廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

カープBOM2004年9月(7)

2023-10-27 22:22:22 | Weblog
源氏と平家
at 2004 09/12 04:53 編集


 私自身は呉生まれで広島育ちの広島人なのだが、祖父の代まで我が家は九州・五島列島に住んでいた。 我が家発祥の地である九州の離島には”平家の落人伝説”がある。 『壇ノ浦の戦い』で滅んだ平家の一族・平家盛がその島に流れ着き、そのままそこに住み付いたとか。 島にはその事を記した石碑が立っていたのを記憶している。 狭い島なんで何らかの繋がりはあったはず...として私は平家の末裔などと勝手に自称しているのだが...


 合併・再編問題で揺れるプロ野球だが、オーナー連中は現在の市場規模に合わせて球団数を削減するべきだと言い、一方でファンや選手は逆に球団数を増やして市場を拡大するべきだと訴え、賛否両論を巻き起こしている。 私はもちろん球団数の増加による市場拡大を支持する考えです。 ファンの間には現在の12球団・二リーグ制を維持するべきと言う考えも多いですが、現実にプロ野球の人気が落ちて来ている以上、単純に今のままでは衰退してしまうと思っていますので...


 今まで書いて来た中で、私自身はプロ野球をどの位の規模にするのが理想なのか、ちゃんと書いていませんでした。 実を言うとまだ一つに絞り切れていなかったからですが、これを機会に現時点で考えている三案をここに書いてみます。今現在のプロ野球のオーナー連中は典型的な”縮み志向”で夢が無い上、昨日書きました通りスポーツマスコミが自分達の商売の都合で球団数の増加や地域密着に否定的なので現状のプロ野球界では実現は難しいですが...


①16球団・二リーグ制
これは既に多くの人が提唱している考えですので説明は無用かも知れませんが、セ・パの二リーグを2チームずつ増やして8球団とし、それを東西地区4チームずつに分けて順位を争い、東西地区の一位同士がプレーオフを戦ってリーグ優勝を決め、最後に両リーグの優勝チーム同士が日本シリーズを戦って日本一を決めると言うものです。


②20球団・三リーグ制
これも『週間ベースボール』誌上で誰かが提唱していたかも知れませんが、まず既存のセ・パの二リーグ12球団があり、その下にサッカーで言うJ2の様な二部リーグを創設して入れ替えを行うと言うものです。 セ・パ両リーグの最下位チームが二部リーグ(仮に『ドリーマーズ・リーグ』と呼びます)に落ち、『ドリーマーズ・リーグ』の上位2チームが上の二リーグに昇格します。 セ・パ、どちらのリーグに行くかは『ドリーマーズ・リーグ』の優勝チームに決定権を与える事とします。 『ドリーマーズ・リーグ』の8球団として今まで球団のいなかった四国・東北・北陸・甲信、それに静岡、岡山、南九州に球団を新設する事とします。


③24球団・二リーグ制
現在のセントラル・リーグとパシフィック・リーグを廃し、代わりに『ジャパン・リーグ』と『ナショナル・リーグ』の東西二リーグに分けます。 『ジャパン・リーグ』とは北海道から大阪までの12球団で構成されます。 『ナショナル・リーグ』は神戸を東端とし、中国・四国・九州・沖縄に韓国を加えた12球団から構成されます。 この12球団を更に東西二地区に分けても良いかも知れません。


 貴族の世から武士の時代へと変わりつつあった平安末期、二つの武士勢力が覇権を争いました。 東国(主に関東)を拠点とし、農業の民で騎馬隊を中核とする源氏、そして西国(中国・四国・九州、そして瀬戸内海)を拠点とし、海外との貿易に力を入れて水軍を中核とした平家。 この対照的な個性のぶつかり合いをモチーフにして二つのリーグの個性付けをしてみました...


 以上が私の考えているプロ野球の理想形です。 もちろん三案いずれも交流試合の導入をします。 ただ...現在のプロ野球の指導者連中の思考回路では第一案ですら実現は困難だと思います。 これはもしもプロ野球が潰れ、ファンの手で一から創り直す場合の為に考えているアイデアです。 情けないですけど...


鳥栖アウェ―遠征へ
 サンフレッチェの今シーズンは残り2試合です。 既に天皇杯とルヴァンカップの決勝戦が済みましたので。 まずは今週の土曜日にホーム札幌戦があり、そして来週の土曜日のアウェ―鳥栖......


戦う気持ち
at 2004 09/13 21:47 編集


 今日は新聞休刊日。 明日図書館に行っても駅売りの休日特別版は置いていないので今日だけは買うとしよう。 駅の売店は何故かお休みだったが、駅近くのコンビニに置いてあったので助かった。 カープが昨日負けているからか、新聞の一面は関西版のタイガースネタだった。 そしてページをめくり二面以降を見ると面白く無い球界再編ネタが飛び込んで来て朝から気分が悪くなる...


 選手会がストライキ中止の条件としていた新球団設立による新規参入の促進について、オーナー連中が早くも足並みを乱して見苦しい争いを始めたらしい。 確かにライブドア社は現時点で自前の球団を保有していないので新球団設立と言われても具体的に考えられないのは事実だが、新球団の参入に否定的なオーナー連中の口ぶりからは”ダイエー待ち”の魂胆が見え見えだし、逆に積極的なオーナー連中にもジャイアンツ戦を少しでも減らしたく無いと言う魂胆が見え見えで...


 単純に考えるとパ・リーグ球団の運営は採算的にもう限界だと言われているオーナー連中こそ今すぐ球団を手放してプロ野球から撤退すれば良いのでは? 球団経営を黒字にする方法が見つからず、もうお手上げなんでしょう? 一方でプロ野球参入に興味を持っている企業も、球団誘致のラブコールを送っている地域もいるらしい。 それらは別に一リーグに統合してジャイアンツ戦を開催出来なくても大丈夫だと言っているのでしょう? その人達の方が余程プロ野球を面白く出来ます。 もう既にやる気も無くなり人にすがるだけの経営者のやっているプロ野球が面白いはずがありません...


 「戦う気持ちが無くなったのなら、このフィールドから出て行ってくれ...」確か何かのスポーツ漫画の台詞だったと記憶している。 何の漫画だったか忘れてしまったが...

 ...以上です。
コメント
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