廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

カープBOM2004年6月(8)

2022-09-07 22:22:22 | Weblog
リバイバル・プラン
at 2004 06/25 22:46 編集


 昨日の『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京・BSジャパン)に日産自動車のカルロス・ゴーン社長が出演し、見事に再建を成功させた日産自動車の今後の戦力について色々と語っておられた。 失礼ながら私は日産自動車がこんなに早く復活できるなんて想像もしていなかった。 かつてゴーンさんが社長に就任した時、日産自動車は異常な高コスト体質に苦しんで進退窮まった状況だった。 私は日産自動車がゴーンさんを招いたのは再建というより、生き残る為に不採算部門を切り捨てる事は社内にしがらみの無い“よそ者”にしか出来ないからだと思っていました。 正直、時間的に業績回復までは手が回らないと考えていましたが、わずか4年でここまで立て直すとは... 今となってはつい日産復活と言う“結果”を先に見てしまうのでその凄さが分かりにくいですけど。


 ゴーンさんが就任後、真っ先に手を付けたのが異常な高コスト体質からの脱却で、いくつかの工場を閉鎖し、多数の社員をクビにした。 私は今でも覚えているが、クビになった社員の家族にテレビカメラが向けられ、途方に暮れるその人達の姿を映していた。 それでも『リバイバル・プラン』を掲げて期限を切って再建への道筋を表し、それが出来なければ当然自分が責任を負うとしていた。 そして全力を傾けて日産自動車の再建に取り組み、本当に期限内での再建に成功してしまった。 今は会社の再建に成功して笑顔の場面が目立つゴーンさんだが就任当初、多数の社員をクビにした時に見せた表情は本当に辛そうに見えた。 彼は他社から来たばかりで日産自動車の社員達には何の思い入れも無かったはずなのに... ゴーンさんは“コストカッター”などと言われ、恐れられていたらしいけど、でも彼には“血の通った”ものがあったのでは。 そして強い責任も...


 今日は町内の大型スーパーに行く。 夕食の買い物ついでにお城雑誌を買おうと本売り場に行って週刊誌を立ち読みしたのだが、相変わらず目眩がする程に”プロ野球一リーグ化”の記事が溢れている。 プロ野球も今やこんな事でしか話題を呼べないのだろうか...? ちなみに私が読んだ週刊誌の記事の中では『AERA』の特集記事が一番核心を突いていているのではないかと思います。 それにしても... 確かにプロ野球も50年も続いた二リーグ・12チーム制の見直しが必要なのは分かるが、だからと言って気安く「一リーグなら8球団が望ましい。」などと言える人の気が知れない。 ”ツネオ”といい、”クマ”といい...


 スポーツ新聞とか見ると相変わらずプロ野球を一リーグ・8チーム体制に再編するだの何だのと書かれているが、そうなった場合には4チーム分の選手だけで300人、球団職員や裏方さん、吸収合併されたパ・リーグの職員さんなど入れれば相当数の人が仕事を失う。 それだけの犠牲を伴うにも関わらず、そこから先のプロ野球再建への道筋は具体的に語られてはいない。 ライオンズの球団社長が「松坂対巨人打線の対決が実現する。」などと言っていたが、それは交流試合をやっていればとっくに実現していた話だ。 それだってすぐに慣れ、飽きられてしまうのは目に見えている。 一リーグ体制にするならするで一体どうやってプロ野球を立て直し、再び繁栄の日を迎えられるのか? 過激な“球界リストラ”を行う以上、期限を切り責任を明確にして改革を断行するリーダーが必要なはずなのだが...


 週刊誌によると読売は一リーグにしても人気が回復しなかった場合に備えてメジャーリーグへの参加を考えて準備をしているらしい。 評論家の豊田泰光さんは日本からメジャーリーグに1~3チームが参加するだろうと予測されている。 そうなったら何億円もの給料をもらって当然と思っている選手達はそっちに言ってもらう事になりそうだ。 私はサッカー界の指導を受けて新しいプロ野球を創れば良いと考えているが、そうなったら問題となるのは高給取りの選手の処遇だ。 日本にメジャーリーグの球団が出来れば彼らの受け皿にもなるしありがたい話です。 日本にメジャーリーグの球団もあり、地域密着を標榜する日本の新リーグもあり...で良いのでは。 まだまだこの先どうなるか分かりませんけど。


歓喜のサヨナラ勝ち

 今日からカープはホームのマツダスタジアムでドラゴンズとの三連戦です。 例によってテレビ中継は地上波でやっていました。 ずっとビジターゲームだった先週は火曜日に広島ローカル?......


王者の戦い
at 2004 06/26 23:52 編集


 アテネオリンピックを目指す野球日本代表チームのメンバーが発表された。 私が以前考えたメンバーとは大幅に違い、メジャーリーグ帰りの佐々木投手(ベイスターズ)や新庄選手(ファイターズ)が選ばれなかったりと気になるところはあるが、それでも十分に強そうなチーム構成になっている。 ただカープから選ばれた木村(拓)選手に関しては、彼が現時点で控え選手であり、チームにとって痛手は少ない。 他のチームが主力選手二人を引き抜かれ、またライオンズとタイガースは他国の代表チームにも選手を取られている。 木村(拓)選手は確かにいい選手で、日本代表チームに必要だったかも知れないけど、公平を期す為に派遣人数枠を設けたのだから最後まで徹底するべきだったと私は思います。


 サッカーのJリーグでは今日、横浜マリノスの優勝が決まった。 今のJリーグはマリノスの黄金時代だ。 そのマリノスを始めJリーグの強豪チームはシーズン途中にも関わらず頻繁に選手を日本代表チームに召集され、控え選手で乗り切らなくてはならない事態に度々見舞われる。 一方で日本代表チームに選手を一人も召集されないチームも多々ある。 でも不公平だと言うクラブも無ければサポーターもいない。 ちなみにサッカー界ではドラフト制度も無くて高校サッカーを沸かせた選手はJリーグの強豪に自由競争で入る事が多い。 でも戦力不均衡だからドラフト制度を導入しろと言う人はいない。 どうしてなのか...?


 今のプロ野球ではジャイアンツ一球団に有力選手が集中しているのは誰の目にも明らかのはず。 今回のオリンピックでもジャイアンツから上原投手に阿部捕手、仁志選手に二岡選手、小久保選手に高橋(由)選手と6人くらい派遣しても良かったのでは? その為に8月の間は控え選手や若手選手でしのぐ事になるが、それでも五割位を維持する戦力はあったはず。 そしてオリンピックが終わり、日本代表チームに派遣していた選手が復帰すると一気に巻き返して終わってみたら優勝していた... これが本当の”王者の戦い”だと思うのですが。 私が”ツネオ”ならそんな筋書きでテレビ視聴率アップを狙うのだけど。 まあそれよりもペナントレースを休止してくれれば一番良かったのですが...

 ...以上です。

大阪リベンジャーズ

2022-09-06 22:22:22 | Weblog
 今日からカープはバンテリンドームナゴヤでドラゴンズとの三連戦です。 例によってテレビ中継ですが地上波ローカルでやっていました。 私は外出中だったのでダ・ゾーンで試合経過を確認していましたが。 試合はカープが九里投手、ドラゴンズが柳投手の先発で始まり、カープが秋山選手のホームラン等で逆転し、そのリードをストッパーの栗林投手が守って4-2で勝ちました。 首位のスワローズがコロナによる主力選手の離脱で失速していましたが立て直しつつありマジックナンバーの復活も近く逆転優勝は難しいでしょうがカープも含む5球団どこも勢いは続かず3位や2位に上がるチャンスはまだ残っている感じですね。


9月6日の巡回備忘録
 徒歩で自宅を出発⇒セブンイレブン五日市駅前店でおむすびと、今回もいつものカフェオレは無く漫画『ONE PIECE』コラボの缶コーヒーを購入⇒五日市駅から広電の路面電車で広島......

 サンフレッチェは明日、天皇杯の準々決勝でC大阪と敵地のヨドコウスタジアムで対戦です。 C大阪にはリーグ戦でホームで逆転勝利、私も遠征に行ったアウェ―では序盤の劣勢を耐えて少ないチャンスを捕らえ先制し、終盤に追加点を挙げて結果的に快勝しましたが、それだけに明日はリベンジに燃えて挑んで来るでしょうし遣り難いところですね。 サンフレッチェ側は最初、守備的な陣形で対応して終盤に攻撃に転じると予想していますがどうなるのか、それと先週末のホーム清水戦で”機動要塞”ことDF塩谷選手がレッドカードを貰って今週末のアウェ―川崎戦に出られず、代役は恐らく若手のDF住吉選手になると思いますし、明日も住吉選手を先発にするのでは。 若手なので疲れよりも試合感覚を忘れない事の方が良いですし。

 ...以上です。



9月5日の巡回備忘録

2022-09-05 22:22:22 | Weblog
 徒歩で自宅を出発⇒セブンイレブン五日市駅前店でジャスミン茶と、おにぎりを購入⇒五日市駅から広電の路面電車で広島市内中心部へ⇒胡町電停で下車⇒ルートの都合で先に三越から⇒ヤマダ電機LABI⇒福屋八丁堀本店⇒中の棚商店街⇒シャレオ地下街の東通りに在るサンフレッチェ公式グッズショップ『VーPOINT』にちょっと立ち寄り⇒そごう(本館・新館)⇒AQ’A広島センター街⇒広島バスセンターとバスマチフードホール⇒リーガロイヤルホテル⇒基町クレド・パセーラ⇒センター街の五階に在る100円均一ショップ・セリアで消耗品のマスクとウェットティッシュ、掃除用品を購入⇒一旦、シャレオ地下街に降りて南通りから本通商店街へ⇒うらぶくろ商店街に在る汁なし担担麵『キング軒』本通店で担担麵と温泉玉子、担担ライスのセットで晩御飯⇒新天地公園で腹ごなしの休憩⇒ファミリーマート銀山町店で職場で食べるおにぎりとパン等を購入⇒流川歓楽街⇒京橋川沿いの店をチェックしつつ広島駅へ⇒広島駅からJRで五日市へ⇒五日市駅から徒歩で帰宅。





駅前と新アリーナ

2022-09-04 23:23:23 | Weblog
 今日もカープは甲子園球場でタイガースとの対戦でした。 広島地方は昨夜から台風による雨が降り出して夕方は激しい雷雨になり、関西はどうかと思いましたが有名な阪神園芸さんのグラウンド整備の甲斐があってかコールドゲーム覚悟で開催に漕ぎ着けたみたいで。 例によってテレビ中継ですが地上波ローカルでやっておらずNHK・BS1と他はダ・ゾーンなど有料放送や配信、後はRCCラジオですね。 試合はカープが野村投手、タイガースが才木投手の先発で始まり0-8で負けて連敗を止められず。 開幕当初にタイガースとベイスターズにだけ以上に相性が良く、両チームからの勝ち星でスタートダッシュが出来ましたが、今となってそのツケを払わされているみたいな状態に。 次はそのベイスターズとホームで三連戦ですがどうなるのか...


勢いと流れ

 今日もカープは横浜スタジアムでベイスターズとの対戦でした。 試合はカープが左腕の玉村投手、ベイスターズは大貫投手の先発で始まり、昨日の逆転勝利で勢い付いたベイスターズ打線の......

 広島駅前、北口にイケアが進出する話は以前に出店計画の話が中止になったと発表されましたが、先行取得していた建設予定地にマンションとホテル、温浴施設などが建つ事になったと報道がありましたね。 やっと決まって良かった訳ですが広島駅前の再開発は商業的にはさっぱりでしたね。 元々は本通商店街や八丁堀地区の様な繁華街を駅前にも生み出したかったのでしょうけど。 原因は政令指定都市の条件を満たす為に周辺町村との合併を繰り返し、それらの再開発の一環として郊外型商業施設の建設・乱立を認めるしか無く商業需要を奪われて市内中心部もそうですが、それ以上に繁華街を一から生み出すなど無理になったのでしょうけど。 幸か不幸かカープの試合による集客力をほぼ独占出来る事からJR西日本も広島駅ビルは商業施設を含めた見栄えのある施設にしてくれた事は良かったですけど。 それとイケアの出店中止の話が出た際にドラゴンフライズの専用アリーナを造ってはと言う声もよく聞きましたが、それは無くなりましたね。 建設構想はあるので、やはり街中に近い立地になると期待はしています。

 ...以上です。

カープBOM2004年6月(7)

2022-09-03 23:23:23 | Weblog
次回観戦予定
at 2004 06/21 22:51 編集


 先週、『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京&BSジャパン)を見ていると、飲酒運転を防止する車が外国で開発されたと言うニュースをやっていた。 何でもドライバーのアルコール反応を感知するとエンジンが掛からなくなる仕掛けになっているらしい。 私も面白いなと思ったのだが、でも本当にこの車に乗せたい人...すなわち罪悪感が無く平気で飲酒運転をしている人がこんな”不便”な車を買うのだろうか? それが問題だ...


 今日、都内でプロ野球実行委員会が開かれてバファローズとブルーウェーブとの合併が一応承認された。 一方、来年パ・リーグが5チームになってリーグ戦の運営が困難になる事による”一リーグ制移行問題”は議題にされず、先送りになったみたいだ。 まあ急に結論は出せないのは当然ですが、これが現在のプロ野球を立て直す最後の機会だと思います。 もうここまで来た以上、現状維持こそ最悪の決定です。 ここで本当の改革をしなければプロ野球に未来は無い...もっとも、いっそ潰れてサッカー界の協力の元で一から創り直した方が良いのではと思うと複雑です...


 今シーズンの私の目標は少なくとも5試合、すなわちカープの対戦する5球団との試合を見る事で、今までベイスターズ・スワローズと見たので残り3カード。 予定では次回はジャイアンツ戦を見るつもりです。 今度広島の街の方に出た時にチケットを買う事にします。 私はデーゲーム好きなので、ドラゴンズとタイガースとの試合は秋にまたデーゲームが再開されてからかな...


1月遅れのピースマッチ

 今日からカープは東京ドームでジャイアンツ、いやスワローズとの三連戦です。 スワローズ本来の本拠地である神宮球場はパラリンピックでも資材置き場にされているのでしょうね。 例に......


二つの個性
at 2004 06/22 22:55 編集


 今日、私に参議院選挙の葉書が来ていた。 私はもちろん投票には行くつもりではあるが、正直言ってあまり投票したい候補者も政党もいないのが困りものなのだが... 大体、参議院と衆議院の違いは何なのか分からんし。 参議院なんて廃止して衆議院に一本化した方が良いと言う意見が出てくるのも無理は無いかも。 そう言えば小泉首相は以前、首相を議会ではなく国民が選挙で選ぶと言う『首相公選制』を唱えていたが、もしそれが現実になったら現在の参議院・衆議院のシステムを変更してはどうだろうか...?


 私の構想としては二つあり、一つは参議院・衆議院を廃止して代わりに男性議員ばかりの男議院、そして女性議員ばかりの女議院を開設すると言うものです。 同じ法案を審議するにしても全く違う意見が出て来て面白いのでは? 男女同権時代にもピッタリだと思います。 もう一つは衆議院と長老院に分けるものです。 衆議院は20歳から立候補出来て60歳で定年。 長老院は60歳から立候補出来て定年は無し。 いずれも両院の個性が対照的で国民の政治への関心も高まると思うのですが...


 今日はスーパーへ夕食の買い物ついでに週刊誌を立ち読みする。 バファローズ・ブルーウェーブ合併騒動から一週間経ち、週刊誌も好き勝手に滅茶苦茶な事ばかり書いている。 いずれも一致している事はプロ野球は一リーグになり、球団は10~8位になるだろうと言う事らしいが... 本当に無責任に煽ってばかりで読んでいて腹が立って来るものだが。 まあ好き勝手に書いているのは私も同じかも知れませんが...


 今日の新聞によると、緊急アンケートの結果として一リーグ制移行より現行の二リーグ制を維持すべきと言う声が多かったらしいのだが、何の為に一リーグ制に移行しなければいけないのかと言うのと同様に、何の為に二リーグ制を維持しないといけないのか、その理由だって必要だと思います。 ただ今までそれでやって来たからなどと言う考えでは仮に二リーグ制を守ったとしてもやっぱり駄目になってしまうのではないかと思いますから...


 今回の合併騒動について、サッカーJリーグの川渕キャプテンもスポーツ新聞などにコメントを寄せておられるみたいです。 プロ野球にもしもの事があった時、もしかしたら私達野球ファンの力になって頂けるかも知れないと勝手に期待して心強く思っている次第です...

 
 

カープBOM2004年6月(6)

2022-09-02 22:22:22 | Weblog
読売の遺産(前編)
at 2004 06/18 23:10 編集


 今日の新聞各紙によると、パ・リーグの緊急理事会が開かれてバファローズとブルーウェーブとの合併があっさりと承認されたらしい。 噂になっていたセ・パ両リーグ統合の話はパ・リーグだけの問題では無いからと言う事で来月のオーナー会議に持ち越しとなったそうだ。 ただ、ライオンズの代表はパ・リーグの存続は困難だとして両リーグ統合と言う方向に向かうべきだと言っていたらしい。 まあ合併が承認されるのは予想された事だ。 仮に反対したとしても代わりにどうすれば良いか分からないのだから...


 一方、以前からセ・パ両リーグ統合を唱えていた”ツネオ”は「5チームではリーグ戦の運営は出来ないだろう。」みたいな発言をして、新聞各紙もいよいよ一リーグ制実現へ動き出したと書かれていた。 私は『一リーグ制』は長期的には100%失敗すると考えている。 一リーグ制の最大のメリットは新しい対戦カードの登場だが、ファンが現在の対戦カードに不満を持っていたと言うならともかく、そうでないのなら日本シリーズもオールスターゲームも失うデメリットの方が大きいのだから...


 ただ、上手く行くにしても行かないにしてもプロ野球の”一リーグ制移行”は避けられそうに無い。 プロ野球球団にとっての最大の収入源・テレビ放送権料はジャイアンツのいるセ・リーグが独占している。 不況に加えてプロ野球人気が低下、それに選手の年棒が高騰してパ・リーグのオーナー企業が莫大な負担に耐えられなくなったのだ。 動き出してしまった一リーグ制移行の流れは変えられないでしょう。 仮に今になって”ツネオ”の気が変わって二リーグ制を守ろうとしても...


 これからのプロ野球はどうなるのか。 今日読んだ週刊誌には”ツネオ”の構想として二つの新システムが紹介されていた。 一つ目は10球団を東西二地区に分けて順位を争い、両地区の首位同士で日本一を争うものですが、それだとジャイアンツとタイガースが順位を争う事が無くなってしまうと思うのですが... もう一つは日本のプロ野球を8~6球団まで減らし、韓国や台湾のプロ野球リーグを勝ち抜いたチームと”アジア一位”を決める『アジア選手権』を行い、その優勝チームがメジャーリーグのチャンピオンと”世界一決定戦”を行ってそれを日本テレビで中継するそうです...


 前に書いた事があるのですが、日本で全く馴染みの無い球団との対戦でテレビの視聴率が取れるでしょうか? 韓国や台湾のプロ野球リーグに関する情報は日本ではほとんど紹介されておらず、メジャーリーグだって日本人選手が所属する一部チーム以外はほとんど情報が入って来ない。 ちなみに、去年のメジャーリーグでのワールドチャンピオンはフロリダ・マーリンズなのですが、日本ではほとんど知られていないマーリンズとの試合を中継して期待通りの視聴率が取れるのか...


 今のプロ野球の”体質”を残している内はまともな改革も出来ないし、本当にファンを喜ばせる対戦カードを実現する事も出来ない。 結局今のプロ野球の破滅は避けられない。 だけど日本からプロ野球の灯は消す訳には行かない。 プロ野球”復活”の策を考えなくては...


ダ・ゾーンでW応援
 今日もカープは横浜スタジアムでベイスターズとの対戦でした。 例によってテレビ中継は地上波でもBSでもやっておらず(因みにベイスターズのテレビ中継権はTBS系とフジテレビ系が......


読売の遺産(後編)
at 2004 06/19 23:55 編集


 1582年6月3日... 備中高松城(岡山市)で毛利氏の軍勢と対峙していた羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)の陣に一人の男が迷い込んで来た。 その男は『本能寺の変』で織田信長を討った明智光秀の使者で、毛利氏を味方に付けようとして送り込まれたのだが、毛利軍の陣に近付けずに秀吉軍に捕まったのだ。 秀吉は信長に取りたてられて一兵士から信長の軍団を任されるまでになり、今まで信長の天下統一の理想の為に戦って来た。 その信長が死んだ。 これからどうして良いかと動揺する秀吉に彼の軍師である黒田(官兵衛)考高は「ご開運の時が来ましたぞ。」と囁いた。 気を取り直した秀吉は何も知らない毛利氏と和睦し、明智光秀を倒すべく急ぎ畿内へ向かった。 世に言う『中国大返し』である...


 秀吉はいつの時点で自分が天下を取れると思ったのだろうか? これは歴史の謎である。 一つだけ言える事は、『本能寺の変』で信長が急死するアクシデントが無ければ秀吉の天下統一など有り得なかったと言う事だけ...


 プロ野球のバファローズとブルーウェーブ両球団の合併が発表されてから一週間になる。 マスコミの論調を見る限り、プロ野球に話題性を取り戻す為にどうしてもセ・パ両リーグを統合したいらしい。 しかし、昨日も書いた通りこの『一リーグ制』はほぼ間違い無く失敗するでしょう。 今のプロ野球が何故面白く無く、テレビ視聴率や球場への観客動因が伸び悩んでいる(パ・リーグは必ずしもそうでは無いのだが...)のか、『一リーグ制』ではその解決にはならないからです。 仮に一リーグ10球団体制になったとして、今のプロ野球界の高コスト体質を改めなくてはまた脱落する球団が出るだけで、8球団...6球団...4球団と縮小し、その都度ファンの数も減って行くのは間違い無い...


 そして遂に読売がジャイアンツを手放す時が来るでしょう。 そんな事は有り得ないと思いますか? 今回の合併で近鉄のお偉いさんが言っていた事を思い出して下さい。 投資効果が上がらず、回収不能な事業にこれ以上資金を投入出来ないと言っていたはず。 読売だってそらは同じ事です。 ジャイアンツ戦のテレビ中継視聴率は下がる一方。 読売の上層部や株主の中にはジャイアンツに天文学的な投資をする事に不満の人も出て来ているでしょう。 今、読売が『一リーグ制』による巻き返しに必死なのは”限界”の時が近付いているからだと私は思います。 そして読売の”プロ野球撤退”によって現在のプロ野球は最後の時を迎える事になるでしょう... 悔しいですが。


 でも、このままでいいんでしょうか? プロ野球は儲からないからもう止める。 はい、そうですかと言う気には到底なれません。 今のプロ野球が潰れる事は仕方が無いですが、それでも日本からプロ野球の灯が失われる事はあってはならないと思います。 何とかしてプロ野球の再興をしなくては。 私も一ファンとしてプロ野球復活の方法をこの一週間考えていました。 ここで急ごしらえの『プロ野球・崩壊から再生のグランドプラン』を書いてみます...


 日本のプロ野球はまず読売がジャイアンツと言う球団を作ったところから始まった。 そして球団が増え、リーグ戦を運営する為にプロ野球機構が作られた。 プロ野球機構の役目はあくまで日程作りなどリーグ戦の運営と各球団の利害調整程度で、本当に重要な決定はオーナー達による話し合いで決まる。 プロ野球機構のトップであるコミッショナーもオーナー達による話し合いで選ばれている。 これでは機構による統制が利かず、プロ野球を面白くしようとしてルールを改正したくても出来ない。 そんなプロ野球の”失敗”を反面教師として作られたのがサッカーのJリーグだ...


 もうお分かりだと思いますが、私の考えるプロ野球再生の策とはサッカーJリーグをモデルとした新しいプロ野球運営組織を立ち上げ、そこにプロ野球球団が参加するシステムに作り替えると言うものです。 Jリーグの川渕キャプテンを始めとするサッカー界の指導者には野球にも関心が高い方々が多いと聞いています。 サッカー界の指導とご支援を受け、国内の有志企業や外資から出資をお願いし、Jリーグと理念を共有する日本サッカー協会の姉妹組織・『日本野球協会』を作ります。 日本で初めての”野球好きの、野球好きによる、野球好きの為のプロ野球”の実現を目指して...


 今日は本屋に行って来ました。 スポーツ雑誌の棚を見るとサッカー関係の本が圧倒的に多い。 今は人や物が国境を越えて飛び交うグローバル時代、いち早く国際化したサッカーがワールドスポーツとして繁栄している。 日本のプロ野球はメジャーリーグを手本として今までやって来た。 でも今、メジャーリーグに勝つにはメジャーリーグの真似だけでは無理なのでは? サッカーのシステムを取り入れてメジャーリーグを上回る早さで国際化に成功すればメジャーリーグより面白い野球を実現し、日本野球を守り、野球を世界に広められると私は思います。 まずは今度のオリンピックと来年のワールドカップでの”二冠”によって日本野球のブランド力を高める事から始めましょう...


 私達ファンがいる限り、プロ野球は永遠に不滅です...

 

カープBOM2004年6月(5)

2022-09-01 22:22:22 | Weblog
試合どころでは...
at 2004 06/16 22:56 編集


 今日もカープは広島市民球場でドラゴンズと対戦したが、終盤に追い付かれて延長戦で競り負けてしまった。 私はこの試合をテレビで見ていたが、客席はかなり寂しかったな... 何故かホームで勝てない上に、ホームゲームのほとんどがローカル放送で中継されるのだから客足も伸びない。 それと今、プロ野球界全体が”一リーグ”で揺れているだけにカープの選手もプレーに集中出来ないところもあるのかも知れないが... カープ球団フロントも選手側と話し合いの席を持った方が良いのでは?


 バファローズとブルーウェーブの合併騒動の中、両チームの本拠地である大阪市と神戸市が合併した新チームの引き留めに必死になっているみたいだ。 本拠地球団を失うと球場施設の維持・管理が容易では無い。 また、現在ブルーウェーブの本拠地である『ヤフーBBスタジアム』の名前はプロ野球の開催を前提に命名権を売却したはずだが、球団が大阪ドームに移転すると契約の問題で揉めるのでは... 私個人的には本当に合併するのなら四国や北陸など他地域に移転するべきだと思います。


 バファローズとブルーウェーブの両球団側としては合併により一リーグ制が実現すればジャイアンツやタイガースなど人気球団との試合が組めて全国中継などで収益も上がると考えたのだろう。 以前からパ・リーグ側が訴えていた交流試合が実現していれば一リーグ制になどしなくても実現していたカードなのだが... 安易に反対した(カープを含む)セ・リーグ球団の反省も必要なのでは...


ピースマッチ前夜

 今日もカープは東京ドームでスワローズとの対戦です。 こうして書いていても違和感がありますがオリンピックに続いてパラリンピックでも神宮球場が使われているのでしょうね。 例によ......


行くべきか、行かざるべきか...
at 2004 06/17 22:31 編集


 カープはドラゴンズに接戦の末逃げ切って連敗脱出です。 カープも金が無いし、選手も野球に集中するのが大変だけど頑張って下さい。 週末は松山でスワローズと試合だ。 それはいいとして、プロ野球も早く四国に地元球団を作るべきです。 最初は実感が持てないかも知れないけど、本当に球団が出来れば四国の人は応援・支援してくれると私は信じています。 とりあえず来年はJリーグのクラブが四国に誕生予定です...


 今日の新聞によると、ライオンズに台湾側から今度のアテネオリンピックにシュウ・ミンチェ投手とチャン・ズージャ投手を台湾代表チームの一員として召集したいと要請があり、ライオンズ側が両投手の意向を聞いたところ、チャン投手は召集に応じるが、シュウ投手は「今は大事な時なのでチームに残りたい。」と召集を断ったらしい。 ライオンズとしては日本代表にもエースの松坂投手を含む二人が派遣され、それに加えて台湾代表として二人が引き抜かれる事態になるところだったのだからライオンズとしては安心しているだろう。 でも、そもそもオリンピックに合わせてペナントレースを休止出来ていればこんな問題も最初から無かった訳で... ライオンズはオリンピック期間中の外国人枠一時拡大などの救済策も求めたが無視されたと聞くし、本当にプロ野球機構とは何の役にも立たない連中ではある...