結局のところは・・・

落とし所って事で＠CNN
イラン領海外で拘束されたとオフィシャルなコメントが流れている英海軍兵士が、恩赦の名目で釈放されるそうな。

恐らく、国内向けのプロパガンダ的な要素と、煙たかったイラク領方面への破壊工作支援への掣肘って所でしょう(メインは、国境となっている河川なんかでしょうが)
ま、どちらが正しいかなんて言えませんけれども(データなんて改ざんすれば良いし)

直接交渉の呼びかけを評価したと有りますが、実のところは戦備不足(あと、イランの軍事力は、西側正規軍相手じゃ張りぼてレベルだし)といった所でしょうか。
其の辺、裏の痛し痒しという所かな。
戦備不足は、英米にも言えることですが・・・可能なオプションとしては、悪化する方向であった場合、人質奪回と空爆による施設破壊に留まったかと思います。
核開発関連の施設や関連インフラ・人員殺傷を目的とした攻撃へとエスカレートする可能性は考えておいて良いでしょう。
更に言えば、その場合、イラン産原油の輸出はストップする形になると思われるので、原油やそれに連動した分野で値動きがあるでしょう。

さて、明日のポンド・ユーロ・ドル・円の値動きが、コレにどのような影響を受けるかですね。
この報道が、どのような形で材料になるにしろ、原油関連の相場は見ておいたほうがよさそうに思えます。

PS.
でもね、イランとドンパチが始まる場合、紅海の出口がふさがっちゃう可能性があるので・・・其の辺、アメリカの機動部隊の動きもチェックしておいたほうが面白いですよ。
間違いなく、イラン沿岸を機動部隊で掃射するはずですから。