小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

秋篠宮佳子さまフィーバー

2015-05-16 21:45:56 | Weblog
秋篠宮佳子内親王の人気がすごい。

写真集を出したら、50万部を超す、ベストセラーになるだろう。ついでに、歌手デビューも、ついでに、グラビアアイドルも。ついでに、CM出演も。

しかし、私は、秋篠宮佳子内親王に、それほど、熱狂的ではない。

中学生、高校生、あたりの頃が、一番、かわいかった。

それに、女の容貌は、生まれつきのものであり、それに、何の、抵抗も感じずに、無条件に賛美する、一億二千万の、全日本人を、私はバカだと思っている。

賛美されていない、皇族のことが、頭にない。

日本人は、デリカシーがない。

天皇陛下にあらせられては、眞子内親王も、悠仁親王も、愛子内親王も、黒田清子さまも、みな、等しく、愛しておられる。

ところで。皇太子徳仁親王は、敬宮愛子内親王に、父親として、非常に、強い愛情をもっておられる、ように、見受けられる。し、実際、間違いなく、そうであろう。

非常に、ほほえましい。


「はりきって、ものをいうということは無神経の証拠であって、かつまた、人の神経をも全く問題にしていない状態をさしていうのである。」
「デリカシィ(こういう言葉は、さすがに照れくさいけれども)そんなものを持っていない人が、どれだけ御自身お気がつかなくても、他人を深く痛み傷つけているかわからないものである。」
「まるで、あの人たちには、苦悩が無い。私が日本の諸先輩に対して、最も不満に思う点は、苦悩というものについて、全くチンプンカンプンであることである。」
「一言で言おう、おまえたちには、苦悩の能力が無いのと同じ程度に、愛する能力に於ても、全く欠如している。おまえたちは、愛撫するかも知れぬが、愛さない」

(太宰治「如是我聞」)

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