廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

カープBOM2004年8月(11)

2023-04-23 23:23:23 | Weblog
この夏は一度だけ...
at 2004 08/21 23:40 編集


 野球日本代表チームは苦しい試合の末に台湾代表チームに競り勝って決勝トーナメント進出を決めた。 日本のとっても負けられない試合だったが台湾代表も負ければ予選リーグ敗退が決まるだけに必死だったので本当にすごい試合になった。 日本代表チームでは高橋(由)選手らの緒戦で不振だった選手が調子を上げ、最初から見ていると徐々に打線が完成して行く様な感覚を受けてしまった。 これが本当の”ドリームチーム”なのかも知れないな。 スター選手を”夢のチーム”なのでは無く、”夢の様な試合”を見せてくれたチームとして。


 明日は予選リーグ最後のギリシャ戦だ。 ギリシャでは今まで野球をやった事は無く、オリンピックの為に急遽編成された代表チームなので実力差は歴然だが、相手は地元。 今までと違ってスタンドが”敵地”となり、いわゆるアウェー状態の雰囲気で戦わないといけないかも知れないし、やってみなければどんな戦いになるのか分からない。 明日先発予定の岩隅投手にとってはKOされたオランダ戦の名誉挽回の戦いになるのか。 最後まで気を抜かないで頑張って欲しいです。


 これだけ書いていて何ですが、オリンピック野球が”ドリームチームの戦い”になるのは今回限りにして欲しいものだ。 今のオリンピックでは”五輪はアマチュアのもの”とも言えなくなってしまったが、それでもサッカーみたいに年齢制限を設けて若いスター選手を育てる大会にする事は出来ると思います。 次回の北京オリンピックを開催する中国にとっても、例えば23歳以下大会なら4年間で優勝できるチームを育てられると思います。 中国側にとっても良いのではないでしょうか。 まずは真の世界一を決める『野球ワールドカップ』の開催が先なのでしょうけど...


今週も勝利の揃い踏み

 今日もカープはホームのマツダスタジアムでベイスターズとの対戦でした。 例によってテレビ中継ですが地上波ローカル放送でやっていて一方でダ・ゾーンでは見られず。 もっとも私は夜......


秋の気配
at 2004 08/22 15:05 編集


 今年は暑い夏だったが、広島地方は相次いでやって来た台風が冷やしたのか急速に秋の気配が漂って来ている。 以前は扇風機からドライヤーみたいに熱風が吹いていたが、今日は扇風機の強さを3から2に下げてちょうど良い感じになっている。 私はすごい汗かきなので涼しくなるのは嬉しいのだが、夏が終わってしまうと思うと何故か寂しくなる。 本当に不思議な感覚だ...


 ちょっと古い話になるが、ジャイアンツの工藤投手が通算200勝を達成した。 オリンピックの金メダルラッシュで日本中が湧いている最中なのでメディアの扱いは小さくなってしまったが。 その意味でも工藤投手自身は一週間前の地元・名古屋での試合で決めたかったのだろうけど... そんな訳でこのニュースはスポーツ新聞の5~7面辺りに下がってしまったがそれでも大きく扱われていた。 そんな中でどの新聞でも書かれていたのが「これが最後の200勝になるかも知れない...」と言う文章だった...


 今回の工藤投手の前の200勝達成は、12年前の北別府投手(現カープ投手コーチ)だったらしい。 思い出して見れば、当時既に「投手の分業制が確立した今では200勝を達成するのは以前より難しくなっている。」と書かれていた。 当時、次の200勝達成の筆頭候補だった桑田投手(ジャイアンツ)は今でも現役だが、200勝までまだ20勝以上必要な為に達成は困難だろうと思われる。 若い世代に有力な候補はいるが、メジャーリーグ移籍が定着した今ではそれも難しい...


 誰もその記録に挑戦しなくなったら、その記録自体が忘れられてしまいかねない。 それを考えると日本でも投手の起用法を変えて行かないといけないと思います。 投手の分業制を否定して先発完投にこだわるか、分業制で行くのなら球数を制限して先発投手の登板間隔を中4日に縮めるしか無いのではないでしょうか。 アメリカでは去年はクレメンス投手(当時ヤンキース・現アストロズ)に今年はマダックス投手(カブス)と300勝投手が誕生しているのだ。 メジャーリーグでは日本より早く投手分業制が確立していると言うのに...


 現在、オリンピックの野球競技で国際試合ルールについて色々と言われているが、選手が国境を越えてリーグを移動する事が普通になった今、ペナントレースでの記録についても各国リーグの代表が集まって何らかの取り決めをしても良いのではないでしょうか? レベルも違えば試合数も違うリーグ同士の記録を安易にくっ付けても、その価値を認める人は少ないのではないでしょうか...