弱いんだったかな。
クリミアからこちら、制裁で重要な電子部品が入手できなくなっていて@JBperss
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69526
モロに響いているよなって話……既に見つかっているのですが、ミサイルの残骸に中国製の汎用電源基板がソノママ使われていたって可能性を示唆する(詳細不明)ツイートとか有ったりする訳で。
余りに酷いミスショット率(60%)からすると適切な品質管理/メンテナンス体制の欠如か崩壊か?……それとも、適切な電子部品を調達する事が出来ず汎用品で無理矢理誤魔化しているので、兵器に組み込んで使う場合の適切な設計が出来ていないが故に実用面でエラーを吐いて機能していない可能性が出てくる訳。
樹脂で固めれば……というのも、このあたり熱伝導樹脂なんかを使ったり樹脂で固めつつも適切な放熱板を部品に接触させてから固めるとかそう言うレベルにも達していないんじゃなかろうか(なんか商用オフザシェルフ:COTSベースでの思考を真似る際に参考になるな……電動ドローンだと相当にレベルを下げられるし、動かすと発熱する部分なら発射前のテストと発射後の動作チェック除いて極力眠らせるってのも考えられる)
で、資源産出国であるが故のジレンマとして、高分子化学とか其方も相当に弱くて素材レベルで作れないモノが多いのであろうと言う事(実験室レベルは知らんけど、大規模量産プラントってなると?)
そして、冷戦崩壊後に西側製の高性能かつ一般用途も含めて多用されている製品に押し潰されてサプライチェーンを失っている(ま、東欧の化学プラントで作られていたのかも知らんけど全部失った様なモンだろう)し、自ら再建するだけの需要も……有るかなぁ?ロシアが戦時体制化して無理矢理構築したとしても、何処まで持つかという話になるし国内のネットワーク維持ですら消耗品/鋼管機材の都合を考えると半年から1年でネットワークが麻痺するのが目に見えているとなると寒い話になる。
エンジン・冶金学に絡んだ所で強みはあるけれど、実はそれを生かすための高度技術製品&高性能素材に専用部品なんかで躓いて居るロシア製品……COTSに適した設計(軍用グレードで無く、汎用品で何とかする前提の設計)にはなっていないって事かもしれない。
プロパガンダの可能性もあるし、吹き飛ばされた建物で使われていた電子部品の線も有るんだけど@twitter
https://twitter.com/Daway_1/status/1502685741775654912
例えば、熱伝導樹脂で固めつつ、コンデンサの配置や高さを揃えてヒートシンクで挟み込んで……って工夫したら、何処まで高耐久性を備えた製品に近づく事が出来るかなんて思考も出来る訳ですがどうなんでしょうね。