小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

愛国心2

2015-05-10 21:40:45 | 政治
昨日の、「愛国心とは」について、まだ書きたいないことが、あった。

昨日の、「愛国心」では、現在、および、将来、に目が向いていた。

しかし、「愛国心」で、もう一つ、当然、目を向けなくてはならないものがある。それは、過去、である。

過去の日本人たち、である。アジア、および、アフリカ、全てが、欧米の、植民地にされるなか、命をかけて、それを、阻止してくれた、維新の志士たちである。

そして、第二次世界大戦で、命を捨てて、日本を守ってくれた、日本兵、特攻隊、だ。

その人たちの、おかげで、私は、ありがたい生活が出来ているのだ。

その感謝の思いが、愛国心だ。

しかし、日本は、大東亜共栄圏と称し、韓国、中国、東南アジアを、侵略してきた。

以前、東京都知事の、石原慎太郎が、日韓併合を、「韓国にちょっとだけ、干渉しただけだ」なんて、怒鳴っていた。バカも甚だしい。

「日韓併合」は、日本の、韓国に対する植民地化、である。

日本が、韓国を、どこまて、コケにしてきか、恥ずかしくて、仕方がない。

氏が、朝日新聞の記者に言っていたことと、同じことを、氏に言いたい。

「貴様。一体、どこの国の人間なんだ?日本の近代史、読んだことあるのか?」と。

愛国心とは、自国を守ってくれた、日本の先人達に感謝し、それを、誇りとすると、同時に、他国に対する、侵略を、自分のこととして、受け止め、謝罪の念を持つことだ。

少なくとも私にとっての、愛国心とは、そういうものである。

また、愛国心、とは、自国だけ、を愛したり、他国と比べて、優劣をつけたり、することでは、決してない。

イエス・キリストも、言っているように、「自分を愛するように、他人を愛せ」であり、他国の、歴史、文化、伝統、を、自国のそれと同じように、尊重することだ。

とかく、人間は、スポーツで、優劣、勝ち負け、をつけたがる。

私には、全くそういう感覚がないので、非常に、有難い。

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