そこに日本の中田選手(現フィオレンティーナ)も参加したと聞きました。 もう随分前のニュースなので記憶も不鮮明で申し訳無いのですけど...


 同じようなチャリティー・ゲームを日本のプロ野球でも出来ないものでしょうか? 例えば松坂投手(ライオンズ)と古田捕手(スワローズ)が仲のいい選手に声を掛けてノーギャラで集まってもらってチームを編成し、『松坂フレンズ』と『古田フレンズ』でチャリティー・ゲームを行う。 もちろん収益は必要経費(球場使用料など)を引いて残りをチャリティー活動に寄付する。 ユニフォームは適当に作ってもいいですし、経費を抑える為に使ってないユニフォーム(自チームの旧ユニフォームなど)で済ませてもいいです。 その場合はチームの区別の為に赤白帽を使ってはどうでしょう? 野球を始めた子供の頃に帰れると思います。 但し“赤白帽でウルトラマン”は禁止と言う事で... とにかく、プロ野球の再編でオールスターゲームもそのあり方が問われていますが、真剣勝負であると同時に遊び心と楽しさに溢れたオールスターゲームをこれからも続けて欲しいと思っています...


 二億円に当選した宝くじを豪雨災害に苦しむ福井県に寄付した人がいると聞き、世の中にはまだこんな人がいるのだなと思いました。 本当は私利私欲にまみれた奴らの方が”少数派”なのでは。 たまたま彼らばかりが目立っていると言うだけで...

 ...以上です。
コメント
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